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神になった忍者 〜高坂甚内〜

正月三日目になり申す!
昨日のうちに江戸に戻って来た拙者は、今日は浅草に繰り出したでござる。

まずはさっと浅草寺でお参りをすませ、祭り衣装専門店へ。
なぜ祭り衣装専門店かって!?
明後日に控えた武蔵一族の新年会に必要な道具調達のためでござる。
昨年の末に、ひょんと結成が決まり加入することになってしまった、和楽器を使った芸忍ユニット「猿流会」の出し物があるのだ。
まさか自分が楽器や踊りをやることになるとは・・・

そこで必要となるあるモノを購入。
まだ武蔵一族のメンバーにも何をやるかは秘密なので、何を買ったかも秘密でやんす!

また次の出し物でくのいち勢の「巫女舞」の伴奏として、雅楽や神楽に使われる「龍笛」を吹くことになっていた。
が、ちょうど去年の12月に笛の先生から習ったとき、
「普通はちゃんと吹けるまで、毎日練習して半年はかかります」
と言われていたのでござる。。

最初は一切音も出なかったが、練習していると指も動き、高い音なら結構出るようになってきた。
でも低い音は出ないケースが多すぎて、どう考えても明後日の出し物には間に合わぬ!
ということで、音源は音声ファイルから、、、ということで電気屋さんでスピーカーを買うてきました。
ちょうど家にもスピーカーなかったし、ちょうどええかもね。
当日は地味に太鼓をやらせていただきまする。


と、前フリが長くなってしまったが、メインはその後、少し前からどうしても言ってみたかった場所に行って参った!!

【そう、甚内神社でござる!!】


え?
なにココ??

忍者ファンなら一度は訪れてみたいスポットでござるよ。
今まで甲賀忍者検定には出ていなかったようだが、東京忍者検定ができたら確実に出るぞよ!!

なんとこの神社、祀られているのは「高坂甚内」という武田勝頼に仕えた忍者なのである。


時は遡り戦国時代。

甲斐の虎・武田信玄は、武田家の中で「三ツ者」と呼ばれる忍び集団を雇っていた。
ちなみに信玄が抱えていた忍び集団は、このタヂカラ軍団の三ツ者と、くのいち歩き巫女集団の「梓衆」がありまする。

信玄亡き後、武田家の家督を継いだ勝頼に仕えた忍者が高坂甚内でござった。(まだ幼齢のはずだが。。)
高坂甚内は武田二十四将の一人、高坂昌信の一族を自称していたようだ。
この勝頼の時代には、忍者集団の働きも低迷してしまっていたようで、三ツ者と呼ばれた時代に比べると目立った働きはなかったらしい。
そして、武田家が織田信長との長篠の戦いを皮切りに一気に力を失い、滅亡すると、高坂甚内は祖父に連れられて諸国を行脚することとなった。
その途中、宮本武蔵に見いだされて剣を学び、奥義を究めた!とされているが本当かよ。。。。

その後何があったかわからぬが、ちょうど徳川家康が江戸に幕府を開き、江戸のまちづくりを推進しているところで高坂甚内は盗賊行為を働くようになった。
おそらく忍者の働き口がなくなったための苦渋の決断だろう。

時を同じくして、同じように滅亡した北条家のお抱え忍び・風魔小太郎率いる風魔衆も江戸にて賊を働くようになる。
このため、高坂と風魔の縄張り争いが勃発した。
高坂甚内と風魔小太郎が創作などでライバルとして取り扱われるのは、武田vs北条以外にもこのような背景が絡んでいたからだろう。

ついにこれら賊の悪事にこらえきれぬ幕府側は、連絡をくれた者の過去の罪は一切問わないことを条件として賊に懸賞金をかけた。
高坂甚内は、自分のやったことを棚に上げてすべて風魔衆に罪をなすりつけ、幕府側に風魔衆の棲み家を案内し、小太郎を含むあらゆる風魔衆を捕縛させたのであった。
これによって、風魔衆は江戸の町から消え去ったため、江戸における盗賊は高坂甚内の独壇場になり、高坂甚内はまたも江戸で賊行為をやりたい放題。

