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爽快!少年漫画のような風魔忍者小説! 〜風魔〜

仕事を終えて今日は早めに帰宅。
なぜなら明日はそう・・・

天下一忍者決定戦があるからでござる!

毎年5月3日に小田原で行われる北條五代祭り
戦国時代の北條家武将軍団に身を扮した者達が、小田原の町を闊歩するお祭りだ。

49回目となる今回。
新たなイベントとして「第1回天下一忍者決定戦」が行われることとなった。
いかにして天下一の忍者を決めるのかというと。。。。

かけっこ

でござる。
150m走一本勝負なのでござる。

しかも優勝者には・・・

六代目風魔小太郎の称号 がもらえるのだっ!!

1600年頃に五代目が処刑されてから実に410数年。。。
この伝統的な風魔の称号がかけっこで決まってしまうとは。。。
ベ○ータさんも、「まるで風魔のバーゲンセールだ!」と言いそうでござるw

拙者は明日これに行ってくるでござる!
参加者は100忍を越え、しかもスタート位置は抽選で決まるということなのでほぼ無理だろうw
まきびしをバラまいて、戦国無双3に出て来た風魔小太郎のように会場を混沌に陥れようかと模索中であるw

【戦国無双と戦国BASARAの風魔氏】



さて、そんな出だしでちょうどよいので少し前に読み終わった小説を紹介しておきたひ。

【宮本昌孝「風魔(上)(中)(下)」祥伝社文庫】

※横に並べるとかっちょよい!!!!

「北條五代記」における「身の丈七尺二寸、筋骨荒々しくむらこぶあり、眼口ひろく逆け黒ひげ、牙四つ外に現れ、頭は福禄寿に似て鼻高し」の記述で有名な、めっさロマン溢れる忍者について、文庫でぶちぬき3巻も要して創られたストーリーでござる。

舞台はもちろん、戦国時代後期。
秀吉による小田原攻め〜徳川幕府の成立時頃まででござる。

上述の古典においても化け物的な描かれ方をしている風魔小太郎だが、この小説で描かれる小太郎も、ストⅡで言う弱パンチだけで人を殺せてしまうような、スーパー怪力忍者であった。
それはもう、小太郎の現れるところ敵なし、負け知らずで、まぁバッタバッタと敵をなぎ倒してくれる。

しかも理不尽な殺しや裏切りなどは嫌いで、女にも優しく、仲間も大事にする。
本当に悪人だったり、自分を狙う者しか懲らしめない。
ときには悪人であっても「お前は寂しいやつだな」といって見逃したりする。

忍者的には「なんだそりゃ?」というツッコミどころはあるものの、、、
時代小説にしてある種の「少年ジャンプ」的なノリがとても面白い小説でござった!!
この小説の方が先だけど、小太郎=ONE PIECEのルフィみたいな感じですw


しかし、この小説の面白さはそれだけではない。

実在した忍者や、忍者と疑われている人物、伝説の忍者も含めて、登場する忍者のなんと多いことか!
言ってみれば「戦国後期★忍者オールスターズ小説」といっても過言ではない。

風魔衆はもちろん、服部半蔵正成正就、曾呂利新左衛門、唐沢玄播、山岡道阿弥、二代目望月千代女高坂甚内、鳶沢甚内、庄司甚内、柳生宗厳、黒脛巾組などなどなどなど・・・
拙者のブログでも取り上げたことのある忍び達であるが、忍者ファンなら誰しもが名前を聞いたことがあるであろう、あらゆる勢力の忍者達が勢揃いするのである。

彼らはストーリーが進むにつれ、時に小太郎と敵対し、時に小太郎と共に戦い、裏切られたり助け合ったりしながら、最後のクライマックスに進んでいく。
そう、なんといっても一番の見物は最後のクライマックスのバトルロイヤルシーンなのでござる。

最後は、
伊賀忍者 vs 甲賀忍者 vs 風魔忍者 vs 柳生 vs 唐沢(一人) in 江戸城
というとんでも戦闘シーンがあり、これがまた爽快なのでござる!!

