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伊賀忍者知識の集大成! 〜第1回伊賀忍者検定〜
Posted on Sunday, Aug 25, 2013 20:41
開催概要
今回行われる試験プログラムは以下の3つから選択できまする。
・忍たま入門試験(ちびっ子向け・伊賀のみ)
・3級
・2級
拙者はもちろん3級・2級を併願で受けて参りましたが、受験料は締めて9,800円!!
う〜ん、高い!
甲賀の手作り忍者検定と違ってしっかり出版社が入っているだけあって高いっすわ!!
↑の開催概要のページでは練習問題も公開しているのでぜひ受けてもらいたいところでござるが、3ヶ月くらい前に申し込んだとき、この練習問題はなんとか全問正解でござった。
なので、嵩丸だけにタカをくくったのか、川上先生にサインしていただいたあの有り難い公式テキストもインテリアと化し、刻一刻と今日という日は迫っていたのであった。
そうして先週、1通のはがきが届く。
【受験票なり!】
・・・い、、、1番っ!!
受験番号1番やないかい!
これまで何度かいろんな資格試験は受けて来たが、受験番号が1番だったことは一度も無い。
なんかこう、一番最初に申し込みが始まった瞬間にがっついて申し込んだみたいでかっこわるいでござる。
周りの人にもそういう風に見られていたんだろうな・・・
きっとそうなんだろうな。。。
しかも落ちたらすっげー恥ずかしいでござるよ。。。
しかし甲賀の忍者検定と違い、東京でも開催してくれるのは非常に有り難き事。
しかも会場は 女子大!
きっと女子大生がいっぱいいて、ハーレムのような試験会場となるであろう!!
とワクワクしながら、雨がシトシト降る中、地下鉄に揺られて会場へ向かいましてございまする。
【つきました】
・・・
辺りを見渡しても女子大生がおらぬ。
それもそのはず、今は夏休みかつ日曜日。
いるはずはありませぬな!
・・こりゃ失敬!!
そんなこんなで試験会場となる、懐かしい感じの中規模な教室に入る拙者。
やはり想定した通り一番前の席であった。
カンニングもできないなこりゃ・・・(後ろでもしないけど)
さぁ、まずは3級にござります。
試験時間は60分。
試験問題は全100問。
単純計算して1問36秒で解かなければならないことになる。
いざ試験が開始し問題スタート!
====================
<第1問>
昭和時代になってから世間一般に言われだした呼び名は次のうちどれでしょう?
(1)透波
(2)乱波
(3)軒猿
(4)忍者
====================
答えはもちろん(4)であるが、こんな調子で非常に良心的な問題があれよあれよと出て参った。
初心者向けとしてのレベルをよく吟味された良問だったと思ふ。
6年前の「第1回甲賀忍者検定 初級の部」の地獄のような難易度を思い出すと、涙まで出てこんとする勢いでござったよ。
スイスイと解いていく拙者だったが、ある問題でふとその腕が止まった。
====================
第81問
伊賀市では忍者列車が走っていますが、その運営会社として正しいものは次のうちどれでしょう?
(1)伊賀鉄道
(2)近鉄
(3)JR東日本
(4)JR東海
====================
おおふ!?
今一度、開催概要で出題範囲をご確認いただきたい。3級 忍者の歴史・道具・技術等について一定の知識を有するレベル。もしかして「等」の中に「伊賀の忍者関連観光分野問題」も入ってるってこと!?
2級 忍者の歴史・道具・技術等についての幅広い知識を有するレベル。
それならばぜひとも明示しておいた方がよろしかろう。。
伊賀会場ならばまだしも、東京会場では伊賀に行ったことの無い人もいるはず。
試験が終わった瞬間、この観光問題に対するブーイングの声が多かったでござるw
甲賀の検定も地元の地域史に関する問題が多く悩まされたが、それは全て一応忍者の歴史に関する問題だったからよくて、現代の観光活動なんて多分受験者としてはどうでもいいと思う人が多いのではないだろうか。。。
拙者は好きだからたまたま良かったけど・・
はからずも今年に入ってからもう6回くらい伊賀に行かせていただいているからか、全部わかったのはこれ幸いにござった。
まぁ、次からは予測もできるので問題なかろう!
そして1時間空いて2級がスタート!
やはり3級よりは難しい。。
実はほとんど前日しかテキストの勉強はしてなかったのでその一夜漬け的な短期記憶と、今まで蓄えた長期記憶に頼らざるを得なかったので、ちょっと苦戦しましてござった。
帰って自己採点してみると・・・
おそらく7問しか間違えていない!
2級もおそらく合格しそうでござる!!
マーク漏れとかあるかもだし油断できない。
だけど何よりも嬉しかったのは、今まで伊賀に通って講座で学んだり、自分で勉強したりしたことが試験に出て、答えられることにより、今までやってきたことが身に付いてることでござった。
中でも一番試験に出たのは、池田先生のミステリーツアーで伺ったお話でした。
薬草の問題も、伊賀越えで家康が立ち寄った徳永寺の問題も、池田先生に直接教えてもらったり連れてってもらったりしたところだ。
特に印象深かったのは手力神社の問題。
====================
<第71問>
伊賀市にある手力神社で行われる花火大会は、ここに住んでいた忍者が火筒や狼煙を奉納したことが起源と言われていますが、この忍者といわれる人はだれでしょう?
(1)服部半蔵
(2)藤林長門
(3)百地丹波
(4)石川五右衛門
====================
この問題に関するテキストでの表記は、あとあと読んでみると章と章と間の雑多なコラム、という形で載ってて、昨日テキスト読んだときも
「こんなとこ出ねーかな」
と飛ばしたとこでござった。
なので直近でのインプットはなかった。
しかし、確か3ヶ月前に、池田先生と忍者岳に登りにいったとき、帰りにふらっと立ち寄ってくださり、藤林長門ゆかりの神社ということでご説明してくださったのだ。
写真を撮れなかったのでブログには書かなかったのだが、あのときの説明とその場に立ったときの感動が印象的で、どうやら拙者の脳の片隅に記憶として残っていたらしい。
おかげさまでこの問題も正解することができ申した。
池田先生、ありがとうございまする!
