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甲賀流忍者検定中級合格! 〜甲賀流忍者フェスティバル2013〜

帰りの新幹線でまとめた速報でござる!
第6回甲賀流忍者検定の中級、見事合格して参りました。

思えば何を血迷ったか去年の下半期は甲賀流忍者検定の中級の解説何ぞを始め、知識も乏しいのに身の丈を知らない生意気なことを書きまくっていたのが懐かしい。

時を遡ること6年前。
拙者がまだ大学生の頃でござった。
まだ1人で忍者活動をしていたころ、第1回の甲賀流忍者検定を受けにいったことを思い出す。
その頃の様子を、今はほぼ使っていないmixiに書き込んでいたので以下転記しよう。

▼タイトル:超難関試験に合格!!!



昨日、学生生活の締めくくりとして、滋賀県にて「第1回 忍者検定」受けてきました !

50問中30問正解(1問2点)で合格なんだけど、
初級ということで、無勉強でなめてかかりました 。
そしたら試験説明してるオッサンが
「試験問題作ったら難しくなっちゃいました」って・・・w

案の定、メチャメチャ難しかった。。。
甲賀武士の菩提寺である高徳寺の場所はどこか。って解るかいっ!


でもなんとか70点を叩き出し、見事に合格っ!!!
46人が合格し、19位でした・・・まずまずかな 。。

今や、司法試験や公認会計士の人数よりも少ない資格者ですので、
超難関資格と言えるでしょう!!!!!!
今後履歴書には「平成20年3月 忍者検定初級合格」と書けるので、
転職には困らないはずです 。


来年は中級です。
今から勉強すればみんな間に合うよ !!


皆の者、これからは背後に気をつけてくだされ。


高徳寺を知らないなんてまだまだ甘いなw
なんか小さい「っ」とか使ってて文章が若いしw
あと、3番目の写真の一番前に座っているのは池田先生であろうか??
後ろ姿がめっちゃ似ている・・・
昨日聞いてみたけど覚えていないとのことw
そうじゃなかったとしても、当時はこんな忍術研究家の方などと知り合えるなんて夢にも思わなかったなぁ。

当時の忍者検定は、一番はじめの年ということもあり混乱を極めていたし、規模も小さかった・・
初級なのに合格率が50%を下回るという難しさにも笑ってしまうほど戦慄したw
「にんじゃえもん」もまだいないし、全てが始まったばかりだった。

新社会人となって忙しくなったこともあり、その後中級は受けられていなかったのだが、忍者熱もまた再燃し、今回応募してみたのでござる。

それにしても・・・
今回の忍者検定はひと味違う!!

甲賀流忍者検定のみではなく、「甲賀流忍者フェスティバル」と名を変えて、甲賀は一年に一回の一大イベントにしたてあげたのでござる!

構成としては以下の三本柱である。

①ミュージカル「正心」の講演
②第6回忍者検定試験(テスト編)
③磯田道史先生の講演
④6回忍者検定試験(成績発表編)




▼前夜祭 〜ミュージカル「正心」〜

正直、最初この案内を見たときに

「・・・え。忍者でミュージカルだと・・・?」

と戸惑いが隠せなかったでござる。。。

だって忍ばなきゃいけないのに歌っちゃうんだもの!
しかも萬川集海でもいの一番に出てくる「正心」を題材にするってどうゆうことだろう。
まったく想像もつかなかったでござる。
そしておそらく発表会的なもので、観客も親御さんや友達の方が多そうだったので、劇場に入ってもなお、クオリティもそんなに期待していなかった。

だがしかし・・・

良かった!
ホント良かった!!


もともと常の方のときはミュージカル結構好きで、元気をもらいたいときにはミュージカル映画をよく見たりするのだが、やっぱ生はいいですな!

特にこのミュージカルパークという劇団がやっているミュージカルは、子供達がすごく生き生きしていて、年端も行かない子ども達が頑張っているだけで泣きそうになってしまった・・・
そしてそれを支える大人の方々の演技力と歌唱力の高さには舌を巻いたでござる。

物語の導入部分の流れはこうだ。

時代設定はいつだかわからないが、結構平和な世になった頃の甲賀の里の忍たちのお話。
どうやら甲賀の里の近くの山に、元忍びの者だが暗黒サイドに落ちた者の集まりである「闇の衆」が住み着いた様子。
甲賀忍軍の主人公サスケは、仲間の小太郎を連れて闇の衆の偵察に向かうも、捕まってしまう。
これを助け出すことに成功した甲賀忍軍の仲間達。
だが、闇の衆がいる限り平和が害されるとして、サスケはまたも単身で敵陣へ乗り込み捕まってしまう。
再び助けに行くために、伊賀のくノ一衆の助けを借りて、敵陣に行くのだが・・・そこには敵の罠が待っていた。。

本当はこの後も書きたいけど、ネタバレてしまうので後は実物をご覧あれ!

最後のクライマックスシーンでは、実はちょっと泣いてしまったw
イジられると思ってずっとこらえてたけど少し目から汗が出てしまいました。。
隣にいたとみ丸さんにはバレていなかっただろうか・・

笑いあり、涙あり、バトルあり、メッセージありの素晴らしいミュージカルでした。
自分も近くに住んでいたらぜひやってみたかった!