上巻のときは、最初は歴史的な背景が掴みづらく盛り上がらないが、中→下巻と行くに連れてどんどんとはまっていってしまう、そんな小説でござった。
なんかこう書くと「とんでも小説」みたいなイメージを抱かれてしまう気もするが、忍者以外の時代背景や史実はしっかりされているので、そこが覆されて妙に冷めることもない、とてもよくできた作品だと思います。

ちょっと長いけど、忍者でも自由に生きる姿を模索したい方、爽快感を味わいたい方にはぜひオススメでござります!!!


こんなめちゃめちゃ強い風魔の称号はすっごく欲しいけど、きっとそんなに忍者に興味ない地元の高校生とかがノリで参加して、優勝とかしちゃうんだろうな・・・w

伝統のある重みのある称号を、あんまり安売りして欲しくないぜ・・・



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武蔵一族祖先・柴田日向守の眠る地へ! 〜随徳寺〜

この「萬川集海」のブログもついに100エントリ目でござる!!
これまで読んでくださった方、有り難き幸せでござります!!

1記事1記事が長いのでそんなに更新もできず、しかも読んでくれた人からは

「長いよね・・・」

と言われるけど(笑)、twitterやfacebookと違って、文字数を気にすることなく自分の好きなことを書けるのがブログのよいところ!
今後とも長いけど中身はそんなにないブログ(笑)を徒然とつづっていきまする!


さて、記念すべき100記事目のエントリに何を持ってこようかと考える朝。

今、忍者「嵩丸」として全国的にも仲間ができ、いろんな忍者情報も入って来て非常に楽しく活動させてもらっているが、これはやはり最初にお声をかけていただいた江戸忍者一族「武蔵一族」のおかげ。
代表である柴田朱雀様にお声がけいただかなければ、こんなに世界は広がらなかったであろう。

ということで日頃の感謝を込めて、しっかりと御礼をお伝えしたく、今日は柴田日向守剛中が眠るといわれる菩提寺にお墓参りに行って参りました。

以前朱雀様が見つけてくださった、昭和初期に書かれた柴田日向守のお墓に関する本の情報を頼りに、東京は台東区鴬谷・入谷にある「随徳寺」へ。

【日比谷線入谷駅 B2出口から徒歩3分】


完成な住宅街のなかに、ひっそりとそのお寺は佇んでいました。

【随徳寺】



あったあった!!
テンションを上げながらさっそくお墓密集地帯に潜入させていただきました!!

【びっしりとひしめいております】


(失礼いたします〜)
と小声でつぶやきながら1つ1つお墓を丹念に調べまする。
なかなか見当たらない。
事前情報では1.2m、幅1.8mほどのそこそこ大きな墓碑のようなのだが。。

しばらくすると、大きさは違うのだが、柴田家のお墓を2つほど見つけました!!




だが事前情報によると、柴田日向守のお墓は明治に作られたはずで、これらはあまりにも新しすぎる。
下のお墓は大正にできたもので大分年期が入っていたが、記されている戒名が違う。
多分家紋も違う。

他はどこを見渡してもないので途方に暮れていたところ、たまたまお寺の人がいらっしゃったので聞いてみることに。

嵩丸「柴田日向守のお墓ってここにありませんでしょうか?」

お寺の方「誰ですかそれ?」

なんと、、、お寺の方も認識をしていないようだ・・・!!

徳川幕府の外国奉行で活躍した人であることや、事前に調べた調査結果をお話して「へぇ〜」と納得してもらったが、今の寺の者でその人のことを知っている者はいないだろう、とのことであった。

うっそ〜んw

話を聞く限りだと、大正12年に起きた関東大震災でこの辺りも墓が崩れまくり、復興の過程で引き取り手がいない場合は処分してしまった可能性もある、とおっしゃっていた。
だが、随徳寺で日向守の墓碑を研究した情報が載っている墓碑史跡研究書の発行日は昭和2年。
もし原稿が5年以上前に書かれたものでなければ、確かに昭和に入ってからも存在するはずである。

調べた情報はデマだったのかな。。どっか違うお寺なのかな、、、と諦めた瞬間・・・

お寺の方「江戸時代からずっと過去帖が残っているのですが、よかったら見てみましょうか?」

と提案してくださったのです!


以前自分の家系のルーツを探ろうとしたときに存在を知った過去帳。
(菩提寺が九州なので、結局まだ何もしてないけどw)
その寺の檀家や信者の俗名、戒名、死亡年月日を記す帳簿のことでござる。
歴史ある寺だと江戸時代から残っているものなのでござるな!!