てな感じで無事伊賀の検定も終わり、10月の結果発表を待つのみとなったのだが、なんと驚くべきお知らせが・・・
こんな紙を渡されたのだ。
この度は、伊賀忍者検定2球を受験いただきまして誠にありがとうございます。
当検定は、日本における正当な「忍者」の認定を目的に実施しました最初の検定です。
今後の検定は、三重県伊賀市での座学及び修行を中心に行って参ります。
最終的には、当検定の監修をしています川上仁一氏より「伊賀忍者」の認定書を授与されますが、それまでには厳しい忍者修行を経なければなりません。
そのため次のステップが、来年3月23日(日)に伊賀で行われます、伊賀忍者検定1級です。
検定1級は、川上先生による座学が中心になり、そこに合格しますと段位に入り、いよいよ実技の修行へと進んで参ります。
検定2級合格者へは、メールまたは郵送にて受験案内を送らせていただきます。(以下略)
こ、、、これは・・・
1級に受かれば甲賀流忍術を修得している川上先生の修行が受けられるっ!?
これはなかなかのプレミア企画!!
来年の3月・・・まで何を勉強しとけばよいのだろう。。。
そして段位の修行とはいかなるものなのか・・・
川上先生はもう弟子はとらないと公言された御方。
それがこんな形で風穴があくことになろうとは・・・
伊賀検定の動きには目が離せませんな!!
ダメニンジャーの極み 〜甲賀の里 忍術村〜
Posted on Monday, Jun 10, 2013 23:08
時は遡ること忍者検定の前日。
拙者は甲賀の地に舞い降りたでござる。
せっかく甲賀に行くので、武蔵一族のいつものメンバーで前乗りし、いろいろ物色することになり申したわけでござります。
千姫・しころ姫・豹捕さんと一緒に「甲賀の里忍術村」へ。
ここはあの千姫が去年優勝した「全日本忍者選手権大会」が開催される会場ともなる場所だ。
水蜘蛛なども体験できるため一度行ってみたかったので、楽しみにしていたところでござる!
【甲賀の里 忍術村へ!】
いつもは真っ黒な武蔵一族忍び装束スタイルだが、水蜘蛛で大事な装束が濡れるかもしれないと思うと嫌だったので、生まれて初めて忍び装束をレンタルすることに。
甲賀忍術村では、いろんな色の装束から自分の好きな色のものを選択することができる。
くノ一勢に勧められるがママに拙者が選択した色は・・・
【ぴ・・・ピンク。。。】
想像を絶するダサさである。
しかも「男性の方の中でピンクはかなり人気です」と里の方。
二番煎じどころじゃないわ。。。
「でも普段の装束よりも似合ってる」という毒舌くノ一たち。
なんということじゃ・・・
【そしていざ入村し志能備手形GET!】
【鳴子が出迎えます】
まずは各種ある修行をしようと回って見ることに!
▼修行その1 「石垣登りの術」
選手権でも第一の関門として、文字通り立ちはだかる壁だ。
駆け抜けて、これをひょひょいっと登らなければならない。
【登れるモンなら登ってみんしゃい】
これに果敢にチャレンジして行く仲間たち。
【さすがチャンピオン!】
やはり千ちゃんはさすがにござった。
ひょいひょいと登っていき、その後もしっかりと次の大会に向けた足場の確認を念入りに行う。
これぞ王者たる者の使命なのであろう。
【これは三角蹴り!?】
【絵になるしころ姫】
【いくでぇ〜】
※その後ズリ落ちたのは言うまでもない・・・
▼修行その2 「塀越えの術」
【こんな塀を飛び越えていく】
【ジャンプして・・・】
【塀の上に乗り・・・(笑)】
【飛び降りて・・・】
【着地!!】
大会では、壁上りのあとにすぐ塀越えが待っている。
忍者にはやはり跳躍力が必要でござる!!
▼修行その3 「塀横歩きの術」
足場の小さい箇所を横に伝っていかなければならないのである。
【結構狭い】
【壁に胸を当てた方が安定する気がする】
【でも壁に背を当てた方が絵になる】
▼修行その4「壁づたいの術」
壁を渡っていくアトラクションっ!
前の赤目四十八瀧の方が難易度激高だったので、それよりはまぁマシでござった。
【ひたすら渡る!】
【難関の谷間】
【ぐぬおおおぉぉぉ!】
※ここでも落ちた・・・
▼修行その5「綱渡りの術」
アスレチックによく或るヤツ。
微妙に滑りも悪く、イマイチでござったのが残念w
【トンっと乗って・・・】
【やっほーーーーーーーい!!】
【お片づけもしっかり!】
▼修行その6「手裏剣道場」
これがなければ始まらない!
甲賀手裏剣道場にござい。
伊賀のよりもちょっと大きかったでござるな。
【陽気なおっちゃんが指導します】
【刺さりました♪】
【どんなもんだい!】
【気持ち悪いくのいち】
この辺り豹捕さんがどっか1人で消えたり、1人で忍術資料館に行ったりしてたので写っておりませぬw
あと残すは一番楽しみにしていた水蜘蛛のみ!!
その前に他のスポットを回って参りました。
▼観察場所その1 「忍者屋敷」
ベタベタなからくり屋敷にござります。
からくり屋敷は戸隠しかり、伊賀しかり、日光しかり、もう大体似たようなものになってくるのだが、ベタなからくりでも面白いものは面白い。
願わくば、将来は是非ともからくり屋敷に住みたいものである。
【囲炉裏が抜け穴】
【掛軸の裏に抜け穴】
【そそる床下】
▼観察場所その2 「忍者資料館」
意外としっかりといろいろ展示されている忍者資料館があり申した。
こんだけ長いこと忍者やっていると、展示されているものはほぼ見たことがあるものだ。
ただやっぱり甲賀特有なのは薬関連忍具ですな!
【薬研】
そして気になったのは五色米の色。
本当はこんな色だったのだろうか?
確かにそんな鮮明な色はないだろうからなぁ。
それにしてもカピカピすぎるやろ!w
【五色米】
【ちなみにこれは五色枚シスターズw】
©小しころ
しころちゃんにリクエストして描いてもらったキャラクターにござる。
武蔵一族ではひしみんがメインキャラクターだけど、拙者は五色枚シスターズ、結構好きなんだよなぁw
ちなみにレッドは、シスターズだからダメだと言っているのに、うちの頭目がどうしてもと希望して任命することになりました。
そしておもむろにある張り紙を見ると気になるお知らせが。
【この苗字の方探しています】
鉤の陣で功績のあった甲賀五十三家の一族の調査をしたいので、苗字が一緒なら申し出てほしいとのこと。
うーん。拙者の周りにも結構いる苗字。
これに当てはまる人がいたら、今度あった時に
「お宅、甲賀忍者じゃありません?」
って聞いてみたいでござるな!w
あとは母親の旧姓が望月だから、甲賀と何か関係あるといいなぁ、と思っているのだが、、
母の実家は長野なので、甲賀における望月家の源流である諏訪の望月家と出は一緒だと思うのだが、甲賀に行ってしまった甲賀三郎の方の望月じゃなくて、長野に残った方の望月家だと思われる。
家紋は同じ九翟だし・・・
ご先祖様、ぜひ甲賀の方に行って欲しかったですw
そして最後は・・・!