どの方も素晴らしかったのだが、特に素晴らしかった人を挙げるとすれば・・

◆甲賀忍軍
・風丸:ちっちゃいけど真面目にすっごく頑張ってました!舞台の上の格好よさと舞台が終わった時のはしゃぎっぷりのギャップがよかったなw
・小太郎:綺麗な顔立ちと真面目で迫力ある演技には好感が持てました。

◆伊賀くノ一衆
・カスミ:あの、、、とにかくめっちゃ可愛かったですw 惚れそうになりましたw ってか本当に楽しそうに演技していて、ダンスも綺麗で見ていて目も耳も幸せになりました。
・ツバキ:一番ちっちゃいんじゃないかと思うほど小さい子だったのですが、声も通ってて他の子役達を引っ張ってました。将来が楽しみです。(拙者はどの立場からモノを言っているのかw)

◆闇の衆
ぜ、全員プロですよね・・・?
この悪役達、誰をとってもレベルが高すぎて驚愕しました。
頭領はめっちゃ悪かったし、黒夜叉さんは演技力抜群だし、火炎丸さんは漢かと思うくらい役が憑依してたし、陽炎さんは美貌から動きから美しすぎだし、何よりその他おじさんたちがおもろすぎたw

あまりこの劇団のことは知らなかったけど、きっといつか全国レベルで羽ばたいていくんだろうな、と感じたでござる。
いや、ぜひ頑張っていただきたいでござるね!!
上演中は撮影できなかったけど、後ほど一部の方の写真もあるのでお楽しみに!


ミュージカル後は、伊賀忍者の伊蔵兄貴の家に言って、忍者BBQ!
本題から外れるのでさらっとだけど、手裏剣による肉の争奪戦を行い、見事一番上級な伊賀牛をゲットしました!!

【伊賀もくもくファームの上質肉】


【真剣一本勝負!】






▼第6回甲賀流忍者試験(テスト編)

さぁ、いよいよやって参りましてござる!
仲間達といざ忍びの里・ぷららへ出発!!!

【詰め込みに余念がないしころーにん】


【忍びの里ぷらら】


【戦地へ赴く勇忍たち】


実は問題が発生していた。
拙者、なんと家に今回受験票を忘れて来たのでござる。
果たして受けられるのであろうか、、、と少し心配していたが、全然大丈夫でござったw
ありがとうございます、甲賀の人!

【受付に並ぶ人々】


【当日いきなり受けることにした豹捕さん】

※そんなのOKだったのかw

こうして受付をすませた一行は、入室までしばし待機!!
なぜかあの飯道山の山伏の方々がいらしてました。
ずっとポケーっとしてた気が・・・何しに来たんだろう。。
※結局出番は試験開始の法螺貝と終了の太鼓の合図だけでした。

【ぽけーっと山伏】


そうこうしていると・・
【あ、にんじゃえもん!】


【たかまえもん!】


【安らぎを手に入れたとみ丸氏】


そして試験の前に・・・

【ひとまず記念撮影!】


今回拙者のお知り合いで参忍するのは以下のとおり。

◆初級
・とみ丸さん(武蔵一族連絡忍)
・隼姫(武蔵一族通訳忍)
・伊蔵兄貴(伊賀之忍砦)
・豹捕さん(三重大学留学生)
・黒影さん(愛知忍者連盟)
・音羽さん(川上先生の弟子)
・テンテンさん(コジソン仙人の愛妻)

◆中級
・小しころ姫(武蔵一族連絡忍)
・道順さん(阿修羅案内忍)
・コジソン仙人(手裏剣大会日本一)
・頼光さん(チャラい山伏)
・嵩丸(武蔵一族ダメニンジャー)

◆サポーター
・千姫(武蔵一族連絡忍)
・池田先生(忍者研究家)

と、総々たるメンバー!
皆でこれより頑張って参りまする!


緊張の面持ちで試験会場へと入場する。

【試験会場はこんな感じ】


【説明を聞く山伏の背中にはマリモが】


山伏の太鼓の合図で、中級の試験がスタート!!

中身を見てみると、ほぼ忍者検定読み本に乗っていた過去問とほぼ同じ問題だ。
これについては条件反射的に解いていく。
そして後半に進むに連れて、今回初めて見る問題に打ち当たるが・・・

・・・わかんねw

読み本の解説ページにも載ってたか載ってないかすらもわかんない問題が!!
もうここは勘で行くしかない!

一通り答え終わり、確認を行って自信のない問題をピックアップしていったら、34点分くらいあった。
70点が合格ラインなので、もしこれが全部間違えていたら落第忍者だ。。
合っていることを祈りつつ、、じいちゃんたちがたたく太鼓の音を聞いて外へ出た。

初級のみんなも終わり、この後は昼食をとって、磯田先生の講演まで時間をつぶす。

その間、昨日のミュージカルパークの人達が一部いらして、即興の演技を見せていただき申した!

【それは突然始まった】


【ボーイッシュでカッコいい闇の衆・火炎丸さん】


【甲賀忍軍 才蔵さん&月影さん】


【闇の衆・雷神さん】


【陽炎さん&カスミさん】

BeautyとCuteが同棲するこの写真は、もう我が家の宝物にするしかありませぬな!w

【勘助さんによる華麗なサムズアップw】


そして、忍たま(銀魂だったw)のさっちゃん?に扮したセクシーお姉さんも!!
なんと福岡からいらしているとのこと!

【ナイスポージング】


【縛ってやりましたw】


そしてその辺にいたみんなで!

【歩いている火炎丸さんもいますw】




▼磯田道史先生講演

そしてお待たせしました、あの磯田先生の講演にござります!