お寺の方が家に入り、待つこと数分・・・

めちゃめちゃいい感じに歴史を感じさせる色あせた帳簿が出て参った!

その表紙には「明治10年 過去帖」と記載がありまする。
他の方のお名前などもあるので周りは隠されたけど、ちょうど日向守の没した日、明治10年8月24日の欄に

「金剛院釋光中居士  俗名柴田剛中」

とあるではないかッ!!!!


確かにこの寺にあったのだ。
武蔵一族の祖先である日向守のお墓が。

そしておそらくであるが、日向守様はいまちょうど拙者が立っている場所辺りでお眠りになっているのだ。
その後どこに行ってしまったかのかはわからないが。。。

お寺の方に「また子孫の朱雀様を連れてきますので何かわかったら教えてください!」とお伝えしました。
血を引いている彼女だったら見つけるかもしれない。
ぜひともひいお爺さんに合わせてあげたいです。

門から出たところで、もう一度手を合わせ、その場を後にする。

いつもありがとうございます!
これからも武蔵一族を盛り上げて参りますので見守っててくださいませ!

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元カリスマ予備校講師による忍者史講座(汗)! 〜JICA「忍者史・秘密結社」〜

日々いろんな忍者活動をしているが、今日は久々にかなりの衝撃が走った日でござったw

今日は月1回の武蔵一族の忍術講座。
忍者の心法について。
非常に難しいが大事なことを教えてもらったっす。
習得までには一生かかるんだろうなぁ。


そして夜から池袋で、とある講演に参加して来たでござる。
なんと元代々木ゼミナールや早稲田ゼミナールでカリスマ予備校講師として有名を馳せた、竹内睦泰さんが忍者史と秘密結社について講演をするというのでござる!

拙者も大学受験のときマイナーな予備校に行ってたので存在は知らなかったが、、、
今思うと周りの代ゼミに行っていた友人で日本史は竹内がどうのこうのって言ってた気がする。
時期もそんくらいだったし。

▼昔の竹内氏の講義



この動画も講演が終わってから探したのだが、いやー、やっぱり熱くて覇気がありまするね。
高校のときは歴史なんて嫌いだったので、政治経済を選んだ口だったけど(笑)これだったら受けてみたいでござる。
しかも、古神道協会の理事長をやっていたり、第73世武内宿禰・南朝小倉宮正統竹内文書伝承者というプロフィールがあったりと、絶対凄い人で凄い話が聞けるんだろうなぁ、と楽しみにしており申した。

wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%86%85%E7%9D%A6%E6%B3%B0

だが、、、、
この後すぐにわかるのだが、時の経過というものは、ときに人を残酷な方向へと導いていくのである。。。


今日の忍務は、午後イチの忍術教室を一緒に受けた冨丸若と一緒!
冨丸若は歌舞伎の女形もできそうなほど端正な顔立ちをしている忍びでござる。
仕事も同じ業界で、いろんな面白いことに興味津々なおもろい武蔵一族の仲間です!

【冨丸若(FBから勝手にw)】


19時10分前に池袋の東京芸術劇場内のミーティングルームへ到着。
ロビーに行くとソファで冨丸若が寝っ転がりながら伊賀忍者検定の公式テキストを読んでおりましたw

そして部屋に入り待機。
決して広くないけれど、席は一応ほとんど埋まっておりました。
周りの人を見渡すと、なんかバッジ?のようなものを机の上に置いている人がいる。
どっかの社員の人なのかな?くらいしか思わなかったけど。。。

待つこと数分・・・

ギュイーンン!!!!
ジャジャジャジャーーーーーーーン♪


と、どこからともなくビジュアル系バンドテイストの音楽が鳴った(スタッフらしき人がiPhoneを鳴らしてたw)と思ったら・・・

竹内氏が入って参りました!


すると周りは拍手喝采!
正直ようわからずついていけなかったが、まあいい!w
きっとよくある予備校時代のパフォーマンスなのだろうw

こうして講演が始まったのだが、、、いきなりでっかい声で

竹内氏「こんにちは!!!あqwせdrftgyふじkろp; です!」


嵩丸(・・・・?)

