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伊賀忍者知識の集大成! 〜第1回伊賀忍者検定〜

本日、記念すべき第1回の伊賀忍者検定を受けて参ったでござる!

開催概要

今回行われる試験プログラムは以下の3つから選択できまする。
・忍たま入門試験(ちびっ子向け・伊賀のみ)
・3級
・2級

拙者はもちろん3級・2級を併願で受けて参りましたが、受験料は締めて9,800円!!
う〜ん、高い!
甲賀の手作り忍者検定と違ってしっかり出版社が入っているだけあって高いっすわ!!

↑の開催概要のページでは練習問題も公開しているのでぜひ受けてもらいたいところでござるが、3ヶ月くらい前に申し込んだとき、この練習問題はなんとか全問正解でござった。
なので、嵩丸だけにタカをくくったのか、川上先生にサインしていただいたあの有り難い公式テキストもインテリアと化し、刻一刻と今日という日は迫っていたのであった。

そうして先週、1通のはがきが届く。

【受験票なり!】


・・・い、、、1番っ!!
受験番号1番やないかい!

これまで何度かいろんな資格試験は受けて来たが、受験番号が1番だったことは一度も無い。
なんかこう、一番最初に申し込みが始まった瞬間にがっついて申し込んだみたいでかっこわるいでござる。
周りの人にもそういう風に見られていたんだろうな・・・
きっとそうなんだろうな。。。
しかも落ちたらすっげー恥ずかしいでござるよ。。。

しかし甲賀の忍者検定と違い、東京でも開催してくれるのは非常に有り難き事。

しかも会場は 女子大
きっと女子大生がいっぱいいて、ハーレムのような試験会場となるであろう!!

とワクワクしながら、雨がシトシト降る中、地下鉄に揺られて会場へ向かいましてございまする。

【つきました】
 

・・・

辺りを見渡しても女子大生がおらぬ

それもそのはず、今は夏休みかつ日曜日。
いるはずはありませぬな!
・・こりゃ失敬!!

そんなこんなで試験会場となる、懐かしい感じの中規模な教室に入る拙者。
やはり想定した通り一番前の席であった。
カンニングもできないなこりゃ・・・(後ろでもしないけど)


さぁ、まずは3級にござります。

試験時間は60分。
試験問題は全100問。
単純計算して1問36秒で解かなければならないことになる。

いざ試験が開始し問題スタート!

====================
<第1問>
昭和時代になってから世間一般に言われだした呼び名は次のうちどれでしょう?
(1)透波
(2)乱波
(3)軒猿
(4)忍者
====================

答えはもちろん(4)であるが、こんな調子で非常に良心的な問題があれよあれよと出て参った。
初心者向けとしてのレベルをよく吟味された良問だったと思ふ。
6年前の「第1回甲賀忍者検定 初級の部」の地獄のような難易度を思い出すと、涙まで出てこんとする勢いでござったよ。

スイスイと解いていく拙者だったが、ある問題でふとその腕が止まった。

====================
第81問
伊賀市では忍者列車が走っていますが、その運営会社として正しいものは次のうちどれでしょう?
(1)伊賀鉄道
(2)近鉄
(3)JR東日本
(4)JR東海
====================

おおふ!?

今一度、開催概要で出題範囲をご確認いただきたい。
3級 忍者の歴史・道具・技術等について一定の知識を有するレベル。
2級 忍者の歴史・道具・技術等についての幅広い知識を有するレベル。
もしかして「等」の中に「伊賀の忍者関連観光分野問題」も入ってるってこと!?

それならばぜひとも明示しておいた方がよろしかろう。。
伊賀会場ならばまだしも、東京会場では伊賀に行ったことの無い人もいるはず。
試験が終わった瞬間、この観光問題に対するブーイングの声が多かったでござるw

甲賀の検定も地元の地域史に関する問題が多く悩まされたが、それは全て一応忍者の歴史に関する問題だったからよくて、現代の観光活動なんて多分受験者としてはどうでもいいと思う人が多いのではないだろうか。。。
拙者は好きだからたまたま良かったけど・・
はからずも今年に入ってからもう6回くらい伊賀に行かせていただいているからか、全部わかったのはこれ幸いにござった。
まぁ、次からは予測もできるので問題なかろう!


そして1時間空いて2級がスタート!
やはり3級よりは難しい。。
実はほとんど前日しかテキストの勉強はしてなかったのでその一夜漬け的な短期記憶と、今まで蓄えた長期記憶に頼らざるを得なかったので、ちょっと苦戦しましてござった。

帰って自己採点してみると・・・

おそらく7問しか間違えていない!
2級もおそらく合格しそうでござる!!

マーク漏れとかあるかもだし油断できない。
だけど何よりも嬉しかったのは、今まで伊賀に通って講座で学んだり、自分で勉強したりしたことが試験に出て、答えられることにより、今までやってきたことが身に付いてることでござった。

中でも一番試験に出たのは、池田先生のミステリーツアーで伺ったお話でした。
薬草の問題も、伊賀越えで家康が立ち寄った徳永寺の問題も、池田先生に直接教えてもらったり連れてってもらったりしたところだ。

特に印象深かったのは手力神社の問題。
====================
<第71問>
伊賀市にある手力神社で行われる花火大会は、ここに住んでいた忍者が火筒や狼煙を奉納したことが起源と言われていますが、この忍者といわれる人はだれでしょう?
(1)服部半蔵
(2)藤林長門
(3)百地丹波
(4)石川五右衛門
====================

この問題に関するテキストでの表記は、あとあと読んでみると章と章と間の雑多なコラム、という形で載ってて、昨日テキスト読んだときも
「こんなとこ出ねーかな」
と飛ばしたとこでござった。
なので直近でのインプットはなかった。

しかし、確か3ヶ月前に、池田先生と忍者岳に登りにいったとき、帰りにふらっと立ち寄ってくださり、藤林長門ゆかりの神社ということでご説明してくださったのだ。
写真を撮れなかったのでブログには書かなかったのだが、あのときの説明とその場に立ったときの感動が印象的で、どうやら拙者の脳の片隅に記憶として残っていたらしい。
おかげさまでこの問題も正解することができ申した。
池田先生、ありがとうございまする!

てな感じで無事伊賀の検定も終わり、10月の結果発表を待つのみとなったのだが、なんと驚くべきお知らせが・・・
こんな紙を渡されたのだ。

この度は、伊賀忍者検定2球を受験いただきまして誠にありがとうございます。
当検定は、日本における正当な「忍者」の認定を目的に実施しました最初の検定です。
今後の検定は、三重県伊賀市での座学及び修行を中心に行って参ります。
最終的には、当検定の監修をしています川上仁一氏より「伊賀忍者」の認定書を授与されますが、それまでには厳しい忍者修行を経なければなりません。
そのため次のステップが、来年3月23日(日)に伊賀で行われます、伊賀忍者検定1級です。
検定1級は、川上先生による座学が中心になり、そこに合格しますと段位に入り、いよいよ実技の修行へと進んで参ります。
検定2級合格者へは、メールまたは郵送にて受験案内を送らせていただきます。(以下略)



こ、、、これは・・・


1級に受かれば甲賀流忍術を修得している川上先生の修行が受けられるっ!?


これはなかなかのプレミア企画!!
来年の3月・・・まで何を勉強しとけばよいのだろう。。。
そして段位の修行とはいかなるものなのか・・・


川上先生はもう弟子はとらないと公言された御方。
それがこんな形で風穴があくことになろうとは・・・

伊賀検定の動きには目が離せませんな!!

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