磯田先生は武士の家計簿を書かれていたり、歴史の愉しみ方という本を出していたりと、古文書を読むことなら右に出る者は誰もいないという凄い先生でござる。

この方の講義を生で聞けるとは・・・コネクションを持つ甲賀は凄い。
冒頭挨拶をした渡辺家文書を持つ渡辺さんも、興奮して
「磯田先生が甲賀に3回も来てくれました!!!!!!!!!」
って3回位言ってたっすw

【会場は超満員!】


本日の内容は甲賀忍者と武士社会ということで、テーマとしては尾張藩に仕えた甲賀忍者である木村奥之助達のお話でござった。
内容をそのまま書いていいのかわからないけど、くノ一の話とか尾張藩による伊賀甲賀忍者へのインタビューに関する話とか、めちゃめちゃ面白いお話が聞けたでござる。

まとめは今度詳細にやろうと思うが、とにかく一番自分に響いたのは、
間違いなく忍者はいた
と磯田先生が強く主張していたこと。

歴史学者の中には極論で「忍者なんていなかった」っていう人もいて、自分でもなんとなくそんな気もしたりして、自分が好きな忍者がいなかったかもしれないなんて嫌だったのだが、忍者の説明を強く論理づけて説明してくださったことが有り難かった。

それにしても本当に話がうまい。
そしてすらすらーっと文書を読んでいってしまう。
やはり天才なのだろうか・・

こうやって真実に近づいていく作業って凄く面白いんだろうな。
気が向いたら今度内容はまとめるでござる!


あと、研究関連でいえば、今日やっと忍びの館のHP管理人の方にお会いできたのが嬉しかったでござる!
小学生の頃からこの膨大な情報が入ったHPを運営しているという、まさに忍者のために生まれて来た者だw
前からずっとお会いしたかったのだが、いざ会ってみるとすっごくさわやかな青年で、知的で感じがよい。
拙者とは大違いだったなw
でもホントおもしろかったので、今度酒でも飲みながら語らいたいでござる!




▼第6回甲賀流忍者試験(結果発表編)

講演終了後、結果発表にございます!

まずは初級から・・・

【隼姫8位で合格!】


【音羽さんも!】


【伊蔵兄貴さすがw】


【とみ丸さんギリいけた!】


【豹捕さん近すぎw】


テンテンさんも合格し、黒影さんは帰っちゃったけどコスプレ最優秀賞もいただき、初級はみんな合格でやんした!

そして中級・・・

【道順さん4位!】


【コジソンさんも7位!】


そして・・・・

無事拙者も合格できました〜!
5位というまずまずの順位でござった!

あんま時間とれなかったけど勉強してよかった。
過去問集を自分でスマホアプリで作って勉強したのがよかったかな!


ただ・・・残念だったのはしころちゃんと頼光さん。。。
確かにしころちゃんは事前のやりとりで落ちるフラグ立ちまくってたけど・・w

多分一族の中でも一番甲賀愛が強いであろうしころちゃん。
しころちゃんがいっぱい情報提供してくれたから、今回は受かることができたと思います。
本当にありがとう!そして自分だけ・・・申し訳ないです。
来年はしころんが絶対受かるようにめいいっぱいフォローします!
スパルタでいくから覚悟しておいてくれ!頑張ろうね!

頼光さんは試験始まる前に
「ちょっとどこでんのよ、ねぇどこでんのよ!」
って変な絡みをしてきたので、勉強してたのかしてないのかわからんかったなw
来年もテキトーに頑張ってくださいw

そして自分は合格してたのに、ずっと応援してくれてた千ちゃんには頭が上がりません。
いろんな忍び軍団をいつも繋げてくれる千ちゃん。
忍び業界では既にかけがえのない存在となっております。
いつもありがとう〜!


そんなこんなで甲賀忍者フェスティバル、無事終了にて候!

甲賀って伊賀と比べると結構ツッコミたくなることが多いけど、正直そういうところがかなり好きでござる。
なんかアットホームというか、ほんわかするというか。
拙者の中での最初の遠方忍者遠征もこの甲賀の忍術検定だったし、どこか親近感が湧きまする。
これからもこの調子で、あか抜けずに頑張ってくださいませ!
とても楽しかったです!



=======================卍卍
【追伸】拍手コメントに返信機能がないため、拍手コメントくださった方へのコメントです。

▶池田先生
いつも皆の目に触れない忍びコメントありがとうございますw
さすが上忍ですw
やっぱりみんなが集まるイベントは楽しいですね!!

▶ユキさん
コメントいただきありがとうございます!
最初のアナウンスはちょっと噛まれてたので(笑)覚えていますよ〜!
音楽の方やられてたんですね!音楽も凄く素晴らしかったです!!
検定はおもしろいので子育て大変かと思いますが来年はぜひ!
今後ちょっとずつ甲賀検定の解説なんかも再開していこうかな、と思っているので、よろしければ引き続きご照覧ください!w

拍手[9回]

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4 comments

十忍十色 〜戦国の忍び〜

先週の伊賀遠征のとき、1冊忍者小説を読んだので記しておこうぞ。
積ん読だった司馬りょーの短編集!