竹内氏「こんにちは!!!!!!!!!!!」

周りの参加者「こんにちは!!」

何を言ったのかわからなかった・・・
一気に異様な空気感を感じ取った拙者でござった。

そして続けてこうおっしゃいました。

竹内氏「我が竹内家は、代々同一人物なんでしゅ。先祖の意識を全て承継するんでふ。先祖が何を行ったのか、誰とチューしたのか、誰とエッチをしたのかすべてわかるんです。ぐへへへへ。」

嵩丸(・・・!?)

竹内氏「今回は忍者史と秘密結社ということで話しまし。みなしゃんが忍者に興味があるのか、秘密結社に興味があるのかわかりましぇんが、ここに来ている皆さんは秘密結社の会合に来ているのと同じでし。そうでし。みなさんはもうアウトでし!ケケケ・・・」

参加者一同「ぐわはははははははははははははは!!!!!!!」

嵩丸(・・・・・・・・・!!?!?!?!?!?!!?!)

なんだこの宗教的なノリは。新興宗教的な雰囲気は・・!
終わった。。。
拙者は来ては行けないところに来てしまったのだ・・・

拙者はそう思ってさっき払った5000円の行方を考えはじめたのであった。。。

上に紹介した動画とは全然違う。
滑舌がとても悪く、目つきもなんかやばい。。。
一体何があったのか。。。

▼最近の竹内氏の感じ(なんか怪しくなっている・・・)


話し方と何度も同じレベルの下ネタがとっても気になり、内容にあまり集中できませんでした。。
まぁ、もしかしたらパフォーマンスなのかもしれないが。。。
ちょっと拙者には受け入れることができなかったでござる。

しかも周りの人も信者のようにこの方のお話で笑っている。
特に後ろの人なんかサクラのように「へぇ〜」とか「おもしろすぎる」とかつぶやいていた。

やっぱり雰囲気とか話し方とか見た目って大事でござるな。
もっと昔のハキハキしたときの竹内氏の話を聞きたかったでござるよ。


さて、肝心の忍者史の内容といえば、確かに一般の方には「へぇ〜」という内容だったと思うが、拙者にとっては特に真新しいことはなかったでござる。
大和時代を先祖に持つ竹内家だけあって、最初に志能備として働いた大伴細人のところが、一般的に世に出ている情報よりは少し詳細に説明を受けられた、というところくらい。

行く前に竹内氏のブログだけ読んでたのだが、ここに書いてある内容どおりの講演でした。
これを読んでおけば十分かと思いまふ。

▼日本歴史文化研究機構ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/takeuchisukune/diary/201304230000/

だが、最後に参加費に見合う(?)プレゼントをいただきましたw

【前の席の人が持っていたバッジ!!】


や、、やったーーーー!w


帰りに冨丸若とそのご友人と一緒に、今回の衝撃の余韻に浸りながら、そしてこのバッジの使い方を相談しながら、つけ麺を食べました。

でも公家の武術である竹内流という流派の話はおもしろかったす!
公家は、首と肩で短刀を挟み、そこから抜くのですと!
あんまり「それ使えなくね?」って思ったけど!w

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伊賀NINJAフェスタ乱入! 〜伊賀之忍砦〜

川上先生のありがた〜い講義のあとは、こちらも同じみ、伊賀之忍砦事業への参加でござる!

菜の花も綺麗に咲く4月。
伊賀は毎年恒例の「NINJAフェスタ」の真っ最中であ〜る!

この時期は伊賀上野の城下町が忍者一色になりまする。

いつもは伊賀ですら忍装束を着ていると浮くわけなのだが、この期間だけは街ゆく人々がみな忍者服を身に纏っておりまする!
これはなかなか面白き景観でござるよ。

当然NINJAフェスタを盛り上げるべく、伊賀之忍砦の面々もこれに乱入していきやす!

が、その前に腹ごしらえ。
腹が減っては忍活はできぬでな。

ということで、去年までNINJAフェスタの実行委員会長をやっていた池澤さんのお店に向かう!

【横断歩道を渡る忍者】


【すげー集団だw】


【手前の老忍が池澤さんです】

じゃんけん忍者と可愛らしいくノ一もいますよ!!

店に入る前に目撃した、あの赤目修行でもご一緒したかげさんの後ろ姿。

これはなんだろう・・・
あとで種明かしがありますのでお楽しみにw

【皆でワンコインランチを堪能いたしたでござる!】


写真にも出てたが、なんと今回は、犬山忍者の方々まで駆けつけていらっしゃいました!
前からかっこいいなぁ、と思っていた疾風の刃さんとココで初めてお話することができ申した!
メチャメチャかっちょイイ忍鎧(?)は、やっぱり街ゆく人から一番の人気でござる!