▼修行その7「水蜘蛛の術」
待ってました!
これをやりに来たと言っても過言ではない!!
【綱を持って渡っていきまする】
いやぁ、この形を見るだけでワクワクしますな!
結構他の人を見ていると、スイスイと行っている。
意外と簡単なのか・・・?
まずは豹捕さんが挑戦。
【乗る!!】
【この体制からしばらく動きません】
【大分めり込むようだ・・・】
【あ、、、あぶねーーーーーー!!】
中盤から足がドンドン開いてくる豹捕さん。
本当に落ちそうでドキドキする・・・・
【さらに開く!!】
【やばいって!】
【執念で落ちずにゴール!!】
危なかった!!
なんとか落ちずに行けたっすね!
こんなに難易度高いのか・・・
ちょっとヒヨる拙者でござった。
次なるは千姫!
【それはもう悠々と行かれました】
【ほんとめっちゃ早かった・・・】
さすがはチャンピオンでござる。
まぁチャンピオンだからな。
出来が違うのだから仕方ない。
きっと次のしころちゃんは落ちてくれるはず!
と期待して待ち構えるが・・・
【かなりスムーズ】
【いつものしころんべえじゃない!!】
結局くノ一2人はすっごく淡々とこなしていきました。
うむ。
きっと簡単なんだな、これ。
こんなことならダッサいピンクの装束なんて着るんぢゃなかった・・
1100円もしたし。。
ギャラリーも増えていて、そばでは4人のギャル達が見ている。
ここは誰よりも最速でこの池を駆け抜けて、イイかっこをとくと見せつけるしかないっ!!!
【スタート!】
が・・・・
【沈むううううぅぅぅぅ!!!】
体重が思いからなのか、のっけから水蜘蛛の回りの浮き輪部分まで沈んでいく・・・
ど、、、どうやって浮くの・・・!?
教えてアメンボさん!!
【しかもどんどん離れていってまう!】
危ない・・・
お腹がつきそうだったがなんとか持ちこたえた・・・
【それにしても格好悪い進み方だ・・・】
へっぴり腰とはこのことをいうのであろう。
格好悪いながらもちょっと感覚を掴めてきたかな?と調子に乗り、若干スピードアップをしてみる。
すると・・・バランスを崩し・・・
【落ちる!落ちるーーーー!!!!】
もうダメかと思ったw
ここもなんとか持ち直し、さらにゴールへと進む。
【またもやピンチ!!!】
【でもまだ大丈夫!】
・
・
・
だが、ここの持ち直し方がいけなかった。
ずっと前のめりでバランスとってたのに、このとき後ろの方に重心が傾いてしまったのである。
【これはアカン!!】
【あっ】
【・・・】
【ざっばーーーん】
完。
【変な生物が出て来たみたいだ】
【もう死にたい】
よく見たらどこかのお父さんが縄を持ってくれているし、ギャルは嘲笑の声をかけてくるし、パンツはびしょぬれだし、ギャラリーの人がその後やったら誰も落ちなかったし。。。
はい、やはり最初っから最後までダメニンジャーのようでした。
まぁおいしかったから良しとしよう!
千ちゃんが取ってくれた動画はプロの芸人をも凌ぐクオリティだったと思うので、ぜひ機会があればご披露したい。
このようにして甲賀の里忍術村を楽しく終えることができました。
忍者検定みたいなビッグイベントも楽しいけど、こうやって忍者好きな仲間と、素朴に童心に帰って遊ぶのも好き。
なんかこういうのこそ、かけがえのない時間だなって思える。
特に豹補さんはあと1年もしないうちにロシアに帰ってしまうので、もっと思い出を作りたいでござるな。
ということで、皆の衆もぜひとも忍術村へ行って、拙者よりいいオチっぷりを争ってくれたまえ!!!笑
(余談の時間)
最後におまけ写真集!
【演説を始める豹捕さん】
【カッコいい!】
【I am Spiderman!】
【高飛車くノ一】
【なんかコレ好き】
【拙者が何したというんだ!!】
【忍びピース】
【闇の千】
【ラムネ】
【おい、なにすんねん!】
【なにみとんじゃワレ!!!】
甲賀流忍者検定中級合格! 〜甲賀流忍者フェスティバル2013〜
Posted on Sunday, Jun 09, 2013 22:40
第6回甲賀流忍者検定の中級、見事合格して参りました。
思えば何を血迷ったか去年の下半期は甲賀流忍者検定の中級の解説何ぞを始め、知識も乏しいのに身の丈を知らない生意気なことを書きまくっていたのが懐かしい。
時を遡ること6年前。
拙者がまだ大学生の頃でござった。
まだ1人で忍者活動をしていたころ、第1回の甲賀流忍者検定を受けにいったことを思い出す。
その頃の様子を、今はほぼ使っていないmixiに書き込んでいたので以下転記しよう。
▼タイトル:超難関試験に合格!!!
昨日、学生生活の締めくくりとして、滋賀県にて「第1回 忍者検定」受けてきました !
50問中30問正解(1問2点)で合格なんだけど、
初級ということで、無勉強でなめてかかりました 。
そしたら試験説明してるオッサンが
「試験問題作ったら難しくなっちゃいました」って・・・w
案の定、メチャメチャ難しかった。。。
甲賀武士の菩提寺である高徳寺の場所はどこか。って解るかいっ!
でもなんとか70点を叩き出し、見事に合格っ!!!
46人が合格し、19位でした・・・まずまずかな 。。
今や、司法試験や公認会計士の人数よりも少ない資格者ですので、
超難関資格と言えるでしょう!!!!!!
今後履歴書には「平成20年3月 忍者検定初級合格」と書けるので、
転職には困らないはずです 。
来年は中級です。
今から勉強すればみんな間に合うよ !!
皆の者、これからは背後に気をつけてくだされ。
高徳寺を知らないなんてまだまだ甘いなw
なんか小さい「っ」とか使ってて文章が若いしw
あと、3番目の写真の一番前に座っているのは池田先生であろうか??