【司馬遼太郎「戦国の忍び」PHP文芸文庫】


この文庫は短編5つからなるでござる。
大まかに解説すると・・・

▶下請忍者

百地小左衛門の下忍、猪与次郎が、上忍百地氏の娘木津姫に迫られるのが嫌になって伊賀を抜け出す物語。
それを追わされる用済みの老忍達の苦悩とバトル。
そして里の者に追いつめられる与次郎。
最後に待つ結末は・・・


結局それかいっ!w
っていう結末でござります。
まぁまぁ面白かった。
よくある抜け忍追走劇にござろう。


▶伊賀の四貫目

織田信長は武田に仕える伝説の忍び、知道軒に命を狙われているという噂を聞く。
徳川家康にほだされ、織田に仕える草の者、蚊羅刹は信長から知道軒の暗殺を命令される。
蚊羅刹は、武田領にて召し抱えた四貫目、吐根と共に知道軒を探索する。
手応えを掴めないまま、蚊羅刹は信長の元に戻り、知道軒を待ち伏せすることに。
その夜、信長の元にいた犬が毒を盛られて殺されていた・・・


こちらは忍者の騙し合い心理戦ストーリー。
最後にあっと驚く人物が登場しやす!!
これは期待してよし!


▶伊賀者

伊賀で鍛え上げられた忍び、梅ノ源蔵は、久々に伊賀に帰って来た。
すると何者かにかどわかされ、気づいて外に出ると自分の師匠が殺されていた。
おそらく犯人は4人いる兄弟子の誰か。
梅ノ源蔵は、師匠の仇を討つ旅に出る。
そこで源蔵が知ったのは、決して知ってはならない秘密であった・・・


ミステリーが少し入った復讐劇。
どのバトルシーンも一瞬で終わりまする。
一番長いストーリーだったが、謎が謎を呼ぶ展開になかなか楽しみを覚えられまする。


▶伊賀の四鬼

その昔、伊賀の四鬼と呼ばれた忍びがいたそうな。
「音羽ノ城戸」「柘植ノ四貫目」「湯舟ノ耳無」「岩尾ノ愛染明王」。
そのうち湯舟ノ耳無は秀吉に呼ばれ、柴田勝家に仕える忍びである岩尾ノ愛染の始末を命じられる。
仲間の伊賀者が抹殺されて死体が転がっている道を通り、愛染を追う耳無。
そこにいたのは20代の女だった・・・


四鬼と呼ばれたライバルとも言える忍び同士の戦い。
最後のオチはなかなかに荘厳でごぜえやした。


▶最後の伊賀者

服部半蔵が跡取、石見守正就。
最近部下と思っていた伊賀者達が、何か嫌がらせをしてくる。
部屋からよく者もなくなる。
呼んでるのに全然無視される。
なんなのだ・・・と苛つきを隠せない正就。
ある日言ってはいけないことを言ってしまう。
ブチ切れた忍び達は、ついにあの行動へ出る・・・


これは前にも笹寺調査のときにお話ししたクーデターの話。
リアリティ溢れる心情の描写などがイメージさせてくれるのでいいですな!


・・・と。
振り返って見れば全て伊賀忍者の話でござった。
昔までは甲賀忍者検定の研究ばっかりだったが、最近は伊賀によく行って池田先生にもいろいろと教わっていることもあり、伊賀の地名とか出てくる人物とかが全て聞いたことがあるようなものでござった!
なんかそう言った意味で楽しかったなぁ。
話的にはもう使い古されたストーリーという感じでなかなか入り込めなかったけど。。

やっぱり知識があると、ちゃんとその行間まで読めたりするので楽しくなりまする。
これからももっと忍者の知識はつけていきたいですな!

とりあえずあと2週間で甲賀検定の試験。。。
去年の研究の記事を書かなくなってからはや半年くらい経つが、その間一切勉強していない・・・

週末は詰め込むで!!



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忍装束で忍者岳登頂!! 〜伊賀忍者ミステリーツアー〜

伊賀は柘植市にある忍者岳を初めとした鈴鹿山脈縦走に行ってまいりましてござる!
本日はお日柄もよく、絶好の登山日和となり申した!

数年前に屋久島で登山をしてみてからというもの、すっかりはまってしまった登山。
いつか忍装束で登山してみたいと思っていたところ、遂に実現できたでござる。
なぜ忍装束で登山したかったかというと・・・

・忍者は山内でのゲリラ戦を得意としたというが、そもそも装束で登れるものか
・覆面をしたまま登頂するのは苦しくないのか
・山内で敵に忍び寄ることは可能なのか
・昔の人は草鞋で山を登っていたと思うが、足は痛くならないのか

というリアルなところを実験してみたかったからでござる。
その第一実験体が「忍者岳」というのは、ピッタリすぎる!

忍者岳という名前は、驚くことに20年ほど前につけられたばかりらしい。
それまで名がなかった山を、
・伊賀と甲賀の境にある山ということ
・そしてそれらの忍者が修行した場所ということ
から、忍者岳と名付けたようだ。
その名付け親の先生が今回のメインのツアーコンダクターである。

柘植駅に降り立ち、伊蔵兄貴と装束に着替えてから、池田先生に送ってもらって一路「余野公園」へ。

【柘植駅。何もないところ】


余野公園が鈴鹿山脈への登山口の麓となっていて、ここから山脈に入って行く。



ちなみにここで一眼レフのSDカードが入っていないことに気づく。。。
なので今回はiPhone(しかも古い4)による撮影ですので画質保証できません。
悪しからず・・・・

到着した余野というところはだだっぴろーい特に何もない場所であった。
が、池田先生の解説によると実はすごいところであった。

【余野公園】


甲賀郡中惣を覚えておいでだろうか。
これらは伊賀・甲賀それぞれににおける一番大きな合議体組織である。
そして伊賀・甲賀が有事の際など何か両国で話し合いの場を持たなければならないときに行われたのが「野寄合」(のよりあい)である。
ここから余野(よの)という地名がついたのではないか、と言われているそうだ。
伊賀と甲賀を丁度分断する山脈の麓である。
多いにあり得る由来でござろう。
ここで野寄合が行われ、伊賀忍者と甲賀忍者が集まっていたと考えるととても胸が高鳴りまする!
鈴鳴の某ならぬ、高鳴の嵩丸でござるw


【そしていざ入山!】



今回は前述した実験したいこともあったので、
・覆面は休憩時以外はずっと着用
・地下足袋の上にわらじを装着
・リュックではなく風呂敷だけで荷物を持つ
という自分ルールを課し、山へと入っていた。

【草鞋バッチリ!】


【覆面、風呂敷も装備しております】


一方、伊蔵の兄貴は山伏スタイル。
めちゃめちゃ決まっておりまする。

【役小角が降臨したかと思た】


山に山伏と忍者がいるカオス。
こんなわくわくする登山は初めてやで!!

