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うさぎあるき
Posted on Tuesday, Jul 10, 2012 22:19
ほほう〜。
忍者研究をしていて新しい発見があったときなどに感心したとき、拙者がよく漏らす感嘆の声である。
・・・否!(汗)
今日のテーマは「歩法」でござる。(相変わらず申し訳ない)
忍者たる者、足音を立てずに歩くこと、これ必須なり。
よって様々な歩き方について研究がなされていたようでござる。
第5回忍者検定中級 第8問(配点:1点)
==============================================
忍者が音を出さずに歩く方法として、手の甲の上に足を乗せる歩き方をした。
この最も音のしない歩き方を何と云うか
①きざみ足
②手甲徒歩
③忍び足
④深草兎歩
==============================================
へぇ〜
へぇ〜
へぇ〜 へぇ〜
ふざけてるわけではない。。
そう、この歩法、実は昔トリビアの泉で取り上げられたのである。
そのときは「72/100へぇ」を獲得したそれなりのトリビアなのでござる。
タモリ殿は振ればやってくれそうでござるな。
上述したように忍者は歩き方についてはかなり熱心であり、あの三大忍術書の1つ「正忍記」においても、「足なみ十か条」として忍者が心得るべき歩き方を記載しているほどだ。
【足なみ十か条】
一、抜き足 :小指からそっとおろして歩く
一、すり足 :足をすって歩く
一、しめ足 :内股をくっつけて、すりあわせて歩く
一、とび足 :飛び石を渡るように歩く
一、片足 :片足で跳んで歩く
一、大足 :大股で歩く
一、小足 :小股で歩く
一、きざみ足:小刻みに歩く
一、走り足 :早歩き
一、常の足 :普通に歩く(昔の普通。右足と右手を一緒に出す)
2番目のすり足などは、まきびしを踏まないような歩き方など、特に音が出ない歩き方のみを挙げているわけではない。
用途に応じて、歩き方を使い分けるのである。
では、一番音を立てずに歩くときはどうしたらよいか。
例えば、奪われた大事な巻物を取り返すために、敵方の屋敷に侵入したとしよう。
その巻物は、どうやら屋敷の主人の寝所にある壷の中に隠されていることがわかった。
巻物を取るには、爆睡している主人の横を通らなければならない。
そんなとき、服部半蔵は自筆の「忍秘伝」にてアドバイスをしてくれている。
人が寝入った横を通る際には「深草兎歩」を用いよ、と。
深草兎歩とは、手の甲に足を乗せる歩き方である。
足の裏よりも敏感な手のひらが接地面となるため、微妙な力加減がしやすかったと云われている。
また、ウグイス張りの廊下であっても、端を歩けば音がしないとされている。
さらに、姿勢が低くなるため、いざ上から斬りつけられでもしても、避けたり防御がしやすい体制でもあった。
===================
回答:④深草兎歩
===================
実際にやってみると、結構つらい。。。
きっとかなりの鍛錬が必要である。
拙者もたまにやってみるが、バランスを崩して尻餅をついてしまうため、もしこれを敵方でやってしまえば、兎どころか、袋の鼠にされているでござろう。。
PCの前の皆の衆も、鍛錬して深草兎歩を会得し、以下のような状況で使ってみよう!!
・「やりすぎは目に悪いわよ」とお母さんにニンテンドーDSを奪われたので、お母さんの寝室に忍び込んで取り返しにいくとき
・いつも同じ布団で寝ている妻に、今日は晩ご飯はいらないという連絡もせずに飲み会に行ってしまい、帰ったらもう妻が寝てしまっていたので起こさず布団に入りたいとき
・職場に遅刻したら朝礼中で、デスクの陰をつたって何事もなかったかのように自席までたどり着きたいとき
・近所のファミレスにノーメイクで行ったら、好きな男の子が入ってきたので、気づかれないようにお会計をすませて店を出たいとき
などなど、現代でも忍術を使えるシチュエーションはゴロゴロ転がっているでござる。
Let's 深草兎歩!!!
