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忍者検定対策教科書発見! 〜<甲賀忍者>の実像〜

不定期ながらも甲賀忍者検定の解説を試みているこのブログ。
拙者はいつも10冊程度の書籍とネットの情報を参考に研究に勤しんでいるでござる。

参考する書籍によって、1つの事柄に対する解説や捉え方が違ったりするので、まだまだ参考書は欲しいところでござる。
そんな中、忍者検定対策にもってこいの書籍を発見いたした。

教えたくない、、、教えたくないけど。。。
教えちゃいまする!

【歴史文化ライブラリー335 「<甲賀忍者>の実像」 藤田和敏(吉川弘文館)】



注:アフィリエイトじゃありません。やり方わからんもんw

著者は大学の研究員を経て、甲賀市役所に三年間勤め、その後相国寺史編纂室研究員博士となられたお方。
地肌で甲賀の町や人々を感じたツワモノでござる。

甲賀忍者を語るとき、普通は戦国〜江戸時代の万川集海提出までが描かれることが多い。
この本でも、その時代のことは詳細に研究がなされており、忍者検定として一番よく出題される分野「甲賀の歴史」に関してはほぼこれで大局を掴むことができるだろう。

だが、拙者が初見だったのは、そのあと。
幕末において活躍する甲賀古士の生き様まで研究されていたことである。

残念ながら忍術を披露するまでもなかったようだが、戊辰戦争における参戦の記録について、根気づよい研究がなされていた。
この辺りは全くノータッチだったので、非常に勉強になったでござる。

また、明治や昭和に入ってからの現在の忍者イメージの形成についてもつぶさに調べ上げて、研究結果として記載がなされている。

しかも文章が整っていて読みやすい。
なかなかの良書でござった。

今後の研究活動の一助となってくれる書物でござろう。


それにしても、この本の著者のように、自分も甲賀で働きたいでござる。
でも、あのような何にもないところで果たして耐えられるであろうか。。。

いずれは絶対に伊賀か甲賀に忍者屋敷を建てて隠居してやろうと思っているのだが、、
まだまだ先になりそうでござるな。

まずはこの東京で、武蔵一族の忍びとして、てっぺんをとる!


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2 comments

Comment

しころ

2012.12.05 at 23:14   | Edit

まじか!読んでみよう~。

嵩丸さんなら中級合格確実じゃん><;
中級で成績一位の人はずっと連覇してて、次も狙ってるらしいから
ぜひてっぺんをとってくれ!!

いや!!!
実はかなりわからない問題が結構多くて、、、結構飛ばし飛ばしやってる。。
次受けるけど多分無理な気が。。。
しかもこんなブログやってんのに落ちたら恥ずかしいw

しころちゃんも来年こそは!!
もしよければ貸してあげるよ〜。
実際試験では幕末の問題出ないし、買うのは読んでみてからでもいいかも!

From Master | 2012.12.05 at 23:19

2012.12.05 at 23:55   | Edit

こんなナイスな本が!!
私にも貸して~~(>_<)
でも、上級の実装は絶対勘弁!w

中級連覇って、何回もうけていいものなのか…

もちろんっす!
しころちゃんの次にお貸しします〜
1日で読めますよ!

そう、、、中級連覇って、目を疑いましたわ。。
そんな何回も受けていいんだったら、次は千さんも参戦ですねw

From Master | 2012.12.06 at 00:08