そんな中、賊仲間であった「鳶沢甚内」という者に裏切られ、高坂甚内は幕府に追われることとなる。
なんと、この鳶沢甚内は、元風魔衆の一味であったのだ。
間者にござる。

ちょうどそのとき、高坂甚内は瘧(おこり。マラリアのこと)を煩っており、コレが元で逃げることができず捕まってしまった。
高坂甚内は、市中引き回しの上、隅田川の分流として流れていた鳥越川にかかる橋を渡って、今の浅草にある「鳥越」という刑場にひっぱっていかれた。
この刑場にて処刑される際、高坂甚内はこう言ったという。

「ワシが捕まったのは瘧にかかったからじゃ。
 ワシが死んだ後、ワシを祀るがよい。
 瘧のある者はワシのところへ来ればきっと治してやろうぞ!」

こうして高坂甚内は露と消え、その遺言どおり祀られることとなり、民衆の信仰を集めたのでござった。

このことから、処刑のために高坂甚内が渡った橋を「甚内橋」といい、その後祀られた神社を「甚内神社」という。
今でも浅草橋三丁目には甚内神社がひっそりと、陣内橋跡の石碑がほっそりと佇んでいるのである。

【布団屋さんの橋にひっそりとある甚内橋跡】



【マラリアに効くとされる甚内神社】



【甚内神社の場所はココ!】


正月三ヶ日に参ったにもかかわらず、やはり誰もいなかった。
どうやら元旦には餅がもらえたらしいが。。

忍者がその忍術を盗みに使うと、もはやそれは忍者ではないと言われているのでござる。
だが、次第に活躍の場を無くした忍び達がその技術を活かせる先はきっと少なく、盗賊となってしまうのも仕方ない気はするなぁ。
石川五右衛門をはじめとして、忍者から盗賊に墜ちるケースは多いが、意外と後世になって人気が出ているのも不思議でござる。

盗賊だったし高坂甚内は完全に悪党だったんだろうけど、神になってしまう八百万の精神は、おそらく日本独特なものであろう。
こんな日本が好きでござるw

拙者も死んだら誰か神にしてくれないだろうか。
拙者の最近の悩みであるM字型ハゲにご利益のある神社、嵩丸大明神なんていかがだろうか。
きっとM字から0字にしてくれようぞ!!



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印旛沼放浪記 〜あけましておめでとうございます〜

皆の衆、あけましておめでとうございまする!
去年の年末はほとんど更新していませんでしたが、今年もゆる〜く参る所存にございますので、どうぞ本年もごひいきにお頼み申す!

さて、無事に2013年を迎えることができましたな。
もう平成になって四半世紀経ったということで。。。早いものでござる。
皆の衆はどのように年を越したのであろうかの?

拙者は毎年、実家に帰っておりまする。
拙者の故郷は、千葉県の成田付近の小さな町。
何もない、ど田舎な土地でござるよ。

そして元旦には、拙者の中で勝手に決めている恒例行事を行っている。
その名も「新年駆け詣」!!
全国的にも有名な成田山新勝寺へ、片道10kmを走って初詣に行くという、新年から修行も兼ねるものでござる。
参拝客がいっぱいいる中、いつも一人で汗だくになりながらおみくじを引いておりまするw

けど、今年はちょっと趣向を変え、初詣は明日か明後日行くことにいたした。

ちょうど去年、武蔵一族において後半に立ち上がった企画「菱の実プロジェクト」の中で、「印旛沼」が菱の生息地であるという情報を思い出したからだ。

実行委員長のブログ「菱の実プロジェクト関連エントリー
千姫のブログ「琵琶湖での菱の実捜索!

