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摩訶不思議忍者アドベンチャー 〜風の武士〜

掴もうぜっ!
ドラゴンボールっ!

じゃなくて未知の国に眠る莫大な財宝を掴まぬか?

ということで(どういうことだ)、今週読んだのは司馬遼太郎氏作の忍者アドベンチャー小説。

【司馬遼太郎「風の武士(上)&(下)」(講談社文庫)】


伊賀忍者の一族柘植家の血を引く次男坊・真吾が、ひょんなことから幕府の密命を帯びて、紀州熊野にある隠された国とそこに眠る財宝を探すという冒険小説でござる。

舞台は浅草にある鳥越橋近くに住む主人公が目覚めるところからスタートするのだが、、、
鳥越橋って今年の正月にいった甚内神社があるところやんけっ!!
甚内神社のエントリを書いたときにその周辺地図を載せておりまするが、その辺り一帯の地域に「鳥越」って書いてござります。
最近行ったばかりだったので、風景がまざまざと想像できてすぐ興味がそそられた拙者でござった!

時は江戸後期。
柘植真吾は剣の腕は確かだが、頭はあまりよくない若い忍の末裔であり、近くの剣術道場に師範代としてたまに代稽古を行いに行くくらいの退屈な日常を持て余していた。
が、あるとき若年寄松平豊前守に呼び出され、熊野にあるといわれる隠し国「安羅井」に眠る財宝を探して欲しいと頼まれ、いきなり公義隠密となることに。
なんとその通っている剣術道場が秘国に深く関わっているらしい。
いろいろと調査を始める柘植真吾。
しかし、安羅井の地が描かれた地図を持つその道場の師範が殺され、その娘「ちの」がさらわれた!!
どうやら「ちの」は安羅井の国のお姫様らしい。
密かにちのを慕っていた真吾は、安羅井とちのの行方を探し、冒険に出る!!!

仲間なのか、敵なのか。
出てくる登場人物がみんな信用なりませんw
でもすぐに人を信用してしまう真吾さん。
果たして安羅井国にたどり着けるのか!?

というストーリーでござった。
最後は「なるほどっ!」という結末でござる。
まさかあの国が。。。

続きは読んでのお楽しみだが、この作品での忍者描写について考察いたす!

この作品での設定では、主人公は伊賀忍者の末裔という設定でござり、一応は父のもと忍術は習っている。

◆抜刀術の訓練
真吾の父から抜刀術を習うとき、蓮の音で訓練をしたとのこと。

早朝、蓮の花が咲くとき、蓮は小さな音を立てるという。
その音がなった瞬間に刀線を走らせろ、というものでござった。
目をつぶり、雑念を消し、蓮池の中で自然と一体になり、無想の境地に至るとき、音を察することができるとのことだ。
この点は武蔵一族の道場で教わっている「空」の境地に似ていると感じ申した。
こういう訓練の方法もあるのでござるな。
蓮池、近くにないかなぁ。。

しかし、どうやらこの作品では、忍者刀を背中にしょって抜刀するタイプの忍者でござった。
背中に刀を背負うと、実は抜刀も納刀もすごくやりづらい。
また、敵の攻撃を避けるために地を転がるとき、狭い場所に進入するとき、すごく邪魔でござる。
そのため、本当は背中に刀を掛けていなかったようでござりまするよ。

◆潜入術
屋敷に進入するときは下げ緒を加え、忍者刀の鍔に足をかけて塀を登り、引っ張る。
雨水をすくって引き戸の桟(さん)に流し込み、滑りを良くして雨戸をあける。
まずは錐(キリ)で小さな穴を開け、クナイで穴を広げ、しころで更に穴を広げることで、手が入るくらいになれば鍵を外す。

などなど、潜入術が目白押しでござった。
拙者が忍者関連小説を読む上で注意しているのはこの潜入術の描写。
実際問題として潜入って人と闘うシーンとかよりも相当難しいはずで、さも簡単に、いつの間にか天井にいる、っていうのはちょっと臨場感がない。
そういった意味では拙者が知らない潜入術の記述もあり、司馬さんのこの小説は勉強になった。

◆火遁の術
焔硝と発煙剤を入れた鳥の子を投げて白煙をぶちまけた。
主人公は火縄銃で狙われて絶対絶命のときに、この煙玉を放っている。
片手には忍者刀。

こういった場合、100円ライターもない時代で、忍者はどうやって火をつけるのだろう。。
片手で一瞬つけられるものなのだろうか。
火器ももっと勉強しないとな。。。


忍者小説には珍しく、手裏剣は一度も出てこなかった。
司馬さんの忍者小説は、もちろん脚色もふんだんに盛り込んでいるが、非常に理にかなった忍術を使用されているので読んでて抵抗感がございませぬ。

そして多くの山伏が修行したと解説のあった熊野の山々。
なんだか熊野に行きたくなってしまった。。。

冒険小説であり、恋愛小説であり、ファンタジー小説でもある感じでござった。
ワクワクしたい人にはお勧めでござる!!