忍者研究をしていて新しい発見があったときなどに感心したとき、拙者がよく漏らす感嘆の声である。
・・・否!(汗)
今日のテーマは「歩法」でござる。(相変わらず申し訳ない)
忍者たる者、足音を立てずに歩くこと、これ必須なり。
よって様々な歩き方について研究がなされていたようでござる。
第5回忍者検定中級 第8問(配点:1点)
==============================================
忍者が音を出さずに歩く方法として、手の甲の上に足を乗せる歩き方をした。
この最も音のしない歩き方を何と云うか
①きざみ足
②手甲徒歩
③忍び足
④深草兎歩
==============================================
へぇ〜
へぇ〜
へぇ〜 へぇ〜
ふざけてるわけではない。。
そう、この歩法、実は昔トリビアの泉で取り上げられたのである。
そのときは「72/100へぇ」を獲得したそれなりのトリビアなのでござる。
タモリ殿は振ればやってくれそうでござるな。
上述したように忍者は歩き方についてはかなり熱心であり、あの三大忍術書の1つ「正忍記」においても、「足なみ十か条」として忍者が心得るべき歩き方を記載しているほどだ。
【足なみ十か条】
一、抜き足 :小指からそっとおろして歩く
一、すり足 :足をすって歩く
一、しめ足 :内股をくっつけて、すりあわせて歩く
一、とび足 :飛び石を渡るように歩く
一、片足 :片足で跳んで歩く
一、大足 :大股で歩く
一、小足 :小股で歩く
一、きざみ足:小刻みに歩く
一、走り足 :早歩き
一、常の足 :普通に歩く(昔の普通。右足と右手を一緒に出す)
2番目のすり足などは、まきびしを踏まないような歩き方など、特に音が出ない歩き方のみを挙げているわけではない。
用途に応じて、歩き方を使い分けるのである。
では、一番音を立てずに歩くときはどうしたらよいか。
例えば、奪われた大事な巻物を取り返すために、敵方の屋敷に侵入したとしよう。
その巻物は、どうやら屋敷の主人の寝所にある壷の中に隠されていることがわかった。
巻物を取るには、爆睡している主人の横を通らなければならない。
そんなとき、服部半蔵は自筆の「忍秘伝」にてアドバイスをしてくれている。
人が寝入った横を通る際には「深草兎歩」を用いよ、と。
深草兎歩とは、手の甲に足を乗せる歩き方である。
足の裏よりも敏感な手のひらが接地面となるため、微妙な力加減がしやすかったと云われている。
また、ウグイス張りの廊下であっても、端を歩けば音がしないとされている。
さらに、姿勢が低くなるため、いざ上から斬りつけられでもしても、避けたり防御がしやすい体制でもあった。
===================
回答:④深草兎歩
===================
実際にやってみると、結構つらい。。。
きっとかなりの鍛錬が必要である。
拙者もたまにやってみるが、バランスを崩して尻餅をついてしまうため、もしこれを敵方でやってしまえば、兎どころか、袋の鼠にされているでござろう。。
PCの前の皆の衆も、鍛錬して深草兎歩を会得し、以下のような状況で使ってみよう!!
・「やりすぎは目に悪いわよ」とお母さんにニンテンドーDSを奪われたので、お母さんの寝室に忍び込んで取り返しにいくとき
・いつも同じ布団で寝ている妻に、今日は晩ご飯はいらないという連絡もせずに飲み会に行ってしまい、帰ったらもう妻が寝てしまっていたので起こさず布団に入りたいとき
・職場に遅刻したら朝礼中で、デスクの陰をつたって何事もなかったかのように自席までたどり着きたいとき
・近所のファミレスにノーメイクで行ったら、好きな男の子が入ってきたので、気づかれないようにお会計をすませて店を出たいとき
などなど、現代でも忍術を使えるシチュエーションはゴロゴロ転がっているでござる。
Let's 深草兎歩!!!
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武者隠しまっせ
Posted on Monday, Jul 09, 2012 23:54
民が寝静まった牛の刻。
こおろぎの鳴き声だけが響く。
満月を背にした不気味に輝く天守。
その石垣を登る1つの影。
こんなシチュエーション、忍者たる者、もうよだれがでるほどやってみたい所行でござる。
今日はそんな城についての問題でござる。
忍者検定中級 第7問(配点:1点)
==============================================
甲賀には中世の甲賀武士たちが残した中世城郭跡が多く残っている。
この城郭に残る「武者隠し」とは何か。
①背後を守る防壁
②兵の休憩所
③城主の居館
④城兵の隠れ堤
===============================================
気が遠くなるほど昔、約300万年も前のこと。
なんとあの琵琶湖は、甲賀市の辺りにあったらしい。
地殻変動で40万年ほど前に、今の位置に落ち着いたようだ。
このため、甲賀の地層は粘土質が高くなり、低めの丘陵が多い地形となった。
この丘陵を利用して、甲賀忍者達は、各々の一族で自らの所領を守るため、小さな城を作った。
甲賀地域には、約250もの城郭があったとされている。
現存する立派な天守のある城が主流となったのは、信長の築いた安土城かららしい。
それまでは石垣すらない城がほとんどだったようだ。