印旛沼は家から3kmくらい。
もしかしたら琵琶湖みたいに菱もあるかもしれぬ。。。

ということで、今年の「駆け詣」は諦め、来たるべき菱の実PJの実地調査に備えて、「印旛沼を一周して菱あるっぽいところを探す事前抜け駆け調査」に相成ったのでござる!

【印旛沼】


ひろーい。
だが何かこう哀愁の漂う景観でござる。

小さい頃には何度か見たが、やはり大人になってから見ると感じ方も違ってくるな。
冬の印旛沼はいとをかし。
この物悲しさは、新年を迎え、今年一年の期待と不安を同居させている拙者のセンチメンタルな心にぴったり。
いろんな種類(多分20種類以上いた)の鳥たちが水面を泳ぎ、空を飛び回る風景は、まるで国語の教科書で同じみ「大造じいさんとガン」の舞台ようでござった。
誰か火縄銃を貸してくれい。

そんな趣を感じながら沼沿いを右回りに回っていたが、なかなか沼のそばまで行ける足場がないことに気付いた。
沼を囲む堤防の上がジョギング・サイクリングコースになっているのだが、堤防のすぐ下が沼であるため、なかなか下に降りていけないのである。

半分くらい来たところで水門がある地点にやってくると、やっと足場を見つけた。
小さな船などもつないであるようだ。



試しに降りてみて、菱を探してはみたものの、やはりもうなかった。
菱の実PJ実行委員長も、印旛沼の管理団体に聞いてみたときに、菱は他の植物に害でしかないので毎年取り除いている、ようなことを言ってたしな〜。
仕方あるまい。

そんなこんなで足場のある場所でちょっと休憩していると、、、
少し向こう側のボートに、大きくて白い物体が視界に入った。

・・・?

おそるおそる近づいてみると・・・

!!!!!!

でっかい鳥だ!!!!
1mは優に越えているぞ!!

【怪鳥に遭遇!!】



本当に小学生の子供くらいの大きさがあった。
拙者はこいつの名を、印旛の怪鳥「インバード」と名付けることにした。

拙者のことをまっすぐ見つめてくるインバード。
拙者も負けじとにらみ返す。

・・・

どれくらいの時が経っただろう。
なかなか目を離さないインバード。
拙者はまだジョギングの途中であり、Nike+のタイムカウントも刻々と時間を進めているため、拙者は後ろ髪を引かれる思いでその場を駈け去った。
インバードとのにらめっこ勝負に負けた形となってしまったのは悔やまれる。
元気でいろよ、インバード。

※帰って調べたら「モモイロペリカン」という鳥のようで、印旛沼の人気者らしい。知らなかったーw


その後も数ある足場に降りてはみたが、菱の気配は全く感じられなかった。
ここでも拙者の惨敗だ。。
ヒシミンの引きつった嘲るような笑い声が聞こえたような気がしたっす。。

結局北印旛沼を一周し、トータルで17kmくらいだったのでヘトヘトになり申したのだが、菱はなかったし、なかなか採取するための足場が存在する部分が少ないな、というのが結論でござった。
今年の秋頃にきっと行う実地での菱採取ポイントは絞られてくるであろう。
管理団体の方にしっかりとポイントは聞かねばならなそうでござる。

そんなこんなで全く面白みもないが、今年は菱以外にもやるべき忍者活動が多そうでござる。
忍者研究も早々に再開をせねばなるまい。

ということで、今年もよろしゅうお願いいたします〜!!