後ろ姿がめっちゃ似ている・・・
昨日聞いてみたけど覚えていないとのことw
そうじゃなかったとしても、当時はこんな忍術研究家の方などと知り合えるなんて夢にも思わなかったなぁ。
当時の忍者検定は、一番はじめの年ということもあり混乱を極めていたし、規模も小さかった・・
初級なのに合格率が50%を下回るという難しさにも笑ってしまうほど戦慄したw
「にんじゃえもん」もまだいないし、全てが始まったばかりだった。
新社会人となって忙しくなったこともあり、その後中級は受けられていなかったのだが、忍者熱もまた再燃し、今回応募してみたのでござる。
それにしても・・・
今回の忍者検定はひと味違う!!
甲賀流忍者検定のみではなく、「甲賀流忍者フェスティバル」と名を変えて、甲賀は一年に一回の一大イベントにしたてあげたのでござる!
構成としては以下の三本柱である。
①ミュージカル「正心」の講演
②第6回忍者検定試験(テスト編)
③磯田道史先生の講演
④6回忍者検定試験(成績発表編)
▼前夜祭 〜ミュージカル「正心」〜
正直、最初この案内を見たときに
「・・・え。忍者でミュージカルだと・・・?」
と戸惑いが隠せなかったでござる。。。
だって忍ばなきゃいけないのに歌っちゃうんだもの!
しかも萬川集海でもいの一番に出てくる「正心」を題材にするってどうゆうことだろう。
まったく想像もつかなかったでござる。
そしておそらく発表会的なもので、観客も親御さんや友達の方が多そうだったので、劇場に入ってもなお、クオリティもそんなに期待していなかった。
だがしかし・・・
良かった!
ホント良かった!!
もともと常の方のときはミュージカル結構好きで、元気をもらいたいときにはミュージカル映画をよく見たりするのだが、やっぱ生はいいですな!
特にこのミュージカルパークという劇団がやっているミュージカルは、子供達がすごく生き生きしていて、年端も行かない子ども達が頑張っているだけで泣きそうになってしまった・・・
そしてそれを支える大人の方々の演技力と歌唱力の高さには舌を巻いたでござる。
物語の導入部分の流れはこうだ。
時代設定はいつだかわからないが、結構平和な世になった頃の甲賀の里の忍たちのお話。
どうやら甲賀の里の近くの山に、元忍びの者だが暗黒サイドに落ちた者の集まりである「闇の衆」が住み着いた様子。
甲賀忍軍の主人公サスケは、仲間の小太郎を連れて闇の衆の偵察に向かうも、捕まってしまう。
これを助け出すことに成功した甲賀忍軍の仲間達。
だが、闇の衆がいる限り平和が害されるとして、サスケはまたも単身で敵陣へ乗り込み捕まってしまう。
再び助けに行くために、伊賀のくノ一衆の助けを借りて、敵陣に行くのだが・・・そこには敵の罠が待っていた。。
本当はこの後も書きたいけど、ネタバレてしまうので後は実物をご覧あれ!
最後のクライマックスシーンでは、実はちょっと泣いてしまったw
イジられると思ってずっとこらえてたけど少し目から汗が出てしまいました。。
隣にいたとみ丸さんにはバレていなかっただろうか・・
笑いあり、涙あり、バトルあり、メッセージありの素晴らしいミュージカルでした。
自分も近くに住んでいたらぜひやってみたかった!
どの方も素晴らしかったのだが、特に素晴らしかった人を挙げるとすれば・・
◆甲賀忍軍
・風丸:ちっちゃいけど真面目にすっごく頑張ってました!舞台の上の格好よさと舞台が終わった時のはしゃぎっぷりのギャップがよかったなw
・小太郎:綺麗な顔立ちと真面目で迫力ある演技には好感が持てました。
◆伊賀くノ一衆
・カスミ:あの、、、とにかくめっちゃ可愛かったですw 惚れそうになりましたw ってか本当に楽しそうに演技していて、ダンスも綺麗で見ていて目も耳も幸せになりました。
・ツバキ:一番ちっちゃいんじゃないかと思うほど小さい子だったのですが、声も通ってて他の子役達を引っ張ってました。将来が楽しみです。(拙者はどの立場からモノを言っているのかw)
◆闇の衆
ぜ、全員プロですよね・・・?
この悪役達、誰をとってもレベルが高すぎて驚愕しました。
頭領はめっちゃ悪かったし、黒夜叉さんは演技力抜群だし、火炎丸さんは漢かと思うくらい役が憑依してたし、陽炎さんは美貌から動きから美しすぎだし、何よりその他おじさんたちがおもろすぎたw
あまりこの劇団のことは知らなかったけど、きっといつか全国レベルで羽ばたいていくんだろうな、と感じたでござる。
いや、ぜひ頑張っていただきたいでござるね!!
上演中は撮影できなかったけど、後ほど一部の方の写真もあるのでお楽しみに!
ミュージカル後は、伊賀忍者の伊蔵兄貴の家に言って、忍者BBQ!
本題から外れるのでさらっとだけど、手裏剣による肉の争奪戦を行い、見事一番上級な伊賀牛をゲットしました!!
【伊賀もくもくファームの上質肉】
【真剣一本勝負!】
▼第6回甲賀流忍者試験(テスト編)
さぁ、いよいよやって参りましてござる!
仲間達といざ忍びの里・ぷららへ出発!!!
【詰め込みに余念がないしころーにん】
【忍びの里ぷらら】
【戦地へ赴く勇忍たち】
実は問題が発生していた。
拙者、なんと家に今回受験票を忘れて来たのでござる。
果たして受けられるのであろうか、、、と少し心配していたが、全然大丈夫でござったw
ありがとうございます、甲賀の人!
【受付に並ぶ人々】
【当日いきなり受けることにした豹捕さん】
※そんなのOKだったのかw
こうして受付をすませた一行は、入室までしばし待機!!
なぜかあの飯道山の山伏の方々がいらしてました。
ずっとポケーっとしてた気が・・・何しに来たんだろう。。
※結局出番は試験開始の法螺貝と終了の太鼓の合図だけでした。
【ぽけーっと山伏】
そうこうしていると・・
【あ、にんじゃえもん!】
【たかまえもん!】
【安らぎを手に入れたとみ丸氏】
そして試験の前に・・・
【ひとまず記念撮影!】
今回拙者のお知り合いで参忍するのは以下のとおり。
◆初級
・とみ丸さん(武蔵一族連絡忍)
・隼姫(武蔵一族通訳忍)
・伊蔵兄貴(伊賀之忍砦)
・豹捕さん(三重大学留学生)
・黒影さん(愛知忍者連盟)
・音羽さん(川上先生の弟子)
・テンテンさん(コジソン仙人の愛妻)
◆中級
・小しころ姫(武蔵一族連絡忍)
・道順さん(阿修羅案内忍)
・コジソン仙人(手裏剣大会日本一)
・頼光さん(チャラい山伏)
・嵩丸(武蔵一族ダメニンジャー)
◆サポーター
・千姫(武蔵一族連絡忍)
・池田先生(忍者研究家)
と、総々たるメンバー!