もちろん甲賀忍者たちが築いた城は小さな丘や平地に構えた城。
しかし、軍事施設としては非常に利に適った造りをしていた。
望月家が室町時代に築城したと言われる、甲賀の望月城。
これを例に出して説明しよう。
拙者は行ったことがないので、詳細に写真付きで紹介しているHPを紹介させていただく。
http://zyousai.sakura.ne.jp/mysite1/kouga/motizuki.html
ページ上部に図があると思うが、城の北にある半月上の帯曲輪(平坦な地を造成したもの)をご覧いただきたい。
それより北側は斜面になっており、その境界線に土塁が敷かれている。
(一番左下の写真でござる)
土塁とは、容易に越えられることができないように土で盛った壁のこと。
そして望月城の帯曲輪の周りの土塁は、曲輪側で伏せていれば、兵が隠れられるようになっている。
「しめしめ、誰もいねーやww ラッキー!」
と思って北の土塁を登ってきた敵方が土塁を越えそうになると、ニュッと出てきて不意打ちするのである。
これはたまらんな。
また、この望月城では、城の周囲を空堀(水の入っていない堀)で囲んでおり、そこにも兵が隠れられるようになっている。
いざ堀を飛び越えようと思ったら、下から竹槍で突かれようものならかなり厳しいでござる。
このように、攻め来る敵方の不意をついて迎撃するために兵を隠す土塁や堀を「武者隠し」と呼んだのである。
=======================
回答:④城兵の隠れ堤
=======================
この武者隠し、天守閣の中にあるものをさす場合もあるので注意されたし。
例えばこれ、とある城の城主御座所なのだが、左奥の扉をご覧いただきたい。
この奥は3畳〜の部屋になっていて、この中に人が待機しているのだ。
急襲などが起きた場合に、殿をお守りする者がいるのである。
これも、武者隠しという。
もし忍びとして「城主の御座所より千鳥の香炉を盗んで参れ」などという任務が舞い込んで来たら、この武者隠しには注意しておきたいでござるな!
こおろぎの鳴き声だけが響く。
満月を背にした不気味に輝く天守。
その石垣を登る1つの影。
こんなシチュエーション、忍者たる者、もうよだれがでるほどやってみたい所行でござる。
今日はそんな城についての問題でござる。
忍者検定中級 第7問(配点:1点)
==============================================
甲賀には中世の甲賀武士たちが残した中世城郭跡が多く残っている。
この城郭に残る「武者隠し」とは何か。
①背後を守る防壁
②兵の休憩所
③城主の居館
④城兵の隠れ堤
===============================================
気が遠くなるほど昔、約300万年も前のこと。
なんとあの琵琶湖は、甲賀市の辺りにあったらしい。
地殻変動で40万年ほど前に、今の位置に落ち着いたようだ。
このため、甲賀の地層は粘土質が高くなり、低めの丘陵が多い地形となった。
この丘陵を利用して、甲賀忍者達は、各々の一族で自らの所領を守るため、小さな城を作った。
甲賀地域には、約250もの城郭があったとされている。
現存する立派な天守のある城が主流となったのは、信長の築いた安土城かららしい。
それまでは石垣すらない城がほとんどだったようだ。
もちろん甲賀忍者たちが築いた城は小さな丘や平地に構えた城。
しかし、軍事施設としては非常に利に適った造りをしていた。
望月家が室町時代に築城したと言われる、甲賀の望月城。
これを例に出して説明しよう。
拙者は行ったことがないので、詳細に写真付きで紹介しているHPを紹介させていただく。
http://zyousai.sakura.ne.jp/mysite1/kouga/motizuki.html
ページ上部に図があると思うが、城の北にある半月上の帯曲輪(平坦な地を造成したもの)をご覧いただきたい。
それより北側は斜面になっており、その境界線に土塁が敷かれている。
(一番左下の写真でござる)
土塁とは、容易に越えられることができないように土で盛った壁のこと。
そして望月城の帯曲輪の周りの土塁は、曲輪側で伏せていれば、兵が隠れられるようになっている。
「しめしめ、誰もいねーやww ラッキー!」
と思って北の土塁を登ってきた敵方が土塁を越えそうになると、ニュッと出てきて不意打ちするのである。
これはたまらんな。
また、この望月城では、城の周囲を空堀(水の入っていない堀)で囲んでおり、そこにも兵が隠れられるようになっている。
いざ堀を飛び越えようと思ったら、下から竹槍で突かれようものならかなり厳しいでござる。
このように、攻め来る敵方の不意をついて迎撃するために兵を隠す土塁や堀を「武者隠し」と呼んだのである。
=======================
回答:④城兵の隠れ堤
=======================
この武者隠し、天守閣の中にあるものをさす場合もあるので注意されたし。
例えばこれ、とある城の城主御座所なのだが、左奥の扉をご覧いただきたい。
この奥は3畳〜の部屋になっていて、この中に人が待機しているのだ。
急襲などが起きた場合に、殿をお守りする者がいるのである。
これも、武者隠しという。
もし忍びとして「城主の御座所より千鳥の香炉を盗んで参れ」などという任務が舞い込んで来たら、この武者隠しには注意しておきたいでござるな!