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歴史は繰り返す! 〜甲賀青山町〜

昨日、どうやらすごいことが起こった模様でござる!
その「すごいこと」の前に、伏線としてちょろっと忍者検定解説。

第5回忍者検定 中級の部 第21問(配点1点)
============================================
江戸の甲賀百人組の者たちは、青山の辺りに居住した。
この地域は江戸城から見ておよそどの方向にあたるか。

①東
②西
③南
④北
============================================

都心に住んでいる者にとってはめっちゃラッキー問題!
江戸城は今の皇居がある場所に位置しているのは周知の事実で、青山は言わずと知れた渋谷の隣のおしゃれストリート。
簡単に答えを出すことができよう。

=========================
回答:②西
=========================

以前のエントリ「刮目せよ!甲賀組の活躍」で少しだけ触れたが、甲賀百人組とは、山岡道阿弥が徳川幕府から授けられた甲賀忍者の集団。

この甲賀百人組は、江戸に呼び寄せられ、今の千駄ヶ谷駅の辺りに屋敷を構えることになる。
甲賀忍者達はその付近にあった江戸城の大手門を警備していた。
射撃場などもあり、鉄砲の訓練に勤しんでいたことが伺えよう。
当時はその土地を「青山甲賀町」と呼んだ。
この青山甲賀町に、忍者達が集結していたのでござる。

堺正人主演で映画にもなった「武士の家計簿」の著者で、古文書を読みあさる「モノホン」の歴史研究家・磯田道史先生は、その著書「歴史の愉しみ方」において、当時の正確な「青山甲賀町」の位置を割り出していた。

そこは、プロ野球チーム・ヤクルトスワローズの本拠地「神宮球場」であったようだ。

そしてなんと、昨日、その旧青山甲賀町のあった神宮球場には、、、
何かに引き寄せられるかのように、大命を帯びた忍者達が集結していたのでござる!!


時は12月3日に遡るが、、、
ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」が、突如フリーエージェント宣言!
前例のない宣言に、球界はざわめき立ったのでござる。

ヤクルトスワローズ公式サイト/つば九郎FA宣言

つば九郎獲得に執念を燃やす各業界。

その中に・・・

なんと「九州忍者保存協会」が!

忍者ドラゴン・ジョーさんの公式ブログ/つば九郎にオファーの記事


そして12月10日(月)は契約交渉当日。
交渉の様子はいろんなメディアで取り上げられているっ!

スポーツナビ
デイリースポーツ
スポニチ

交渉に参加している九忍会の剣源蔵頭目、忍者アドバイザー・ドラゴンジョーさん、唄う忍者・ぶどう忍さんなど、忍者界では名を馳せた面々が揃う。
その中に我が武蔵一族の千姫も乱入している。

前日まで一緒に巫女舞を練習していたのに・・・・w
しかし、つば九郎に「くのいちはたいぷ」と言わしめたのはさすがでござる!

結局つば九郎の回答は保留となった。
この後数十社が控えているようだが、美人時計は危険だな。。。


江戸時代に忍者が集まった地に、350年の時を経て、またも忍者が参集した。
きっとその日集まった現代の忍者達は、その昔、甲賀百人組が火縄銃を撃ち込んだように、つば九郎のハートも射抜いたであろう。
なんとしてもつば九郎を獲得してもらいたいものでござる!

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忍小説といえばやっぱコレ! 〜梟の城〜

先週くらいから読んでいた司馬遼太郎作品「梟の城」、先ほど読み終わり申した。
すっげー今更感っ!!w
映画は見たことがあるのだが活字は読んだことなかったのでござる。

【梟の城(司馬遼太郎)】



今まで何冊かの忍者小説は読んで来たが、この作品は、忍者小説の中でも群を抜いて深く忍者に対する研究や考察がなされていたと感じた。
伊賀忍者、甲賀忍者の歴史から生態から、拙者が研究したものもあれば知らないことも出てくる。
さすが司馬先生でおわす。

他の忍者小説って、とりあえずバシバシ手裏剣投げるわ、奇想天外な忍術は出てくるわでファンタジーチックなものが多いのだが、この司馬作品では手裏剣も一回しか出てこないし、人並みはずれた忍術もない。
そういうエンターテインメントではなくて、忍びという職業、いや、忍びという生物がどのような生き様で生きているのか、非常に深く魅力的に描かれていた。
武士と対比もあったが、はっきり言って下請企業の生き方を沿っているようなイメージすら覚えたでござる。