【そしてこのお方も!】


今日のルートは・・・
ゾロゾロ峠▷倉部山▷鳥不越峠▷三国山▷忍者岳▷加茂岳▷油日岳
の縦走からの下山。



三国山は伊賀・伊勢・甲賀の三国を一望できる山。
油日岳はかの甲賀忍者達が進行した油日神社の本社。

こんなに忍者に関係のある山ってそうそうないぞよ・・・
こんなに楽しくて無駄のないルートを行かせていただいてよいのでしょうか。。。

【途中、苦無を装備した山伏】


最初の山へ向かう途中のぞろぞろ峠に一行がゾロゾロと立ち入り、休憩。

【ここでは三刀流を使いたいところ】


▼ミッション1 〜山内ゲリラ戦法実験〜
拙者は一旦集団から距離を置いた後、忍び足で伊蔵兄貴の背後に忍び寄ってみた。
が、枯葉がカサコソと音を立ててしまい、簡単にバレてしまったではないか!!

当然のことながら、山には葉や草が多く、静かなときに動くとそれらが擦れて音が出てしまう。
だから不意打ちをするために敵に近づくには、自分の移動する音が消えるほど風の強いときでないとならない。
それか木の上に居て飛び降りて不意打ちするか、誰かを囮にしておびき寄せるか、土遁の術を使うか、のパターンしかないかもね、と伊蔵の兄貴と話したりしていた。
六角氏に伝わる秘伝の山内ゲリラ戦法、ぜひとも教えを請いたいでござる。。。

【必死に狸隠れをしようとする如狐丸さん】


伊賀之忍砦所属の如狐丸さんは、今回スタッフとしてご参加くださり、みんなの後ろから精一杯のサポートをしてくださりました!
それにしてもジャージと装束を折衷した衣装、面白かったでござるw

そして最初の山頂、倉部山にとうちゃ〜く!

【倉部山】


【見晴らし良し!】


【とりあえず大地と空に感謝】


次に向かうは三国山。
その途中に鳥も越えられないという鳥不越峠というのがあるのだが・・・

【字の順番が違うw】


このおじいちゃんがメインコンダクターの岡島先生。
今年喜寿を迎え、元気に先頭を歩くツワモノでござる!
岡島先生曰く
「看板、間違えちゃいましたw」
だそう。
お茶目で可愛かったですw

【月桂樹をつけた豹捕氏】

なんか隙間が多すぎて禿散らかした感が・・・w

【三国岳まで急な斜面を登りまする】


【そしてついに到着!三国岳!】


ここいらでお待ちかねのランチタイム!!

▼ミッション2 〜風呂敷の運搬適応性実験〜
普段はザックを背負って登山するが、今回は
・ガイドレジュメ
・ペットボトル
・お弁当
・メロンパン
を風呂敷に包んで行った。

いざあけてみると・・・
【お弁当】

つb、、つぶれている。。。

【メロンパン】

ぺったんこやないかい!!

しかもつけている途中で前の方にずれて来たり、ペットボトルが落ちたりと。。。
結び方ももっと研究しないとならないが、やはり現代のザックと比べると不便なこと極まりなかった。
だがこの不便さも含めて日本の心である風呂敷は何かいい。
もっと結び方を研究して使いこなしてみせようぞ!

【こんなとこに苦無が・・】


【手裏剣まで飛んで来た!】

忍者岳に近づくにつれ、忍者が警戒のために仕掛けて来ているのか・・・

【伊蔵氏の右肩に血痕のようなものが!?】

伊蔵さん、、もしかしたら僕らのために人知れず1人ヤッてきたかもしれない。
さすが伊賀の忍びでござる。

そして再出発すること数十分。

【ついに来ました忍者岳!!】


これは写真に納めるしかない!!

【忍者岳 feat.忍者】


【豹捕さん、、、忍者「岳」が隠れちゃってるよ・・・】


いやー、忍者で忍者岳ついに達成!
もうこれで思い残すことはないっす!

そして次なるところへ向かう。

【修行中?】


そして次なるは・・・

【油日岳!】


油日神社のエントリでも書いたけど、油日は甲賀忍達が崇拝した神社のこと。
この山の神が元らしいでござる。

【奥社!ありがたや!】


【岳大明神 油日荒魂命】


ここで皆でお参りをして、下山に入りまする。

▼ミッション3 〜忍者は山を駆け下りれるか〜

なお、今回地下足袋と草鞋で山内を歩いていると、やはり現代の登山靴よりは足首にかかる負担が多いことに気がついた。
草鞋のおかげで、足の裏へのダメージはかなり軽減できていたのだが。。。
よくアニメやドラマのシーンなどで山の急斜面を忍者が駆けたり飛んだりしながら下りていくシーンがあるが、これはなかなか人間業では厳しいと思った。
せめて4つ足であればつゆしらず、2足歩行では絶対に限界がある。
転ぶか足を挫くであろう。
ウルトラマラソンなどで素早く降りていく人がいると思うが、行ってあそこくらいまでのスピードなんだと思うなァ。
全速力は絶対自滅します。良い子はマネしないでね。

【仙人がいました】


下山途中、池田先生が
「不動明王がいるぞ〜〜〜〜!!」
と前の方から忍者勢を呼びつける。

サササッとかけつけてみると、険しい崖の向こう側にいい感じの滝が!!!