雑賀孫市 〜捨て旗の術〜
Posted on Monday, Jul 09, 2012 07:30
夜が明け申した。
月曜日は憂鬱でござるな。。
さ、次の問題は拙者の好きな戦国時代にまつわる問題でござる。
戦国時代が一番忍者が活躍する時代。
拙者、ワクワクしてきたぞ!
第5回忍者検定中級 第6問(配点:1点)
===================================================
和田惟政の援軍が来た、と喜んだ織田信長が、雑賀孫一率いる雑賀衆に一斉の
銃撃を浴びせられ、そして先の尖った青竹を仕掛けられて信長軍は散々苦しめられた。
さて、雑賀衆のこの戦術とは何の術か。
①呑牛の術
②捨て旗の術
③微塵隠れの術
④水切りの術
===================================================
来ましたよ、雑賀孫市。
信長の野望では「鈴木重秀」という武将となっているが、呼び方については諸説ある。
ここではおそらく一番有名であろう雑賀孫市とお呼び奉ろう。
巷では忍者集団だったのではないかとも言われる雑賀衆は、紀伊(今の和歌山)にを本拠地とした鉄砲集団である。
特定の大名に仕えるのではなく、合戦が始まれば、対価をもらって合戦に参加する傭兵集団だった。
当時は「雑賀衆を味方にすれば必ず勝ち、敵にすれば必ず負ける」とも言われるほど、実力のある団体だったようだ。
この雑賀衆を率いる頭領が、雑賀孫市でござった。
この頃、室町幕府15代将軍、足利義昭の上洛を成功させ、着実に力を付けていた織田信長がいた。
しかし、織田信長と足利義昭との間に確執ができて不仲となってくると、ついに足利義昭は、信長の周囲の有力武将(武田、上杉、朝倉、毛利、本願寺軍などオールスター!)に、信長討伐令を出したのだった。
これに呼応する形で、一向宗(浄土真宗)の顕如上人率いる石山本願寺軍も信長に対して挙兵する。
孫市は、実は熱心な一向宗の教徒であり、このときの本願寺の援助を買って出た。
そして、自慢の鉄砲隊を率いて4万にもなる大量の織田軍に向かって銃撃し、宣戦布告した。
これがこの後約10年続く、石山合戦の始まりである。
・
・
・
開戦した日の明くる朝。辺りは霧に包まれている。
信長は中津川の湿地帯に布陣していた。
信長「ふ〜む、あの雑賀衆が向こうについたか。これは厄介よの。。。」
と策を練っていると、川の向こうから織田軍の家臣、和田惟政の三ツ星の旗が見え、こちらに向かってきているではないか。
信長「おぉ!惟政の奴、援軍をよこしおったか!でかしたぞ!」
と喜びに顔が崩れた瞬間!
なんと一瞬にして三ツ星の旗が地面に捨てられ、八咫烏の描かれた旗に変わったのである。
信長「こ、、この八咫烏の旗は。。。 雑賀衆!!!??」
気づいたときは既に時遅し。
パパパパパパパーーーーーン!!!!!!!!!!
と銃声が鳴り響き、逃げ場のない信長軍は大ダメージを被った。
これが世に言う「捨て旗の術」である。
=====================
回答:②捨て旗の術
=====================
どうやら霧の向こうでは、奇襲に成功した雑賀軍が身を隠している音が聞こえる。
信長「よくも・・・一泡吹かせてくれるわ!」
織田軍は中津川を渡って雑賀軍に突っ込んでいった。
だがおかしい。
織田軍方の馬や人が皆、川の中で倒れ、もがき苦しんでいる。。
!!! こ、これは・・・!
川の中に先を鋭く尖らせた青竹が仕掛けられている!!!