錫杖がかっこいい黒影さんと、去年の手裏剣大会で準優勝した高校生も来てました!!

【愛知忍者連合衆!】


NINJAフェスタは、伊賀の城下町内に点在する、様々なアトラクションが楽しめる道場を回ってスタンプラリーを集められる仕様となっている。
腹を満たした忍集団一行は、まずは一番人気である手裏剣道場へと向かいまする。

道行く人々もみんな忍装束なのだが、
「なんかあの人達クオリティーがちげー!」
と周りで騒がれておりましたw
さすが本場の忍者たちでござるなw

【手裏剣道場の前で】


中央前方で殺られてしまったのは、かげさんでござります。
拙者は悲しくてやっとの思いでシャッターを押したのに、仲間の殉職にみな笑顔です・・・
こうやって使うのかw
このあとちょこちょことこの死骸が出て参りますのでご了承くだされw

【そしてどこでもすぐに始まってしまう撮影大会w】


【千姫はやっぱり人気でござる】



【赤影と名付けれられた、くノ一用装束に身を固めた青年】


そんなとき、後ろからトントンと肩を叩かれ振り向いてみれば・・・

【やぁ、おいら白ひげ。イカしてるだろ?】


いや、怪しいです。
変質者かと思いましたw
白ひげさん、これFacebookなどで外人からも「ちがう!」って注意されたそうですw


次なるスポットは「むらい萬香園」。
この前の城下町散策で抹茶スイーツをいただいたところだ!

忍びの末裔で、おもしろおかしい村井さんというおじちゃんがやっているお店なのだが・・・

【うわ〜w】


完全に変態になっている!!
これを変態と言わずしてなんと言い表せばよいのだ!!

拡声器を置いたと思ったら今度はヘッドマイクを起動。
拡声器いらんやんw と伊蔵さんとツッコミながら見ていると・・・

【忍法・・・】

といいながら一般女性のもとへ駆け寄っていく村井氏。

袋包みの術!
(だっけ・・?うろ覚えです・・・)

といって女性に抱きつきましたw
あまりに厳かなシーンだったので、思わずシャッターを切るのも忘れてしまいました。

【ニヒルな笑みが憎たらしいw】


もうなんかすべてを通り越して尊敬の念さえ湧いてきましたわ!w

でも抹茶のアイスを振る舞ってくださいました!
ちょっと寒かったけど、相変わらず美味しかった〜!!

【アイスを待つ180超え長身3忍衆】


【休憩中でも様になる黒影すゎん】


【アイスを食べる忍び達の横には 変態×変態がw (すいませんw)】


【むらいえんでパチり】



すぐそばには白ひげ薬局・・・じゃなくて白ひげさんが構える整体院がござります!
伊賀上野散策に疲れたらここによるべし!!

【普通の整体院かと思いきや・・・】


【忍者が忍んでます!】


そして池田先生が受け持つ、次なるスポットに向かう途中。
我々の目に映り込んで来たのは・・・

【だんじりの準備風景!】


山車の模様がかっこいーー!

ということで背景を出しに山伏のOさんに写っていただきました。
この方は修験道の本場・金峰山で何度も修行をされている大阪の方。
黒党が取り仕切る伊賀忍術復興保存会の表紙を以前飾られていて、かっこよすぎんべ!って思ってたら、お会いすることができました!
ノリのいい関西弁が心地よく、いろいろと修験道について教えていただきました!
拙者も今度行ってみたいでござる!

【マジ決まってます】


【外人にも大人気の武蔵一族くノ一衆】


そうこうしていると、なんと奇跡的に・・・

【やせいの ゆかさんが あらわれた!】


有香さんのことが大好物のしころちゃんはまたもテンションがMAXになっておったぞw

ここで阿修羅のショーがあと10分で始まるということを聞きつけ、急遽上野城へ馳せ参じることに。
忍者が忍者を見る、異様な光景となりましたw



【お約束の掴み 傘まわし】


【お兄さんの昌之助さん】


【弟さんの知之助さん】


【抜群の刺さり具合】


【お父さんの半蔵さん】


【スーパーくノ一 未央さん】


相変わらずのハイクオリティなショーでござった!!
ってか阿修羅HPのプロフィール見てたら知之助さんって同い年なんだな。。。
全然足下にも及ばんわーw

【鎖鎌のショーはやっぱり凄い】


クライマックスが終わると手裏剣の体験ができるコーナーへの案内なのだが、、
その案内忍が・・・

【道順さん!!】


最近阿修羅でお手伝いをしている伊賀之忍砦メンバーの道順さん。
そのうちショーにも出演していただくことをメンバー一同で希望しております!!