皆でこれより頑張って参りまする!
緊張の面持ちで試験会場へと入場する。
【試験会場はこんな感じ】
【説明を聞く山伏の背中にはマリモが】
山伏の太鼓の合図で、中級の試験がスタート!!
中身を見てみると、ほぼ忍者検定読み本に乗っていた過去問とほぼ同じ問題だ。
これについては条件反射的に解いていく。
そして後半に進むに連れて、今回初めて見る問題に打ち当たるが・・・
・・・わかんねw
読み本の解説ページにも載ってたか載ってないかすらもわかんない問題が!!
もうここは勘で行くしかない!
一通り答え終わり、確認を行って自信のない問題をピックアップしていったら、34点分くらいあった。
70点が合格ラインなので、もしこれが全部間違えていたら落第忍者だ。。
合っていることを祈りつつ、、じいちゃんたちがたたく太鼓の音を聞いて外へ出た。
初級のみんなも終わり、この後は昼食をとって、磯田先生の講演まで時間をつぶす。
その間、昨日のミュージカルパークの人達が一部いらして、即興の演技を見せていただき申した!
【それは突然始まった】
【ボーイッシュでカッコいい闇の衆・火炎丸さん】
【甲賀忍軍 才蔵さん&月影さん】
【闇の衆・雷神さん】
【陽炎さん&カスミさん】
BeautyとCuteが同棲するこの写真は、もう我が家の宝物にするしかありませぬな!w
【勘助さんによる華麗なサムズアップw】
そして、
なんと福岡からいらしているとのこと!
【ナイスポージング】
【縛ってやりましたw】
そしてその辺にいたみんなで!
【歩いている火炎丸さんもいますw】
▼磯田道史先生講演
そしてお待たせしました、あの磯田先生の講演にござります!
磯田先生は武士の家計簿を書かれていたり、歴史の愉しみ方という本を出していたりと、古文書を読むことなら右に出る者は誰もいないという凄い先生でござる。
この方の講義を生で聞けるとは・・・コネクションを持つ甲賀は凄い。
冒頭挨拶をした渡辺家文書を持つ渡辺さんも、興奮して
「磯田先生が甲賀に3回も来てくれました!!!!!!!!!」
って3回位言ってたっすw
【会場は超満員!】
本日の内容は甲賀忍者と武士社会ということで、テーマとしては尾張藩に仕えた甲賀忍者である木村奥之助達のお話でござった。
内容をそのまま書いていいのかわからないけど、くノ一の話とか尾張藩による伊賀甲賀忍者へのインタビューに関する話とか、めちゃめちゃ面白いお話が聞けたでござる。
まとめは今度詳細にやろうと思うが、とにかく一番自分に響いたのは、
間違いなく忍者はいた
と磯田先生が強く主張していたこと。
歴史学者の中には極論で「忍者なんていなかった」っていう人もいて、自分でもなんとなくそんな気もしたりして、自分が好きな忍者がいなかったかもしれないなんて嫌だったのだが、忍者の説明を強く論理づけて説明してくださったことが有り難かった。
それにしても本当に話がうまい。
そしてすらすらーっと文書を読んでいってしまう。
やはり天才なのだろうか・・
こうやって真実に近づいていく作業って凄く面白いんだろうな。
気が向いたら今度内容はまとめるでござる!
あと、研究関連でいえば、今日やっと忍びの館のHP管理人の方にお会いできたのが嬉しかったでござる!
小学生の頃からこの膨大な情報が入ったHPを運営しているという、まさに忍者のために生まれて来た者だw
前からずっとお会いしたかったのだが、いざ会ってみるとすっごくさわやかな青年で、知的で感じがよい。
拙者とは大違いだったなw
でもホントおもしろかったので、今度酒でも飲みながら語らいたいでござる!
▼第6回甲賀流忍者試験(結果発表編)
講演終了後、結果発表にございます!
まずは初級から・・・
【隼姫8位で合格!】
【音羽さんも!】
【伊蔵兄貴さすがw】
【とみ丸さんギリいけた!】
【豹捕さん近すぎw】
テンテンさんも合格し、黒影さんは帰っちゃったけどコスプレ最優秀賞もいただき、初級はみんな合格でやんした!
そして中級・・・
【道順さん4位!】
【コジソンさんも7位!】
そして・・・・
無事拙者も合格できました〜!
5位というまずまずの順位でござった!
あんま時間とれなかったけど勉強してよかった。
過去問集を自分でスマホアプリで作って勉強したのがよかったかな!
ただ・・・残念だったのはしころちゃんと頼光さん。。。
確かにしころちゃんは事前のやりとりで落ちるフラグ立ちまくってたけど・・w
多分一族の中でも一番甲賀愛が強いであろうしころちゃん。
しころちゃんがいっぱい情報提供してくれたから、今回は受かることができたと思います。
本当にありがとう!そして自分だけ・・・申し訳ないです。
来年はしころんが絶対受かるようにめいいっぱいフォローします!
スパルタでいくから覚悟しておいてくれ!頑張ろうね!
頼光さんは試験始まる前に
「ちょっとどこでんのよ、ねぇどこでんのよ!」
って変な絡みをしてきたので、勉強してたのかしてないのかわからんかったなw
来年もテキトーに頑張ってくださいw
そして自分は合格してたのに、ずっと応援してくれてた千ちゃんには頭が上がりません。
いろんな忍び軍団をいつも繋げてくれる千ちゃん。
忍び業界では既にかけがえのない存在となっております。
いつもありがとう〜!
そんなこんなで甲賀忍者フェスティバル、無事終了にて候!
甲賀って伊賀と比べると結構ツッコミたくなることが多いけど、正直そういうところがかなり好きでござる。
なんかアットホームというか、ほんわかするというか。
拙者の中での最初の遠方忍者遠征もこの甲賀の忍術検定だったし、どこか親近感が湧きまする。
これからもこの調子で、あか抜けずに頑張ってくださいませ!