【狭い・高い・怖い(STK)】


【これが不動滝!】


【御不動様が見守ります】



【滝の横登ってみた】


ここ、実際に忍者が修行していたと言われている。
雨の日の翌日など、水量が増せば滝ももっと荘厳になるだろう。
かなりロマンがあり、同時にパワーを感じるスポットでござった。

そんなこんなで無事参加者みんな下山し、鈴鹿山径突破にござります。
皆様大変おつかれさまでござりました!

▼ミッション3 〜草鞋の耐久性〜
今回履いた草鞋はほぼ下ろしたて。
下山後、最終的に草鞋がどうなったかというと・・・


さきっちょの方がほぼすり切れてなくなっている。。
半日山に登っただけでこんなにもなってしまうのか。。
歩き方のこつなどもあるとは思う者の、以外と耐久性はそんなに高くないということがわかった。
昔の人は、遠征のときなど山越えをすることもあろうが、替えの草鞋は何個か持っていたのだろうか。
ただあんまり大荷物だと邪魔やし・・
バランスが難しい。ちょっと調べてみたいところでござる。

▼ミッション4 〜覆面・装束で登山は可能か〜
結論から言うと可能だけど欠点もあるかな、という感じです。
覆面は結構重宝したし、頂上になるに連れて苦しくなるかと思いきやそうでもなかった。
むしろ池田先生が植物のご説明をされるときに花粉がめちゃめちゃ飛んでるのが見えたので、覆面しててよかったと思えたでござるw
装束については、袴系だとするときつい。
袴は風を受けると膨らんでしまうので、木の枝などに引っ掛けて破ける可能性もある。
野良着などが一番いいんだろうな、って心の中で叫び申した。


そして最後に思ったのは、忍者は森に映える、山伏は岩山に映える、ということがわかり申した。
拙者も装束で山の中を歩いているときはなんか忍びの者になっていたような錯覚に陥ります。

山×忍者

これ、推していこうかな!

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心の上に置くべき拙者の刃 〜武蔵一族忍術講座〜

本日は月1で行われる、頭目による忍術講座の日。
テーマは現代に活かす忍術。

今日は本格的な忍者について学ぶことができたといえよう。

完全非公開なので内容はあんまり詳しく言えないが・・・
みんながうっすらわかっているようなことについて、改めて感じたことを記す。

忍者の定義って難しい。
周りの忍者関連の人に聞いても、人によって答えは様々。
しかも皆が悩んでいる。

でも今回の講座でなんとなくわかってきた。

とにかく忍者に必要なことは

如何に誰にもみつからずに、バレずに事をなすか。

これに尽きる。

そもそも遁走術なんて、見つかっている時点でアウト。
手裏剣がうまくても、それにより1つ死体ができればそこに「非日常」が生まれる訳で、何かと足がつく。
すると遁走術や武術を訓練するよりも、もっと見つからない方法やバレない方法を模索するべきだろう。

そうやって原点に立ち返ると、日常の流れにスッと溶け込み、
・その日常の流れを一切かき乱さずに目的を達成すること
・または日常の流れが変わったことを気づかせず、ごく自然に別の流れに持っていくこと
こそ肝要であることに気づく。

これっていくら手裏剣や体術を練習してもできることじゃないんじゃないかな。
身体を鍛えて強くなるのも大事だけど、忍者として考えたら、それって本当に必要かどうかはもうちょっと検討の余地があると思う。
武士とはまた別の役割が必要だったから忍びがいたはずなので、武士と同じ強さを求めるだけなら忍者いらないし。


最近は忍者活動で結構目立つ行動をしていたので、その原点を忘れていた。
現代のこの流れに、なんとか「忍者」という一石を投じよう、投じようとしてきた気がする。
しかしその一石は、流れを分断し、大きな波紋を立てる。
これが本来の忍びなのかと言われるとやっぱり違うんだろうな。
もちろん楽しいことが多いので、今後も活動はしていきたいんだけど、そのためにはちゃんと
「今やっていることは本来の忍びとは違う」
ということは認識しておかねば、過去に行きた忍者達に失礼なんだと感じるようにしよう。
そしてそれは、皆もちゃんと感じていることだと思う。

だからこそ「忍」の原点はちゃんと心の一本軸、否、「心の上に置く刃」にしておき、いつでもその刃を忘れないようにしておかねばならないと感じたでござる。
可能であればやっぱりその本来の忍びの姿を伝えていくべきなんだろうな、とも感じた講座でござった。
非常に大事なことを教えて、気づかさせていただいた。


まぁいろんなイメージや考え方はあると思うが、今後忍者関連の資料を調べたりするときは、そんなところに軸を置いて、研究をさらに深めていこうと感じ申した。


・・・・
・・・・・
・・・・・・・

プハァ!!!!
真面目モード解禁っ!!w

実は今からまた伊賀に向かい、「忍者岳」に登ってくるでござる!!

忍装束で山を登る!