これにより織田軍は渡河するにも苦戦を強いられた。
辺りにはまだ霧が立ちこめている。
やっとの思いで織田軍が向こう岸に着いたところ、まだ何人かの雑賀衆の兵が残っていた。
信長「くははっ!隠れきれなかったか・・・食らえ!」
と、一斉に槍で刺し、刀で斬り、弓で射ったところ・・・
その兵は、青竹に足軽具足をつけた偽の兵であったという。
・
・
・
臨場感が出るかと思って、ちょっと小説テイストにしてみました(笑)
この多重のゲリラ戦法は本当に素晴らしい。
諸葛亮孔明もびっくりなのではないか。
ただ、これは忍術というよりは、完全に戦における軍法であると思ふ。
雑賀孫市忍者説もあるが、拙者はどうもその説には乗れない。
孫市が使う「土遁の術」というものもあるが、忍法というよりは、これも合戦で使う軍法であると考えている。
忍法と軍法の違いは、この定義で合っているかはわからないが、以下のようなものだと思ふ。
忍法=個人や少人数チームで使用する法
軍法=一定人数から組織される隊を統率する指揮官がおり、その指揮に基づき行う法
サッカーでいえば、忍法は1対1のときのフェイント、軍法はフリーキックなどのセットプレーといったところかな。。
最後に、それ以外の選択肢についても軽く触れておこう。
機会があればまた詳しく記すつもりでござる。
①呑牛の術
加藤段蔵(飛び加藤)が、上杉謙信の居城、春日山城の城下で見せた牛をひと呑みにしてしまう術。
おそらく幻術の類いであろう。
③微塵隠れの術
これは白戸三平の「サスケ」が使う術で、洞窟の中に予め爆薬を仕掛けておき、敵をおびき寄せて爆発させ、自分は穴を掘って身を潜めるという大技。
自分は死なないメガンテのようなものである。
④水切りの術
加賀の兵法者、草深甚四郎という者が使った術で、桶に張った水を小太刀でピッと斬ると、遥か後の方を歩いている男がまっぷたつに両断されて息絶えるという遠隔殺法のような術。
(ホントかよ・・・)
あ、、ちなみに、孫市が旗捨ての術で使用した旗の持ち主「和田惟政」。
実はこの武将も甲賀出身の忍者という説があるのでござる。
また別の機会にご紹介いたそう。
月曜日は憂鬱でござるな。。
さ、次の問題は拙者の好きな戦国時代にまつわる問題でござる。
戦国時代が一番忍者が活躍する時代。
拙者、ワクワクしてきたぞ!
第5回忍者検定中級 第6問(配点:1点)
===================================================
和田惟政の援軍が来た、と喜んだ織田信長が、雑賀孫一率いる雑賀衆に一斉の
銃撃を浴びせられ、そして先の尖った青竹を仕掛けられて信長軍は散々苦しめられた。
さて、雑賀衆のこの戦術とは何の術か。
①呑牛の術
②捨て旗の術
③微塵隠れの術
④水切りの術
===================================================
来ましたよ、雑賀孫市。
信長の野望では「鈴木重秀」という武将となっているが、呼び方については諸説ある。
ここではおそらく一番有名であろう雑賀孫市とお呼び奉ろう。
巷では忍者集団だったのではないかとも言われる雑賀衆は、紀伊(今の和歌山)にを本拠地とした鉄砲集団である。
特定の大名に仕えるのではなく、合戦が始まれば、対価をもらって合戦に参加する傭兵集団だった。
当時は「雑賀衆を味方にすれば必ず勝ち、敵にすれば必ず負ける」とも言われるほど、実力のある団体だったようだ。
この雑賀衆を率いる頭領が、雑賀孫市でござった。
この頃、室町幕府15代将軍、足利義昭の上洛を成功させ、着実に力を付けていた織田信長がいた。
しかし、織田信長と足利義昭との間に確執ができて不仲となってくると、ついに足利義昭は、信長の周囲の有力武将(武田、上杉、朝倉、毛利、本願寺軍などオールスター!)に、信長討伐令を出したのだった。
これに呼応する形で、一向宗(浄土真宗)の顕如上人率いる石山本願寺軍も信長に対して挙兵する。
孫市は、実は熱心な一向宗の教徒であり、このときの本願寺の援助を買って出た。
そして、自慢の鉄砲隊を率いて4万にもなる大量の織田軍に向かって銃撃し、宣戦布告した。
これがこの後約10年続く、石山合戦の始まりである。
・
・
・
開戦した日の明くる朝。辺りは霧に包まれている。
信長は中津川の湿地帯に布陣していた。
信長「ふ〜む、あの雑賀衆が向こうについたか。これは厄介よの。。。」
と策を練っていると、川の向こうから織田軍の家臣、和田惟政の三ツ星の旗が見え、こちらに向かってきているではないか。
信長「おぉ!惟政の奴、援軍をよこしおったか!でかしたぞ!」
と喜びに顔が崩れた瞬間!
なんと一瞬にして三ツ星の旗が地面に捨てられ、八咫烏の描かれた旗に変わったのである。
信長「こ、、この八咫烏の旗は。。。 雑賀衆!!!??」
気づいたときは既に時遅し。
パパパパパパパーーーーーン!!!!!!!!!!
と銃声が鳴り響き、逃げ場のない信長軍は大ダメージを被った。
これが世に言う「捨て旗の術」である。
=====================
回答:②捨て旗の術
=====================
どうやら霧の向こうでは、奇襲に成功した雑賀軍が身を隠している音が聞こえる。
信長「よくも・・・一泡吹かせてくれるわ!」
織田軍は中津川を渡って雑賀軍に突っ込んでいった。
だがおかしい。
織田軍方の馬や人が皆、川の中で倒れ、もがき苦しんでいる。。
!!! こ、これは・・・!
川の中に先を鋭く尖らせた青竹が仕掛けられている!!!