とても楽しかったです!
=======================卍卍
【追伸】拍手コメントに返信機能がないため、拍手コメントくださった方へのコメントです。
▶池田先生
いつも皆の目に触れない忍びコメントありがとうございますw
さすが上忍ですw
やっぱりみんなが集まるイベントは楽しいですね!!
▶ユキさん
コメントいただきありがとうございます!
最初のアナウンスはちょっと噛まれてたので(笑)覚えていますよ〜!
音楽の方やられてたんですね!音楽も凄く素晴らしかったです!!
検定はおもしろいので子育て大変かと思いますが来年はぜひ!
今後ちょっとずつ甲賀検定の解説なんかも再開していこうかな、と思っているので、よろしければ引き続きご照覧ください!w
岐阜城盛り上げ隊×伊賀之忍砦! 〜岐阜城遠征〜
Posted on Saturday, May 25, 2013 01:09
なんと、初めての忍装束で電車に乗車でござる!!
【こんな光景初めてやw】
きっとこういう時って誰かさんが隠し撮りしてTwitterで流出させるんだろうなぁ、と思って検索してみたら・・・
案の定流出しておりましたw
きっとあの平静を装ってた青年に違いない!!
いやー怖い世の中になりましたな。。。
もうすぐ世界一周をされる伊蔵さんの友人たこのすけさんに津のお祭りでお会いしたり、忍び装束カラオケを敢行したり、なかなか楽しい津の夜でござった!
【たこのすけさん、頑張ってきてください!】
盛り上がってしまったため、梟も寝静まる夜3時にホテルでやっと仮眠につく。。
そして朝早くから岐阜に向けて出発!!
そう、今日は伊賀之忍砦の数忍で、岐阜城へ遠征!!
岐阜城には「岐阜城盛り上げ隊」というおもてなし武将達がいらっしゃるのでござる!
斎藤道三・織田信長の居城だった岐阜城。別名・稲葉山城。
拙者がまだ大学生の頃に一度行ったことがあり、ロープウェーを使わずに山を駆け下りた記憶があるのだが、それはもう本当に急な険しい山でござった。
もちろん最寄駅は岐阜駅にて候。
【岐阜駅には金の信長が】
拙者は武蔵の忍者なので信長は嫌いじゃないが、伊賀忍者にとっては信長は宿敵・・・
まだ合流していないけど伊賀の皆は大丈夫だろうか・・・
感情をちゃんと押さえられるのだろうか。。。
【あれが岐阜城にござい!】
たけーーー!
やっぱたけーーーっすよ!!
こんなところ大軍勢で攻めるのは相当困難であろうな。。
でも山城だから木もいっぱいあるし、忍び込むにはいいかもしれんね。
実際に竹中半兵衛も若干10数人でこの城を城主から乗っ取ったし。
少人数で攻めるが良策なり!
【門にあった尾張のうつけ者像】
あ、、伊蔵兄貴はそういえば伊賀の生まれだった・・・
信長を見る目がやはり憎悪に包まれている。
早く遠ざけないと何が起こるかわからないので、急いでロープウェー乗り場まで行きまする。
ロープウェーのりばに着くと、御馴染みの伊賀之忍砦メンバーが!
今回は天下一忍者決定戦でお会いしたシヴァさんもご参加!
やはり自作のコスチュームがかっこいいでござる!!
写真はのちほど!!
お初にお目にかかる一鉄さんともご挨拶し、一通り顔見知りかなーと思って辺りを見渡したら・・・
【あれ・・・?】
気のせいかな。。。なんかコジソン仙人の隣に、ブロンドボブ忍者がいる気がするが・・・
いや、きっと寝不足や飲み過ぎで幻覚でも見たんだろう。
気を取り直してロープウェーに乗るが
【・・・やっぱりいる!】
この陣羽織見覚えがある!!
なんとそれはあのドラゴン軍総帥のドラゴン・ジョーさんでござった。
まぁ事前にSNSでイメチェンされているのは知っていたのでござるが。
慣れるまではまだまだ時間がかかりそうだw
ロープウェーから降り、天守閣へ向かう。
【おぉ!門に武将さんたちが!】
かっけーーー!!
悔しいほどに決まってるぜ!
【忍者と武将達との集合写真!】
しころちゃんの左にいる忍者は鈴鳴小助さんです!
前からTwitterではやりとりさせていただいて、ずっとお会いしたかった忍びでした!
たたずまいもかっこいい!
しかもめっちゃイケメンでござったわ。
忍者界、イケメン多いなぁ。。
拙者の地位も危ういわ・・・
その後ろにいる青い甲冑がイカす武将は氏家卜全。
あの美濃三人衆の一人でござる。
本物は岐阜城盛り上げ隊のいじられキャラでござった!w
そのお隣の厳かな茶色の甲冑武者は斎藤義龍。
斎藤道三の長男でござる。
すっげー重厚な存在感。
そして右側後方の凛々しい武将は安藤守就。
彼も美濃三人衆の1人で、一時「伊賀」姓を名乗っていたのだとか。
なので伊賀にはかなり関連が深いですな!
あの有名な武将達のイメージを忠実に再現したクオリティははんぱない!
おもてなし中だったため、写真を撮らせていただいたらとりあえず昼食へ向かいまする。
【腹が減っては忍活はできぬ!】
ここで、拙者はあの秘密兵器を取り出した。
小田原で師匠から受け継いだあの形見。
そう、「手裏剣刺さり風の何か」である!!
【ばっちスタンバーイ】
近くで見ちゃうと板が微妙だけど、この後遠目でもの凄い威力を発揮するんだなこれが。
この後じゃんじゃん出てくるのでお楽しみに!!
さて、天守閣へ向かう途中の少し開けた場所では、、、
【あーーー!美濃のマムシ!!】
この道三の再現率、、、高過ぎでしょう!
きっと生まれ変わりだな、うん。
でも市川海老蔵にも似てると思ったのは内緒です。
【福閻魔大王の横で!】
いやーいいねぇ。
なんかドラゴンボールのZ戦士が一同に介したくらいの荘厳さやねぇ。
赤っぽい甲冑の武者は、ご存知明智光秀!
リアルな方で、織田信長に仕えてた頃の明智さんはなんかいつも不憫なイメージで、齋藤家に仕えていた頃の明智さんはなんとなくのびのびしていたような気がしていて、その頃の光秀が拙者は好きなのです。
実際にこの光秀さんも笑顔が素敵なナイスガイでした!