ショーが終わると、伊賀之忍砦もお客さんとの撮影に臨んだでござる。

【かげさん、安定の死骸役ですw】


その後なんと阿修羅とも撮影させていただけることに!!

【未央さん × 小しころ】


【恥ずかしかったけど千ちゃんに勧められて撮ってもらいましたw】


【やはりw】


【なんなんだw】


そして・・・
【阿修羅×伊賀之忍砦!!】


こんなクライマックスなときでも、拙者が写っておらぬ・・・w
なんなんだこの影の薄さは・・・w
もう影に徹する専属撮影忍になろう、と今ここに誓いました。

一旦上野城を脱出し、池田先生のいる道場へ!!

【先生がお出迎え〜】


【道中でも植物講座が始まります】


【忍者パズル道場】


池田先生の受け持ちスポットは、忍者パズル。
非常に右脳を使わせられるものばかりでござりました。
全然できなかっただよ・・・
考案は池田先生らしい。すごいっす!!


【謎に挑む忍びたち】


【千ちゃんが輪に入れない子みたいになっている瞬間】


このとき、先生に隠し部屋まで呼ばれて、あるものを見せていただいた。
こ・・・コレは!!!
おそらく来週あたりに公開されるだろうから、それまでの秘密でござるが、拙者もついにメディアに名が刻まれることになりそうでござる!


さて、パズル道場を終えた一行は、再び上野城へ。
なんと阿修羅の稽古を見せていただけるということになったのだ!!

なんとも圧巻でござった。。
写真は撮れないしあんま詳しく書けないけど、ぎりぎりの武器の交差など、ほんと迫力のある稽古であった。

ー 伊賀が頑張らねばならない。

半蔵さんは、そうおっしゃっていた。
忍者の母体である伊賀で、阿修羅が忍者像として日本を背負っていかねばならない責任の重さとそれに体する自負がひしひしと感じられた。
ぜひともさらに技を磨いて、もっともっと格好いいショーを追求して欲しいと感じました。
きっと全国の忍者ファン達もそれを祈っておりまする。

こんな普通では体験できないことを、一日でたくさんすることができた。
何時間もかかるけど、行く価値がありますな、伊賀には。
ただ来月は2週連続でイベントがあるため、かなり迷っておりまするw



最後に恒例(?)の余談を。

阿修羅の音響をやっている女性がいたのだが、この方もすっごく綺麗な方でした!w
忍者博物館の職員だった方みたい。

(ぜひ一緒に写真とか撮ってもらいたいなー)

とか密かに思ってたけど、何にも口実がないので(笑)今回はとりあえず止めておきました。
みんなに怒られそうだしw

だがその後、阿修羅の稽古が終わって真影店長の車で送ってもらっていたところ、拙者は大変な事実を耳にすることになる。

真影さん「あの子は知之助さんの嫁はんやぞ」

・・・なに!?

そ、そうだったのか・・・
まだ大学生くらいだと思ってたのに。。

危なかったでござる。。。
あんなところで「写真撮ってください!」なんて言おうものなら、知之助さんに鎌手裏剣でざっくりとやられていたところでござるよ!!!
本物の忍者を怒らせてしまったらと思うと、、、
拙者は真影店長の車の助手席で、失禁をする一歩手前まで恐怖におののいたのでござった。。。

有香さんに引き続き、伊賀のくノ一達はホンマに油断ならないでござる。
ヘロヘロした男どもが生半可な気持ちで伊賀に足を踏み入れると、痛い目に合われますぞ・・・!