拙者も
「なぜ忍者が好きなんだっけ?」
というのを深く考えてしまったでござるよ。

仮に戦国時代に生まれていたら、忍者として生きたいと願ったであろうか。
誰に褒められるでもなく、与えられた任務だけを確実にこなす。
それが盗みや殺人など胸くそ悪い仕事であっても。

忍者ってそうだったんだよ、って言うのは簡単だが、自分が仮にそのような境遇に立ったとき、年老いるまでその因果に耐えられるのであろうか。。
そんな深い思案をしてしまう作品でござった。
そういった意味では、拙者は重蔵のライバル、風間五平にこそ共感を覚えたな。

結局考えた結果、おそらく自分だったら忍者という道は選ばないだろうという結論に至った。
明らかに人間の限界に近づいた所業をやり遂げる仕事だし、相当な覚悟と使命と訓練が必要である。
おそらく自分には無理であろう。

でもだからこそ、憧れ、惹かれるものがあるんだと思う。
地位とか名誉とか名声とか報酬とかそう言うのを抜きにして、ただ自分が修練してやってきたことのみを信じて、その力を頼りに、人が欲することをやってのける。
これこそ、徳のある生き方ではないのか、と考えてしまうのである。
拙者もそのように生きたい。
名誉とか欲しちゃうけど、誰も知らないところで動いて、結果として誰かのためになるような働きをしたいでござる。

忍者を志す者としては、絶対に読んでおこう!!!
ってかこんなベストセラー、別に忍者好きじゃなくてもだいたい読んでるかw

今大量に忍者関連本を積んであるので、コレから書評もぼちぼちアップしまする!


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暗黒の世界を救って来た 〜カラオケDAM〜

最近仕事が忙しかったが少し落ち着いて来たので、今日は暇(いとま)をいただいており申した。

せっかくの平日休み。
仕事から離れて、今日は平日しかできないことをしようと考え、ず〜っと前からやってみたかった一人カラオケ「ヒトカラ」に行ったのでござる!
カラオケはみんなではよく行くが、一人で行ったことはない。
一人ならば他人に気を使わず、自分の好きな曲を思う存分唄えるのでござる!!!

みんなで行くと自分が好きなアーティストのマイナーな曲とかは歌えないので、拙者はいつも当たり障りのない選曲をしておった。
最近は「flumpool」という4人組のバンドにはまっているのだが、多分「君へ届け」くらいしかおそらく有名じゃない。
みんなで行くとそれしか唄ったことなかったが、他の曲をもっと唄いたかったのだ。
ちなみにこのバンドのボーカルは、我が一族の忍び、隠在若に似てる(と拙者だけ思っている)。

受付ではちょびっと恥ずかしかったが、平日だから店も空いていた。
何の障りもなく入室!
気兼ねなくドシドシ曲を入れられるので、楽しかった〜。

だがしばらくすると、ちょっと飽きてきたのでござる。
少し趣向を変えてみようと、
「そうだ!採点をやってみよう!」
もうほんと中学時代ぶりぐらいに採点機能を使った。
大人になると使わなくなるからねぇ。

最近の採点機能はすごい。
全国ランキングから、オーディション形式採点(ダメだと途中で演奏停止)、美川憲一採点なるものまでござるw

その中で、1つ目を見張ったものがあった。
「YOUR STORY」という採点ゲームで、曲に合わせてストーリー仕立ての映像が流れるのだが、なんと自分の唄い方によってストーリーが変わるというものでござる!
これは面白うございましょうぞ!

ということでストーリーを選択。
10種類以上あるようだが、、各タイトルを見て行くと。。。


・・・!
下から2つ目!!
忍者やて!!

ぐむむ、、、やはり忍びとしての性か、迷わずこれをタッチ!