その後ろの小さくてプリティースマイルが輝かしい女性は各務野さま。
史実としていらっしゃったのかはちょっとわからないのだけど、斎藤家の侍女としてこの隊で活動されている。
もうこの可愛い笑顔といったらないでござる!
後でこの記事の中で各務野写真コーナーを作ろうか、現時点で悩み中でござる・・・w
そのお隣の綺麗なお姉様はあげはさん。
この方は岐阜城盛り上げ隊ではないのだが、各務野さんの相棒らしく、たまにお越しになるのだとか。
着物がすっごくお似合いでござる〜
そんなこんなで、しばらくこの場で観光客相手に写真撮影のサービスをさせていただきました。
【プロ並みのクオリティ!】
【格好良きくノ一衆!】
【師匠やりましたよ!w】
道三さん達はまだおもてなしがあるので、拙者ら忍び軍団はひとまず天守閣へ向かうことに。
【待ってろよ信長!】
天守の中はすごくいろんな展示があって、素直に楽しめたでござる。
なんで?って思ったけど忍び道具も展示がございました!
【のろし玉】
ちょっと反射しちゃったけど↓の山刀入れ欲しい・・・
ここにお財布とかケータイを入れておきたい・・・w
【山刀入れ】
【しころを見る小しころ】
【忍器を見るギャル】
【風になびく(煽られる)伊蔵兄】
【本物の山伏が吹く法螺貝!!】
山伏が法螺貝吹く姿はほんとなんか染み渡るよなぁー
頼幸さんにはぜひ1時間に1回は吹いてもらいたいところでござる。
天守から出てからは、しばらくなんかいろんな写真を撮ったりしたので、以下並べやす!
【美濃三人衆に対抗して「くノ一(?)三人衆」】
【驚くこどもw】
【忍法・岩隠れない】
【おぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお、落ちるーーーーーーー!!】
【なんまんだぶ】
一通り岐阜城を堪能した忍び軍は、ロープウェーで下に降りて、岐阜城盛り上げ隊のショーを見ることに!
ショーもやるんだ!!
ここからは隠し撮り集ですw
【背中で語る安藤氏】
【義龍さんはびくともしませぬ】
【軍議中】
【頑張れ小助さん!】
やっぱり忍者たる者忍者を応援してしまうのは性なのだろうか。。
そして始まりましたぞショーが!
今回は長良川の戦いを再現するということである。
長良川の戦いとは、父斎藤道三vs子斎藤義龍のはかなき親子喧嘩のことを指す。
道三はこの戦いで討ち死にするのである。
【各務野さんのナレーションで始まります!】
【我は氏家よ】
【我は安藤よ】
【義龍は動かない】
【道三めっちゃええ声】
【この者の鈴の音を聞いた日が最後、次に会うときはないと言ふ・・・】
【討取ってまえ!(やっと動いたw)】
なんかとても御上手でした。
特に道三さんと各務野さん。
演技力が半端なかったス!
お客さんも楽しんでくれたかな。
盛り上げ隊の皆様、おつかれさまでございました!!!
【全員で集合写真!(かっこいいバージョン)】
【全員で集合写真!(嵩丸が台無しにするバージョン)】
よく見たら小助さんが拙者に手裏剣を投げているポーズをしている!!
背中に刺すために投げてくれたんやなw
これで皆様の仕事が無事に終わりました。
後は飲み会の時間まで時間つぶしタイムでござる。
そうなればもうあとは武将×忍者のコラボ写真を撮りまくるしかない!!
【武将っぽく座ってみた(各務野さんが可愛いw)】
【しころんの赤が映えまする!】
【伊蔵兄の白もいいですな!】
【なんか不思議な絵ですな!】
【甲冑武者が斜めに一列並びました】
【小(助+しころ) ※因数分解的な】
【小助×シヴァ】
【氏家卜全×くノ一】
こうしてみなでお酒を酌み交わし、交流を深めて解散となりました。
とにかく感じたのは、岐阜城は6年前に大学生のとき行ったときよりも
盛り上がってるぜ!!!!
岐阜城盛り上げ隊のおかげで、大変熱い熱気に満ち溢れているのが感じられ申した。
しかも驚くほどみんないい人達だった。
武将・忍者好きの人達ってなんでこんないい人が多いのだろう・・・
とにかくとても楽しい時間を過ごさせていただきました!
なんか、こういう地方にはあって、東京にはないものが見えた気がする。
やっぱり地域愛というか、その場で昔から根付いていて、ずっと受け継がれている何かがあって、そのパワーが大きい気がする。
ってか東京には城ないし・・・
あーゆー日本文化をリアルな歴史スポットで伝えるのが難しい状況になってしまっている。
大体コスプレだって思われるだけだしなぁ。
いや、無理矢理やればできるかも。
一応スポットもあるし。
今度半蔵門の前に立っている警察官の横で、忍者の姿になって皇居を盛り上げようかなw
半蔵門盛り上げ隊(仮称)
ただいま隊忍を募集しておりますのでお気軽に〜っw
【おまけ】斎藤義龍暗殺任務失敗の巻
役行者まつり! 〜伊賀忍者ミステリーツアー〜
Posted on Friday, May 24, 2013 00:50
歴史ある忍者スポットを訪れることができるとてもイカしたツアーにござるぜ!
まずは風流のあるお店でお昼ご飯を堪能する一行。
【やってる?】
おいしいおいしいおそばをいただいたのであった。
初めての方もいたのでみんなで自己紹介。
大学1年のピチピチの10代のくのいちや、なんとあの川上先生に忍術を習っていたという大阪の兄さんなどもいらっしゃった!!
忍者好きがどんどん集まってくるね!!
満腹になったらいざ、ツアーに出発にて候。
今回のテーマは役行者像めぐり。
役行者(役小角)は、忍術の起源となったといわれる修験道の開祖であり、頭に角がある男だ。
伊賀の街にはその名残からか、めちゃめちゃいっぱい役行者像があるらしい。
その数、なんと100体以上!!
いかにも忍者の街だったんだな、ということが伺える事実でござる。
まず向かったのは松本院。
ここには黒い役行者像が祀られているという。
【マツモト
【修験宗務所だって!】
やはり忍者が好きだとどうしても気になってしまう修験道。
宗務所なんてあるんやな。。
以前修行体験はやったけど、ぜひ一度ガッツリと修行してみたいなぁ。
門をくぐると大日如来に遭遇した。
お恥ずかしながら、今まで神道には興味あったけどあんまり仏像には興味なくて、そんなに見たことなかったのだけれど・・・
【これは・・・】
九字護身法の「列」!!!
