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江戸の忍者集大成! 〜江戸の隠密・御庭番〜

前回のエントリーで申し上げたとおり、現在は江戸の忍者にフォーカス!
ということで、読み申したでござるよ。
江戸忍者(公儀隠密など)が網羅された本をなぁ!

【清水昇「江戸の隠密・御庭番」河出書房新社】


江戸時代に活躍した隠密総勢50人の解説を施した本でござる。

正直、若干「え、この人が隠密?」と、なんとも50人にするために無理矢理隠密に仕立て上げた感も否めない・・・w
だって赤穂浪士の吉良側の動きを調査した人達まで含めてたり、新撰組の斎藤一が隠密だなんて・・・

まぁこの顔は間違いなく隠密ですがね(笑)

【斎藤一さん】



徳川により天下が統一され戦国時代が終わり、平和な時代が訪れた結果、特殊軍団である忍者達は働き場所がドンドンなくなっていってしまった。
服部半蔵に召し抱えられた者たちも基本的には城門警備。
大奥の警護にあたった忍者なんて、雪合戦の壁にされる始末である。
いつしか忍びが不要になる時代が到来してしまったのだ。

しかし徳川幕府としては、再び戦乱の世に戻さないためにも、全国の動きは察知しておかなければならない。
外様の大名達にクーデターなんて起こされたらたまったもんじゃない。
民が安心して暮らせない。

そこで必要になったのが、諸藩の動きを観察する役目でござる。
諸藩に目を付ける意味で「目付」「徒目付」など役職が置かれた。
時には将軍から直々に任務を賜る「公儀隠密」なんかも出て来た。
中でも吉宗の時に尾張徳川から一緒に江戸にやって来た隠密衆が「御庭番」である。

拙者が一番この中で面白かったのは、
・第1章 徳川家に使えた忍者の子孫と隠密
・第3章 御庭番の登場
だろうか。

他の章は、、なんか面白くなかった。。
いや、資料とかをベースに非常に細かく解説されているのでとっても勉強にはなったのだが。。

やっぱりこの忍者業界、、、どうしてもイメージが大事なんだなぁ、って感じ申した。

第1章はこれまでの忍者がどういう末路を辿ったのか、という視点での話だったし、第3章は世にも名高い御庭番の真実が知れて勉強になった、というところだが、他はどうもダイナミック感が感じられない。
拙者がまだそんなに、よくある江戸時代における密偵の小説とか読んだことないからかもしれんが、、、

忍者とか隠密って、歴史的資料を残すわけないんだから、いかに謎なミステリアスな部分を想像させて、ロマンを潰さないで伝えられるか、というのが非常に肝要だと思った。
かといってあまりに現実味を帯びない、突拍子もないことを付け足してしまうと冷める。

我が武蔵一族が面と向かってつきあっていかなければならない「江戸の忍者」は、少し取り扱いを間違えれば火傷を負いそうな代物かもしれない。
あまりにも戦国忍者のイメージが強すぎるからだ。
どうしても戦国忍者の方が面白くわかりやすい。

もうちょっと江戸の忍者、調べてみよう。

いっそのこと
「江戸の隠密はみんな自分のふんどしを覆面にしてました。なかなかどうして目と鼻に来るそうです」
とかいう風説の流布を流したら面白いかな!

面白さの方向が違わ〜い
違わーい

わーい・・・

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