これにより織田軍は渡河するにも苦戦を強いられた。
辺りにはまだ霧が立ちこめている。
やっとの思いで織田軍が向こう岸に着いたところ、まだ何人かの雑賀衆の兵が残っていた。
信長「くははっ!隠れきれなかったか・・・食らえ!」
と、一斉に槍で刺し、刀で斬り、弓で射ったところ・・・
その兵は、青竹に足軽具足をつけた偽の兵であったという。
・
・
・
臨場感が出るかと思って、ちょっと小説テイストにしてみました(笑)
この多重のゲリラ戦法は本当に素晴らしい。
諸葛亮孔明もびっくりなのではないか。
ただ、これは忍術というよりは、完全に戦における軍法であると思ふ。
雑賀孫市忍者説もあるが、拙者はどうもその説には乗れない。
孫市が使う「土遁の術」というものもあるが、忍法というよりは、これも合戦で使う軍法であると考えている。
忍法と軍法の違いは、この定義で合っているかはわからないが、以下のようなものだと思ふ。
忍法=個人や少人数チームで使用する法
軍法=一定人数から組織される隊を統率する指揮官がおり、その指揮に基づき行う法
サッカーでいえば、忍法は1対1のときのフェイント、軍法はフリーキックなどのセットプレーといったところかな。。
最後に、それ以外の選択肢についても軽く触れておこう。
機会があればまた詳しく記すつもりでござる。
①呑牛の術
加藤段蔵(飛び加藤)が、上杉謙信の居城、春日山城の城下で見せた牛をひと呑みにしてしまう術。
おそらく幻術の類いであろう。
③微塵隠れの術
これは白戸三平の「サスケ」が使う術で、洞窟の中に予め爆薬を仕掛けておき、敵をおびき寄せて爆発させ、自分は穴を掘って身を潜めるという大技。
自分は死なないメガンテのようなものである。
④水切りの術
加賀の兵法者、草深甚四郎という者が使った術で、桶に張った水を小太刀でピッと斬ると、遥か後の方を歩いている男がまっぷたつに両断されて息絶えるという遠隔殺法のような術。
(ホントかよ・・・)
あ、、ちなみに、孫市が旗捨ての術で使用した旗の持ち主「和田惟政」。
実はこの武将も甲賀出身の忍者という説があるのでござる。
また別の機会にご紹介いたそう。
POISON 〜誰も看病してくれないこんな世の中じゃ〜
Posted on Sunday, Jul 08, 2012 01:13
せっかくの週末だというのに、拙者、風邪をひき申した。
本日は自宅で安静に。
独り暮らしで風邪をひくと、なんだか無性に心細くなるので変なタイトルにしてみたでござる(笑)
忍者は、医療のための薬、暗殺のための毒などの研究もしており、火器の製造も含め、化学に関する知識が非常に豊富であった。
拙者も風邪薬を作れるようになりたいでござる・・・
薬にはもちろん副作用もあり、用法・用量を守らず摂取すれば、身体に毒だ。
「毒と薬は紙一重」といわれる所以である。
忍者は、毒を盛られても毒にかからないよう、毎日少しずつ毒を摂取して身体を毒に慣れさせたとも言われている。
毒をもって毒を制すとはまさにこのことでござる。
(Mやなぁ。。。)
薬でも毒でも、作るには「どの植物に毒成分があるのか」の知識が必要不可欠である。
そんな知識を問うた一問。
第5回忍者検定中級 第5問(配点:1点)
================================================
「毒と薬は紙一重」とはよく言ったもので、毒薬の代表はトリカブトだが、
美しい花の中にも、葉に毒を持っているものがある。
その花は次のうちどれか。
①菊
②タンポポ
③葛
④紫陽花(あじさい)
================================================
全然関係ないが、前半で「毒と薬は紙一重とはよく言ったもので」とあるが、これは正しい用法なのだろうか。。
冒頭で言った通り薬の部分がないと紙一重にならないし。。
「美しい花 → 目の保養 = 薬」という意味だろうか?
これは試験委員としては「上手いこと言ってやったぜ」というものなんだろうか?
「綺麗なバラにはトゲがある」ならわかるんだけど。
なんかロジカルじゃないしわかりづらいので、普通に「忍者は毒の知識も必要である」みたいな前置きでいいんじゃないかな。。
申し訳ない。逸れました。
これは単純に知識問題であろう。
菊、タンポポ、葛は普通に食用として膳に添えられることはあるため、死に至るような毒は入っていない。
(一応調査しているが、アクなどには有害なものもあるはず。食べるときは自己責任で!)
この中でひとつだけ、紫陽花に関しては、毒による被害について過去ニュースにもなっており、厚生労働省から注意喚起まであるくらいだ。
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/higher_det_01.html
ついこの間も、鎌倉などの紫陽花が見頃で盛観であったが、皆の衆も綺麗だからといって食べてはなるまいぞ!