という行為を前から行ってみたくて、一体どんな感じになるのか実験してみたかったところでござる。
今回たまたま池田先生が企画してくださったので日帰りだけど行くことにしたんす!

待ってろよ、忍者岳!!

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岐阜城盛り上げ隊×伊賀之忍砦! 〜岐阜城遠征〜

池田先生プレゼンツのミステリーツアーが終わったら、伊蔵、しころ、豹捕のパーティーで津へ向かいましてござります。
なんと、初めての忍装束で電車に乗車でござる!!

【こんな光景初めてやw】


きっとこういう時って誰かさんが隠し撮りしてTwitterで流出させるんだろうなぁ、と思って検索してみたら・・・
案の定流出しておりましたw

きっとあの平静を装ってた青年に違いない!!
いやー怖い世の中になりましたな。。。

もうすぐ世界一周をされる伊蔵さんの友人たこのすけさんに津のお祭りでお会いしたり、忍び装束カラオケを敢行したり、なかなか楽しい津の夜でござった!

【たこのすけさん、頑張ってきてください!】




盛り上がってしまったため、梟も寝静まる夜3時にホテルでやっと仮眠につく。。
そして朝早くから岐阜に向けて出発!!

そう、今日は伊賀之忍砦の数忍で、岐阜城へ遠征!!

岐阜城には「岐阜城盛り上げ隊」というおもてなし武将達がいらっしゃるのでござる!

斎藤道三・織田信長の居城だった岐阜城。別名・稲葉山城。
拙者がまだ大学生の頃に一度行ったことがあり、ロープウェーを使わずに山を駆け下りた記憶があるのだが、それはもう本当に急な険しい山でござった。

もちろん最寄駅は岐阜駅にて候。

【岐阜駅には金の信長が】


拙者は武蔵の忍者なので信長は嫌いじゃないが、伊賀忍者にとっては信長は宿敵・・・
まだ合流していないけど伊賀の皆は大丈夫だろうか・・・
感情をちゃんと押さえられるのだろうか。。。

【あれが岐阜城にござい!】


たけーーー!
やっぱたけーーーっすよ!!
こんなところ大軍勢で攻めるのは相当困難であろうな。。

でも山城だから木もいっぱいあるし、忍び込むにはいいかもしれんね。
実際に竹中半兵衛も若干10数人でこの城を城主から乗っ取ったし。
少人数で攻めるが良策なり!

【門にあった尾張のうつけ者像】


あ、、伊蔵兄貴はそういえば伊賀の生まれだった・・・
信長を見る目がやはり憎悪に包まれている。
早く遠ざけないと何が起こるかわからないので、急いでロープウェー乗り場まで行きまする。

ロープウェーのりばに着くと、御馴染みの伊賀之忍砦メンバーが!
今回は天下一忍者決定戦でお会いしたシヴァさんもご参加!
やはり自作のコスチュームがかっこいいでござる!!
写真はのちほど!!

お初にお目にかかる一鉄さんともご挨拶し、一通り顔見知りかなーと思って辺りを見渡したら・・・

【あれ・・・?】


気のせいかな。。。なんかコジソン仙人の隣に、ブロンドボブ忍者がいる気がするが・・・

いや、きっと寝不足や飲み過ぎで幻覚でも見たんだろう。
気を取り直してロープウェーに乗るが

【・・・やっぱりいる!】


この陣羽織見覚えがある!!

なんとそれはあのドラゴン軍総帥のドラゴン・ジョーさんでござった。
まぁ事前にSNSでイメチェンされているのは知っていたのでござるが。
慣れるまではまだまだ時間がかかりそうだw

ロープウェーから降り、天守閣へ向かう。

【おぉ!門に武将さんたちが!】


かっけーーー!!
悔しいほどに決まってるぜ!

【忍者と武将達との集合写真!】


しころちゃんの左にいる忍者は鈴鳴小助さんです!
前からTwitterではやりとりさせていただいて、ずっとお会いしたかった忍びでした!
たたずまいもかっこいい!
しかもめっちゃイケメンでござったわ。
忍者界、イケメン多いなぁ。。
拙者の地位も危ういわ・・・

その後ろにいる青い甲冑がイカす武将は氏家卜全。
あの美濃三人衆の一人でござる。
本物は岐阜城盛り上げ隊のいじられキャラでござった!w

そのお隣の厳かな茶色の甲冑武者は斎藤義龍。
斎藤道三の長男でござる。
すっげー重厚な存在感。

そして右側後方の凛々しい武将は安藤守就。
彼も美濃三人衆の1人で、一時「伊賀」姓を名乗っていたのだとか。
なので伊賀にはかなり関連が深いですな!

あの有名な武将達のイメージを忠実に再現したクオリティははんぱない!
おもてなし中だったため、写真を撮らせていただいたらとりあえず昼食へ向かいまする。

【腹が減っては忍活はできぬ!】


ここで、拙者はあの秘密兵器を取り出した。
小田原で師匠から受け継いだあの形見。

そう、「手裏剣刺さり風の何か」である!!

【ばっちスタンバーイ】


近くで見ちゃうと板が微妙だけど、この後遠目でもの凄い威力を発揮するんだなこれが。
この後じゃんじゃん出てくるのでお楽しみに!!