皆の衆も、そうさ!今こそアドベンチャー!





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奇想天外忍者ストーリー 〜猿飛佐助〜

今日、柴田錬三郎氏の小説「猿飛佐助」を読了したでござる。

【柴田錬三郎「猿飛佐助-真田十勇士-」文春文庫】



講談真田十勇士でもおなじみの猿飛佐助を起点として描かれる、短編小説集。
各短編ストーリーは微妙に話が繋がってたりもする。

読んでみての一番の感想は・・・・

いやいや、、、、ありえないっしょw

という一言に尽きる。。

一応は史実に沿った上でストーリーは展開されているのだが、ぶっとびポイントがいくつかあり、そのポイントは以下のとおり。

・猿飛佐助は武田勝頼の隠し子。
・佐助の最大の忍者修行は、妊婦の陰毛を百本抜いてくるというもの
・三好青海入道は石川五右衛門の子で、豊臣秀吉を水風呂に沈めて殺した
・柳生宗矩など柳生石舟斎の子ども達は、全て師匠の上泉信綱の子種から
・剣豪塚原卜伝の息子が秀頼の実の父
・秀吉の謎の落とし子、豊臣小太郎(しかも女性)
・本能寺の変をそそのかしたのは百地三太夫

とてもじゃないけどぶっとび過ぎているお話でござった!w

柴田錬三郎氏は、その著書で真田十勇士を原作に近い形で書いているし、きっとエンタメ性を全面に押し出したかんだろう。
山田風太郎しかり、忍者を使ってエンタメに走ると、どうもエロっちくなるのは避けられないのだろうかw

やはりその謎から「歴史の大事件の裏に忍びあり」という可能性を模索したくなるり、大物小説家でもその好奇心が抑えられずこのような作品に反映されるのだろうな。
あまりにぶっとんでいたのでちょっと冷ややかな視点で読んでしまったが、想像力はすごいな、と思った。

凝り固まった戦国の歴史に一石を投じたい方におすすめでござる!!


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忍小説といえばやっぱコレ! 〜梟の城〜

先週くらいから読んでいた司馬遼太郎作品「梟の城」、先ほど読み終わり申した。
すっげー今更感っ!!w
映画は見たことがあるのだが活字は読んだことなかったのでござる。

【梟の城(司馬遼太郎)】



今まで何冊かの忍者小説は読んで来たが、この作品は、忍者小説の中でも群を抜いて深く忍者に対する研究や考察がなされていたと感じた。
伊賀忍者、甲賀忍者の歴史から生態から、拙者が研究したものもあれば知らないことも出てくる。
さすが司馬先生でおわす。

他の忍者小説って、とりあえずバシバシ手裏剣投げるわ、奇想天外な忍術は出てくるわでファンタジーチックなものが多いのだが、この司馬作品では手裏剣も一回しか出てこないし、人並みはずれた忍術もない。
そういうエンターテインメントではなくて、忍びという職業、いや、忍びという生物がどのような生き様で生きているのか、非常に深く魅力的に描かれていた。
武士と対比もあったが、はっきり言って下請企業の生き方を沿っているようなイメージすら覚えたでござる。

拙者も
「なぜ忍者が好きなんだっけ?」
というのを深く考えてしまったでござるよ。

仮に戦国時代に生まれていたら、忍者として生きたいと願ったであろうか。
誰に褒められるでもなく、与えられた任務だけを確実にこなす。
それが盗みや殺人など胸くそ悪い仕事であっても。

忍者ってそうだったんだよ、って言うのは簡単だが、自分が仮にそのような境遇に立ったとき、年老いるまでその因果に耐えられるのであろうか。。
そんな深い思案をしてしまう作品でござった。
そういった意味では、拙者は重蔵のライバル、風間五平にこそ共感を覚えたな。

結局考えた結果、おそらく自分だったら忍者という道は選ばないだろうという結論に至った。
明らかに人間の限界に近づいた所業をやり遂げる仕事だし、相当な覚悟と使命と訓練が必要である。
おそらく自分には無理であろう。

でもだからこそ、憧れ、惹かれるものがあるんだと思う。
地位とか名誉とか名声とか報酬とかそう言うのを抜きにして、ただ自分が修練してやってきたことのみを信じて、その力を頼りに、人が欲することをやってのける。
これこそ、徳のある生き方ではないのか、と考えてしまうのである。
拙者もそのように生きたい。
名誉とか欲しちゃうけど、誰も知らないところで動いて、結果として誰かのためになるような働きをしたいでござる。

忍者を志す者としては、絶対に読んでおこう!!!
ってかこんなベストセラー、別に忍者好きじゃなくてもだいたい読んでるかw

今大量に忍者関連本を積んであるので、コレから書評もぼちぼちアップしまする!