真言密教の「智拳印」というらしいが、まさか最高の位を持つ仏様が「列」をやってたとは・・・
すごく気に入りました!
院では法事をやっているらしく、中は見れなかったため、黒光りする役行者像は見れないようだった。
黒光りたかったぜ・・・
続いて、午前中の講義に最も関連性の深いとあるスポットへ連れて行っていただいた。
そこは・・・
【西念寺】
えっ!
西念寺!?
服部半蔵のお墓がある寺やん!!!!
半蔵はここの寺を信仰していて、江戸に行ってどうしても建てたかったから開基したのかなぁ・・・
とか考えると、なかなかおもろい。
さて、またも門をくぐるとそこには
【冨治林の字が・・・】
この寺、なんとも冨治林という名のお墓が多かった。
「ふじばやし」って言ったらあの伝説の上忍「藤林長門守」が最も有名だろう。
先生の解説によると、もともとは「藤林」であったが、江戸時代に伊賀上野城主となった藤堂高虎の名字に「藤」が入っているため、畏れ多いとして字を変えたんだとか。
ということは、伊賀に住んでいる藤林家しかこんな不自然な名の変化はしないから、もし今後「冨治林さん」に会ったら、その人は絶対に忍者の末裔だろう。
今まではお会いしたことがないが、ぜひ東京のどっかで仕事とかでバッタリ会ってみたいものでござるw
そしてそして、、、
藤林さんには、もう1人忘れてはいけない忍者がいる。
そう、あの万川集海を書きしたためた「藤林保武」殿でござる。
なんと、その方のお墓がこの寺に眠っているというのだ!!!!
【この広い墓地の中に・・・】
【ありました!万川集海の作者の墓】
戒名で書いてあるので若干わからないが、周り一体はみんな藤林家の墓であったし、確実に彼のお墓だろう。
この下に最大忍術書を記した忍者がいると思うと・・・
ジ〜ン
としてくるでござる。
ロマン大放出でござる!
次に向かうはとある神社の前。
ここに一つの建物がござりまする。
【ポツーン】
池田先生に誘われ、中を覗いてみると・・・
【デデーン!!】
凛々しさ最高潮の役行者像が!!
筋も浮き出る逞しき像なり!
この像、市販の役行者リストにも載っていない像らしい。
池田先生だからこそ知れた秘密のスポットなのでござる!!
そしてさらに歩くこと数分・・・
【菊岡如幻邸跡】
菊岡如幻とは、あの有名な「伊乱記」を著した人物。
伊賀の郷土史などに書かれる出来事は、ほぼ菊岡如幻の著書に依るところが多いようだ。
伊乱記なんていらんし!!
・・・などと言わず、一度は呼んでみたい書物でござる。
そしてやってきました忍町。
忍者達が住んだ町にござる。
忍者の息を感じながら、ここらでちょっとブレイクタイム!!
【なんか嫌な感じのアソパソマソがあった】
【ブラックミッフィーたん】
【何か持つもの間違えた伊蔵兄貴 × 日よけする頼幸氏】
そんなこんなで城下町散策を終えた忍び衆達は、車でとある場所へ移動!!
【緑のすてきな寺院です】
【ぎょ、、行者堂!?】
おそるおそる中をのぞくと・・・
【ビッグな小角さんが!!】
これは伊賀にある行者像の中でもかなりでかい部類らしいですね。
そこら中にあるなぁ!
いい感じの寺院をぶらぶらと散策していたら、いいモノを見つけましてござる。
それは、昔とある配管工のオヤジが、カメにさらわれたお姫様を助けに旅立つお話で出てくるもの。
お姫様にたどり着くための道のりは険しく果てしない。
傷つくこともしばしば。
そんなおじさんがくじけそうなときに、助けになってくれたもの。
それは、少しだけ、ときには大幅にお姫様との距離を近づけてくれる、かけがえのないもの。
暗い闇を抜ければ、その先には新しい世界が待っている。
・・・
【いやっふうううううううううううぅぅぅぅっぅぅぅぅ!!!!!!】
嵩マルオは今日も行くのでござる。
【※その後抜けなくなったのは言うまでもない】
さて、脱線はこれくらいにして・・・w
次に向かったのはこーーーーんなだだっぴろーーーーーーいところ。
こんなところに何があるのでござろう。
写真右下に写る「ケツだけ星人」のような木々に近づいてみることに。
なんと「ケツだけ星人の木」の中には・・・
【忍者説のある観阿弥の妻であり世阿弥の母である女性の像が!】
ここは個人が建てたものなので、観光マップにも載せられないらしい。
こんなとこよく見つけたでござるよ先生!
世阿弥が伊賀で生まれているんですよね。
そりゃ忍者説も浮上してしかるべき。
伊賀に生まれただけで忍者扱いしてくれるなんていいなぁw
しかし、驚きはこれだけではなかった・・・
【母の像の近くにある田んぼ】
みんなが何か集まっているぞよ・・・?
行ってみると・・・
【!!!】
【観阿弥世阿弥の供養塔が!!!】
こんなんホント普通見つからへんで!!
池田先生曰く、何かスポットがあったら必ずその周辺も物色することだそうだ。
さすれば、関連する何かが見つかる可能性がぐっと上がるらしい。
今回の件でそれはまさにそうだと思い申した。
今後のフィールドワークのポイントとしようと思ふ。
【そしてこちらは西蓮寺】
ここには・・・
【天正伊賀の乱関連史跡が!!】
この辺りで伊賀の乱の戦場になったところがあるらしい。
やっぱり戦の跡は漢の血を煮えたぎらせますな!!
【みんなでパシャリ!!】
最後に芭蕉の森に行って、いろんな植物について学び、解散と相成りました。
【ジャングル忍者】
【ダニがいっぱいいる木に登ってしまった豹捕さんw】
【両手に華の池田先生w】
いやー!やっぱり歴史が残ったスポットを訪れるのは楽しいでござるね!
しかも一流の研究家からの解説付き。
たまらんわ〜。ホント楽しかった。
ある程度いろんなところに連れてってもらったら、自分一人でゆっくり見て回りたいですな!
あとやっぱりメモが必要だw
先生の解説が早くておいつけんかったでごわすw
===========
追伸
拍手コメントくださった「之」さん!
すみません、拍手コメントの方は返信機能がなく、ご連絡ができないのです…
もしよろしければ、↓のコメント機能でご連絡いただくか、twitterの@shinobi803までDMください!