さて、天守閣へ向かう途中の少し開けた場所では、、、

【あーーー!美濃のマムシ!!】


この道三の再現率、、、高過ぎでしょう!
きっと生まれ変わりだな、うん。
でも市川海老蔵にも似てると思ったのは内緒です。

【福閻魔大王の横で!】


いやーいいねぇ。
なんかドラゴンボールのZ戦士が一同に介したくらいの荘厳さやねぇ。

赤っぽい甲冑の武者は、ご存知明智光秀!
リアルな方で、織田信長に仕えてた頃の明智さんはなんかいつも不憫なイメージで、齋藤家に仕えていた頃の明智さんはなんとなくのびのびしていたような気がしていて、その頃の光秀が拙者は好きなのです。
実際にこの光秀さんも笑顔が素敵なナイスガイでした!

その後ろの小さくてプリティースマイルが輝かしい女性は各務野さま。
史実としていらっしゃったのかはちょっとわからないのだけど、斎藤家の侍女としてこの隊で活動されている。
もうこの可愛い笑顔といったらないでござる!
後でこの記事の中で各務野写真コーナーを作ろうか、現時点で悩み中でござる・・・w

そのお隣の綺麗なお姉様はあげはさん。
この方は岐阜城盛り上げ隊ではないのだが、各務野さんの相棒らしく、たまにお越しになるのだとか。
着物がすっごくお似合いでござる〜

そんなこんなで、しばらくこの場で観光客相手に写真撮影のサービスをさせていただきました。

【プロ並みのクオリティ!】


【格好良きくノ一衆!】


【師匠やりましたよ!w】


道三さん達はまだおもてなしがあるので、拙者ら忍び軍団はひとまず天守閣へ向かうことに。

【待ってろよ信長!】


天守の中はすごくいろんな展示があって、素直に楽しめたでござる。
なんで?って思ったけど忍び道具も展示がございました!

【のろし玉】


ちょっと反射しちゃったけど↓の山刀入れ欲しい・・・
ここにお財布とかケータイを入れておきたい・・・w

【山刀入れ】


【しころを見る小しころ】


【忍器を見るギャル】


【風になびく(煽られる)伊蔵兄】


【本物の山伏が吹く法螺貝!!】


山伏が法螺貝吹く姿はほんとなんか染み渡るよなぁー
頼幸さんにはぜひ1時間に1回は吹いてもらいたいところでござる。

天守から出てからは、しばらくなんかいろんな写真を撮ったりしたので、以下並べやす!

【美濃三人衆に対抗して「くノ一(?)三人衆」】


【驚くこどもw】


【忍法・岩隠れない】


【おぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお、落ちるーーーーーーー!!】


【なんまんだぶ】


一通り岐阜城を堪能した忍び軍は、ロープウェーで下に降りて、岐阜城盛り上げ隊のショーを見ることに!
ショーもやるんだ!!
ここからは隠し撮り集ですw

【背中で語る安藤氏】


【義龍さんはびくともしませぬ】


【軍議中】


【頑張れ小助さん!】


やっぱり忍者たる者忍者を応援してしまうのは性なのだろうか。。

そして始まりましたぞショーが!
今回は長良川の戦いを再現するということである。

長良川の戦いとは、父斎藤道三vs子斎藤義龍のはかなき親子喧嘩のことを指す。
道三はこの戦いで討ち死にするのである。

【各務野さんのナレーションで始まります!】


【我は氏家よ】


【我は安藤よ】


【義龍は動かない】


【道三めっちゃええ声】


【この者の鈴の音を聞いた日が最後、次に会うときはないと言ふ・・・】


【討取ってまえ!(やっと動いたw)】


なんかとても御上手でした。
特に道三さんと各務野さん。
演技力が半端なかったス!

お客さんも楽しんでくれたかな。
盛り上げ隊の皆様、おつかれさまでございました!!!

【全員で集合写真!(かっこいいバージョン)】


【全員で集合写真!(嵩丸が台無しにするバージョン)】


よく見たら小助さんが拙者に手裏剣を投げているポーズをしている!!
背中に刺すために投げてくれたんやなw

これで皆様の仕事が無事に終わりました。
後は飲み会の時間まで時間つぶしタイムでござる。

そうなればもうあとは武将×忍者のコラボ写真を撮りまくるしかない!!

【武将っぽく座ってみた(各務野さんが可愛いw)】


【しころんの赤が映えまする!】


【伊蔵兄の白もいいですな!】


【なんか不思議な絵ですな!】


【甲冑武者が斜めに一列並びました】


【小(助+しころ) ※因数分解的な】


【小助×シヴァ】


【氏家卜全×くノ一】


こうしてみなでお酒を酌み交わし、交流を深めて解散となりました。

とにかく感じたのは、岐阜城は6年前に大学生のとき行ったときよりも

盛り上がってるぜ!!!!

岐阜城盛り上げ隊のおかげで、大変熱い熱気に満ち溢れているのが感じられ申した。

しかも驚くほどみんないい人達だった。
武将・忍者好きの人達ってなんでこんないい人が多いのだろう・・・
とにかくとても楽しい時間を過ごさせていただきました!

なんか、こういう地方にはあって、東京にはないものが見えた気がする。
やっぱり地域愛というか、その場で昔から根付いていて、ずっと受け継がれている何かがあって、そのパワーが大きい気がする。

ってか東京には城ないし・・・
あーゆー日本文化をリアルな歴史スポットで伝えるのが難しい状況になってしまっている。
大体コスプレだって思われるだけだしなぁ。

いや、無理矢理やればできるかも。
一応スポットもあるし。

今度半蔵門の前に立っている警察官の横で、忍者の姿になって皇居を盛り上げようかなw

半蔵門盛り上げ隊(仮称)

ただいま隊忍を募集しておりますのでお気軽に〜っw

【おまけ】斎藤義龍暗殺任務失敗の巻

拍手[3回]

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