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忍者検定対策教科書発見! 〜<甲賀忍者>の実像〜

不定期ながらも甲賀忍者検定の解説を試みているこのブログ。
拙者はいつも10冊程度の書籍とネットの情報を参考に研究に勤しんでいるでござる。

参考する書籍によって、1つの事柄に対する解説や捉え方が違ったりするので、まだまだ参考書は欲しいところでござる。
そんな中、忍者検定対策にもってこいの書籍を発見いたした。

教えたくない、、、教えたくないけど。。。
教えちゃいまする!

【歴史文化ライブラリー335 「<甲賀忍者>の実像」 藤田和敏(吉川弘文館)】



注:アフィリエイトじゃありません。やり方わからんもんw

著者は大学の研究員を経て、甲賀市役所に三年間勤め、その後相国寺史編纂室研究員博士となられたお方。
地肌で甲賀の町や人々を感じたツワモノでござる。

甲賀忍者を語るとき、普通は戦国〜江戸時代の万川集海提出までが描かれることが多い。
この本でも、その時代のことは詳細に研究がなされており、忍者検定として一番よく出題される分野「甲賀の歴史」に関してはほぼこれで大局を掴むことができるだろう。

だが、拙者が初見だったのは、そのあと。
幕末において活躍する甲賀古士の生き様まで研究されていたことである。

残念ながら忍術を披露するまでもなかったようだが、戊辰戦争における参戦の記録について、根気づよい研究がなされていた。
この辺りは全くノータッチだったので、非常に勉強になったでござる。

また、明治や昭和に入ってからの現在の忍者イメージの形成についてもつぶさに調べ上げて、研究結果として記載がなされている。

しかも文章が整っていて読みやすい。
なかなかの良書でござった。

今後の研究活動の一助となってくれる書物でござろう。


それにしても、この本の著者のように、自分も甲賀で働きたいでござる。
でも、あのような何にもないところで果たして耐えられるであろうか。。。

いずれは絶対に伊賀か甲賀に忍者屋敷を建てて隠居してやろうと思っているのだが、、
まだまだ先になりそうでござるな。

まずはこの東京で、武蔵一族の忍びとして、てっぺんをとる!


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くノ一について本気出して考えてみた 〜戦国くノ一伝〜

突然だが、皆の衆は「くのいち」と聞いて何を思い浮かべるでござろうか?
官能的な響きに聞こえるのだろうか?
今の世間のくノ一のイメージは、きっとセクシーなお色気担当職業の部類に入るのであろう。
漫画やゲーム、小説に至っても、まぁ色事とセットで描かれることが多い。

試しに「くのいち」というワードで、Google playに掲載されるアプリを検索してみると。。。
https://play.google.com/store/search?q=くのいち&c=apps
やっぱりお色気が多くヒット。

いや、嫌いではないのですがね。。
なんでいきなりこんなエントリ書き始めたかというと、、、
昨日、コンビニでたまたま忍者関連コミックスを見つけたのでござる。
表紙見る限り、結構マジメな漫画なんかな、と思ってついレジで購入してしもた。

【戦国くノ一伝 (影丸穣也)】


家に帰り、わくわくして表紙をめくると・・・

いきなりの壮絶なお色気シーン。

ストーリーとしては、天正伊賀の乱で忍びの里から命からがら逃げ出したくノ一・風子が、信長とその意思を受け継ぐ秀吉を恨み、復讐に燃えて、様々な武将をハニートラップにかけて成敗していく物語である。
ううん。。。またか。。。
だいたいこういう話って浅い。

確かにくノ一の術は、そういった面もあった。
「万川集海」でも、男が忍び込めないような場所に、女性の特性を生かして入り込み、情報を引き出すという術でござる。
一般的には、大名や武家に下女として働きに入ったり、嫁いだりして、そこでの情報を得るというものである。
例えば、予め女中としてターゲットの家に潜入したくノ一が、仲間の「タヂカラ」の進入を手引きをしたりするのでござる。
また、くノ一が取り寄せた荷物の中に別の忍者を紛れ込ませたりして潜入させるといった方法を「隠蓑の術」といった。
この忍術は第4回の忍者検定にも出ているので、覚えておくがよろし。

第4回忍者検定
=================================================
忍者が隠れる際に使った術は「陰法十術」。
その中に女忍者があらかじめ女中として潜入し、のち長櫃(ながびつ)などの
荷物を取り寄せ、その荷物に別の女忍者九ノ一が紛れて忍び込む術がある。
その術の名は。

回答:隠蓑の術
=================================================
※忍者検定読み本「陣」から取っておりまする。
 読み本の場合、正解以外の選択肢は書かれておらず、満足な解説もございませぬ。。。
 なので、忍者検定の解説メインじゃないとき、たまーにこーやって読み本から関係する問題を紹介しておくでござる!