(食べないかw)
=========================
回答:④紫陽花
=========================
(エンディングテーマ)
いつまでも寝ていたい
治るまで寝続けていたい
自分には休む意味があるはずさ
冷めたシートおでこ貼る
魂は抜ける寸前
熱を下げる薬はあるのかい?
誰も看病してくれないこんな世の中じゃ POISON
拙者は拙者を騙すことなく生きて行く OH OH
まっすぐみつめる天井から
誇りが落ちてくる
換気することも必要なのさ
でーでれでー・・・
またも申し訳ない。。
治ったらアホなことを言ってないで
Great Ninja Takamaru (GNT)
を目指すために頑張りまする!
本日は自宅で安静に。
独り暮らしで風邪をひくと、なんだか無性に心細くなるので変なタイトルにしてみたでござる(笑)
忍者は、医療のための薬、暗殺のための毒などの研究もしており、火器の製造も含め、化学に関する知識が非常に豊富であった。
拙者も風邪薬を作れるようになりたいでござる・・・
薬にはもちろん副作用もあり、用法・用量を守らず摂取すれば、身体に毒だ。
「毒と薬は紙一重」といわれる所以である。
忍者は、毒を盛られても毒にかからないよう、毎日少しずつ毒を摂取して身体を毒に慣れさせたとも言われている。
毒をもって毒を制すとはまさにこのことでござる。
(Mやなぁ。。。)
薬でも毒でも、作るには「どの植物に毒成分があるのか」の知識が必要不可欠である。
そんな知識を問うた一問。
第5回忍者検定中級 第5問(配点:1点)
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「毒と薬は紙一重」とはよく言ったもので、毒薬の代表はトリカブトだが、
美しい花の中にも、葉に毒を持っているものがある。
その花は次のうちどれか。
①菊
②タンポポ
③葛
④紫陽花(あじさい)
================================================
全然関係ないが、前半で「毒と薬は紙一重とはよく言ったもので」とあるが、これは正しい用法なのだろうか。。
冒頭で言った通り薬の部分がないと紙一重にならないし。。
「美しい花 → 目の保養 = 薬」という意味だろうか?
これは試験委員としては「上手いこと言ってやったぜ」というものなんだろうか?
「綺麗なバラにはトゲがある」ならわかるんだけど。
なんかロジカルじゃないしわかりづらいので、普通に「忍者は毒の知識も必要である」みたいな前置きでいいんじゃないかな。。
申し訳ない。逸れました。
これは単純に知識問題であろう。
菊、タンポポ、葛は普通に食用として膳に添えられることはあるため、死に至るような毒は入っていない。
(一応調査しているが、アクなどには有害なものもあるはず。食べるときは自己責任で!)
この中でひとつだけ、紫陽花に関しては、毒による被害について過去ニュースにもなっており、厚生労働省から注意喚起まであるくらいだ。
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/higher_det_01.html
ついこの間も、鎌倉などの紫陽花が見頃で盛観であったが、皆の衆も綺麗だからといって食べてはなるまいぞ!
(食べないかw)
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回答:④紫陽花
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(エンディングテーマ)
いつまでも寝ていたい
治るまで寝続けていたい
自分には休む意味があるはずさ
冷めたシートおでこ貼る
魂は抜ける寸前
熱を下げる薬はあるのかい?
誰も看病してくれないこんな世の中じゃ POISON
拙者は拙者を騙すことなく生きて行く OH OH
まっすぐみつめる天井から
誇りが落ちてくる
換気することも必要なのさ
でーでれでー・・・
またも申し訳ない。。
治ったらアホなことを言ってないで
Great Ninja Takamaru (GNT)
を目指すために頑張りまする!