こうして今回も恋狼煙を上げることなく、伊賀遠征が終わったのであった。。。

==========
またしても
露と消えにし
恋狼煙
==========

※あ、別に彼女を捜しに伊賀に行っている訳ではないですので、あしからずw


【そしておまけ】

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甲賀伴家忍者・川上仁一先生講演! 〜三重大学伊賀忍者講座・忍者の身体〜

さて、恒例の三重大学の定例講座、今日も行って参ったでござる!
今回の遠征は都合により独り日帰りとなったので、ただいま電車の中から即日更新ですw

今年度より「忍術書を読み解く」というテーマでスタートする全6回の講座。
2013年度の記念すべき第一回目は、なんとあの最後の忍者と言われた、川上仁一先生が教鞭を振るう!

今回のタイトルは「忍者の身体」。
小さい頃から甲賀流忍法を叩き込まれてきた川上先生の話だ。
楽しみにならないわけがないでござろうw

忍者になるための身体作りはどう行われ、結果としてどんな術を身につけることができるのか。
忍術を扱うためには何が必要となってくるのか。

そんな喉から手のみならず、肩くらいまで出てくるほど知りたい知識を、残っている忍術書と川上先生の経験から惜しげも無く披露された神懸った回でござった。

ポイントだけまとめてしまうと以下のとおり。

・まず健康な身体、知性、敏捷性、忍耐力、そして正心が必要。
・人間の生体的限界を越えるようなことは、基本的に忍者だってできない。
・あっと驚くことを見せられたら、大体は法術や奇術といった類いのものであり、本当にできるわけではない。これは忍術でも奥義でもなんでもない。
・だが、無理だと思っていても意外とやってみるとできることがたくさんある。
(身体に針100本刺すとかw)
・一番重要なのは、本来できるけどやるには勇気がいることをやりぬく「精神力」と「日々の鍛錬」である。
・どんなに秘伝を教わって頭でわかっても、鍛錬によって身体に染み込ませなければ動けない。
・そして用いる術は、絶大に信頼できるものでなければならない。伝統的なものはやっぱり強い。
・トレーニングの際は、まず基本は言われたとおりに身につける。そして自分なりに変えてみて、一気に爆発させる(序▷破▷急)
・忍術は現代には即さないものが多いが、自分なりに応用できるものを取り入れたらよいのではないか。


具体例として、忍者の仕事に必要な指の力の鍛え方とか、肩の外し方とか、忍術の基本を、動作を交えて教えてくださった。
こんな貴重なのはなかなかない。
非常にいろんな気づきを与えてくれた講義でござった!!

やっぱりそんなに人間離れせず、ヒトの身体の構造や習性、心理などを活かしたものが忍術なんだな、って、嘘の忍術と本物の忍術の境界線?なるものがだいぶハッキリしてきたでござる。
ほんと何時間もかけて伊賀に行ってよかったって思える収穫でした!

で、もう一つ得られた収穫は、今武蔵一族の忍術教室で教わっているのも、同じことだったってこと。
毎週第4土曜日に頭目が教えてくれている忍術教室で一度教わった「跳躍するとき」「通常のとき」の呼吸や重心の使い方の話が、今日川上先生がおっしゃったことと全く一緒だった。
おそらく川上先生と頭目はお会いしたことはないと思うが、甲賀流忍術と同じで、武蔵流忍術も原理に基づいた本物の忍術であり、それを教えてくれているのだと確信した。
東京でこれが学べるなんて、本当にありがたいと思ふ。

来週は忍術教室なので、こっちも楽しみにして参ろう〜!!



ちなみに余談だが、この講座に出席するために伊賀鉄道に載ってきたのだが、会場についたとき
「か、、、会社から貸与されている iPhoneがない・・・」
ことに気づいてしまった。。
どうやら伊賀鉄道の車両内に落としてきてしまったようだ。。
なくしたら顛末書ものなので、めっちゃ気になってあんまり講義も頭に入らんかったでごわすw

講義が終わったら速攻伊賀上野駅に向かい、おそるおそる駅員さんに聞いてみると、、、
なんと届いておりました!!!
助かった〜(涙)

誰だかわからないけど、届けてくれた人、ありがとうございました!!!
東京だったらまぁ間違いなくしばらくは帰ってこなかったでしょう。。
まさか1時間半の間にすぐに手元に戻るとは・・・!

反省すべき点ではあるが、今回のことで伊賀のこと、伊賀の人々のこと、もっと好きになりました!
伊賀の人々に正心は根強く生きづいているようです。
これからも拙者が協力できることはしていきたいと思いまする!!

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