くノ一の由来は諸説あり、大体以下の2つのどちらかが有力説である。
①「女」という字をバラした説
感じの「女」という字を一画ずつにバラすと、「く」「ノ」「一」となるから。
このため、この説に立つと「く『の』一」と書くのは間違いらしい。
ちなみに男は「タヂカラ」と呼ばれる。

②男と比べて穴が1つ多いよね説
人間の穴は「目×2」「鼻×2」「耳×2」「口」「へそ」「肛門」の9つ。
ただし、女性はこれにもう1つ穴が存在することから「9+1」で「九の一」となる。
(男性も尿道とかあるんだけどなー)


というのがくノ一概説なのだが、拙者も確かに、最初は妖艶なくノ一が好きではござんした。
だが、あまりにもどこで出て来ても変わらない安直な存在とし、本当のくノ一がどうであったかを検討しきれていない薄〜い描写ばかりで、最近は辟易としてきている。

仮に、本当に任務のために操を呈して各武将から情報を手に入れていたとしよう。
いくら身体を売ったといっても、きっと今のそういうお仕事をされている方達よりはお金もらってなかったはず。
ましてや、忍者は傭兵集団であり、特定の尊敬する親方様のために、、という働き方をしていなかったのだから、なんでそこまで割り切ることができたのか、不思議でしょうがない。
武士道的精神からなら自分の身を犠牲にしてでも、というのはあると思うが。。

おそらく時代のせいもあるとは思ふ。
男尊女卑そのものがまかり通る時代である。
今の拙者の倫理観では、到底説明できないような状態だったのであろう。

だが、好きでもない男に抱かれるのはつらくなかったのか。
苦悩はなかったのか。
なぜそこまでして、信頼関係もない依頼主の仕事をこなせばならぬのか。
子でも宿したらどうするのか。

拙者は、そんなくノ一ばかりではなかったと思っている。
もっと誇りをもった素晴らしい忍びがいたのではないかと考えている。
そりゃ少しは女の武器を使っているはずで、それは忍びとしては切り札として多いに使うべきだとも思う。
だが少なくとも、最近のくノ一を題材にした漫画やアニメなどのように、簡単に股を開くようなくノ一は絶対いなかったと思うんだけどなぁ。。

というのは、現代の倫理観から来る問いかけもあるのだが、ちゃんとした根拠として、、
かの「万川集海」でも、「くノ一の術は、最後の最後の切り札で使うべし」と書いているのである。
これは何故か。

くの一の術は、女性をターゲットの側で長く暮らさせたり、肉体関係に持ち込ませたりするわけなのだが、そんなことをすれば、そのくノ一が裏切る可能性があるからである。

女性は感情的な動物であると良く言う。
昔呼んだananとかでも、一回寝ると女の子は落ちるのだ、的なことが書いてあったような気もするw

要は、ターゲットに対する恋心や愛情的な方が大きくなってしまい、それは動物的な感情であるためなかなか押さえることもできず、本来の任務よりも相手方の方についてしまう危険性があるのである。
ここに二重スパイのできあがりでござる。
これほど危険なことはない。

そういった意味でも、今のくノ一のイメージというか扱いについては、なにかこう、納得がいかないのだ。
忍者界において、くノ一は一体、どんな働きをしたのか。
その真実が知りたい。

実際、タヂカラの忍者には名前が残っている有名人がいっぱいいるのだが、くノ一の忍者には、忍者として名前が残っているのは、甲斐・信濃の二国巫女頭領となった「望月千代女」しかいないのである。
他のくノ一達は、いったいどうして、どうやって生きていたのか。
しかも、その望月千代女だって、生没年不詳の謎だらけの人物なのである。

というわけで、今、拙者の中で一番熱い忍者研究テーマが「くノ一」でござる。
一体くノ一は、どのように考え、どのように生き、どのように男忍者と接し、どんな功績を治めたのか。
望月千代女、その統括した歩き巫女をはじめとして、諸々研究しようとしているところでござる。

この謎だらけの分野が一番ロマンがあるからじゃ!
そして、今描かれているようなくノ一ではない、もっと違った一面があることを広められるようにしたい。

と、忍びとしての拙者が、ちょっと真面目に突っ走って来てしまった。

でも、最後に男としての嵩丸として、これだけは言わせてほしい。



正直、妖艶なくノ一とか全然嫌いではない!
むしろ大好きでござる!!ww

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