伊賀忍法帖
Posted on Friday, Jul 06, 2012 22:56
本日は過去問研究は休憩して、拙者の「ターニン"ジャ"ポイント(※)」を綴りたいのでござる。
※ 忍者に興味を持ったきっかけのことをいう。さっき拙者が造語した(笑)
拙者の高校は、家から電車で1時間ほどかかる場所にござった。
ある日、帰りに電車が30分ほど来なかったため、待っている間に本屋に寄った。
そのとき、何気なく買ってみた書物。
それが、山田風太郎先生の「伊賀忍法帖」でござった。
著:山田風太郎 (イラスト:寺田克也)
山田風太郎らしく、序盤の設定はかなりグロいものとなっているので、良い子のみんなもきっと見ているであろうこのブログではそこには言及しないけど、、、
妻を奪われ復讐に燃える伊賀忍者・笛吹城太郎が、歴然とした力の差のある根来忍者の破壊僧7人を奇襲、陽動など様々な策を講じて倒して行く物語である。
他の書評ではそれほど好評価では取り上げられないが、拙者は忍法帖シリーズでもこの本が一番好きである。
忍法帖シリーズで一番有名な「甲賀忍法帖」や、「柳生忍法帖」は、全て仲間がおり、それはそれで連携プレイなどがおもしろい。
だが、城太郎はたった一人で、しかも一度は負けた絶望的に強すぎる相手を、修行して、工夫して、持てる力と知恵の全てをもってなんとかしてしとめるのだ。
その姿は、忍びの神髄そのものではなかろうか。
なんせ、一人残らず根来衆を倒す、という城太郎の目指す結果があまりに高すぎる。
読むとわかるが、本当に根来衆の強さは絶望的なのだ。
その目指す結果を得るために、城太郎が何をしたのか。
ここが拙者が感銘を受けた部分であるのだ。
もうグロ要素さえ取り除けば、少年ジャンプで連載できるくらい、努力や創意工夫の大切さを学べる作品であろう。
この城太郎のかっこよさに惹かれ、そこからどんどんと忍者にハマって行った。
忍法帖シリーズも全部読みあさったが、やはりこれが一番であった。
よく拙者が忍者が好きであることを一般の民に伝えると、どこがいいのか?と聞かれる。
一般の民に忍びについて深く語ることは好きではないので、そんなときは笑ってごまかすのだが、拙者が忍者を好きな所以は、やはり・・・
「何が何でも任務や所望をやり抜き通すところ」
これに尽きる。
(他にもあるけど)
プロセスは問わない。暗殺だってする。
とにかく結果主義。
なんてシンプルで真っすぐな生き方であろう。
侍は武士道があるため、そうは行かない。いろんなしがらみがあるのだ。
だが忍者は結果さえ出せば良く、そのためなら何でもするし、障壁があればそれを回避または破ってでも達成する。
そんな生き方に惚れたのである。
それに気づかせてくれたのが、この伊賀忍法帖であった。
まだ読まれていない者で、グロテスクな描写もOKな者は、是非読むべし!
さぁ、質問です。
あなたのターニンジャポイントはなんでござるか?
※ 忍者に興味を持ったきっかけのことをいう。さっき拙者が造語した(笑)
拙者の高校は、家から電車で1時間ほどかかる場所にござった。
ある日、帰りに電車が30分ほど来なかったため、待っている間に本屋に寄った。
そのとき、何気なく買ってみた書物。
それが、山田風太郎先生の「伊賀忍法帖」でござった。
著:山田風太郎 (イラスト:寺田克也)
山田風太郎らしく、序盤の設定はかなりグロいものとなっているので、良い子のみんなもきっと見ているであろうこのブログではそこには言及しないけど、、、
妻を奪われ復讐に燃える伊賀忍者・笛吹城太郎が、歴然とした力の差のある根来忍者の破壊僧7人を奇襲、陽動など様々な策を講じて倒して行く物語である。
他の書評ではそれほど好評価では取り上げられないが、拙者は忍法帖シリーズでもこの本が一番好きである。
忍法帖シリーズで一番有名な「甲賀忍法帖」や、「柳生忍法帖」は、全て仲間がおり、それはそれで連携プレイなどがおもしろい。
だが、城太郎はたった一人で、しかも一度は負けた絶望的に強すぎる相手を、修行して、工夫して、持てる力と知恵の全てをもってなんとかしてしとめるのだ。
その姿は、忍びの神髄そのものではなかろうか。
なんせ、一人残らず根来衆を倒す、という城太郎の目指す結果があまりに高すぎる。
読むとわかるが、本当に根来衆の強さは絶望的なのだ。
その目指す結果を得るために、城太郎が何をしたのか。
ここが拙者が感銘を受けた部分であるのだ。
もうグロ要素さえ取り除けば、少年ジャンプで連載できるくらい、努力や創意工夫の大切さを学べる作品であろう。
この城太郎のかっこよさに惹かれ、そこからどんどんと忍者にハマって行った。
忍法帖シリーズも全部読みあさったが、やはりこれが一番であった。
よく拙者が忍者が好きであることを一般の民に伝えると、どこがいいのか?と聞かれる。
一般の民に忍びについて深く語ることは好きではないので、そんなときは笑ってごまかすのだが、拙者が忍者を好きな所以は、やはり・・・
「何が何でも任務や所望をやり抜き通すところ」
これに尽きる。
(他にもあるけど)
プロセスは問わない。暗殺だってする。
とにかく結果主義。
なんてシンプルで真っすぐな生き方であろう。
侍は武士道があるため、そうは行かない。いろんなしがらみがあるのだ。
だが忍者は結果さえ出せば良く、そのためなら何でもするし、障壁があればそれを回避または破ってでも達成する。
そんな生き方に惚れたのである。
それに気づかせてくれたのが、この伊賀忍法帖であった。
まだ読まれていない者で、グロテスクな描写もOKな者は、是非読むべし!
さぁ、質問です。
あなたのターニンジャポイントはなんでござるか?