【邪悪な気配が世の中を浸食する・・・】


【立ち上がる一人の忍者!】


【その名も忍者カンゾー!】


【ま、、、任せろぃ!】


【さ、頑張って唄いまする!】


まずはやはり、最近ハマってるflumpoolの「君に届け」じゃ!

【森の中、ひっそりとたたずむ屋敷あり】


【瞑想をするカンゾーさん】


【すると、仲間の忍者が!】


【力尽きてしまった・・・】


【託された巻物には、解決の鍵が】


【城じゃな…いざ参る!】



熱唱しながらなので、ブレブレになっていることがあるが堪忍でござる。。。

◆1stステージ
【梁の上のようだ・・・】


【下から槍が!!】


【ここでDEAD or ALIVE!】


さぁ、どっちだ。。。



【!!!】


【ダメやった。。】


こんな感じで、途中途中の採点結果に応じて何ステージかをクリアしていかねばならぬようでござる。
音は外してないはずなのに。。。厳しいでござる。。

◆2ndステージ

【狭い通路を歩く】


【なんか出てきた!】


【またもDEAD or ALIVE!】


【手裏剣で応戦】


【手裏剣が光り始めた!】


【落ち武者撃破!!!】


【やりぃ!】


なんとか攻略成功でござる!

◆3rdステージ

【巨大ムカデ出現!】


【カンゾーがんばれ!】※ここから「DEAD or ALIVE」省略します


【光線!?】


【ぐぁ!】


【あかんかったか。。。】


やば、、、むずいぞこれ。。。

◆4thステージ

【池を渡る!】


【あとちょっと!】


【渡りきったカンゾーのドヤ顔w】


【っしゃー!!】


曲の盛り上がりとともに、映像も盛り上がっておりまする。

◆5thステージ

【銅像がぁ〜!】


【な、何をする気だ。。。】


【まさかのチクビーーーム!!ww】


【とりあえず受けるが・・・】


【ダメだーーー!!】


くぅ。。2勝3敗。。。

【城内に向かうカンゾー】


【ここで曲が終了】



あとはエンディングを待つのみ!

【とある部屋に降り立ったぞ】


【これが妖気玉!!奪う!!】


【が、鎧武者が立ちはだかった!】


【いざ、勝負!】


【やったか!?】


【効いてない!蹴られた!】


【斬られた!!】


【ぐはっ。。。】


【逃げる!!】




はぁ、、、ダメだったようでござるな。。


この後、30分ほどいろんな曲を歌った。
ステージの順番はランダムで、上記以外にも他のパターンのステージがもっといっぱい出て来て楽しかったのだが。。。
一向にクリアできぬ。。。自分、歌が下手なのか。。。

こうなったら、大学のときに一度だけバンドのボーカルとしてステージで唄わせていただいた、GLAYの「SOUL LOVE」を入れるしかない!!
GLAYは昔から大好きだったし、この曲は大学生のときはトップ3くらいに得意な曲なので自信があったでござる。

「トキメキ」とか言うので忍者映像と全くマッチしないが、つべこべ言ってられへん!

【つ、次こそは。。。】


【先ほど負けたムカデも・・・】


【撃破!】



この後、ちゃくちゃくと各ステージをクリアしていくカンゾー。

が、途中で・・・

【ぞ、ゾンビ〜!?】


【食べられる〜〜〜〜!!!】


【無念。。。】


結局、全部は攻略ができなかった。。
シビアだぜ、第一興商さんよぉ。

だが、結構いい線いったからか、エンディングが初めて少し変わった!

【ふはは…追いつめた!】


【あれ?消えた。。】


【完全クリアじゃないようだ】



う〜ん。。。
どうしたらクリアできるだろうか。。
YOUR STORYを始めてから、既に1時間が経過していた。
ハッピーエンディングがどうしても見てみたい。。


ここで拙者は思いつき申した。

最近、これまでで一番よく聞いているアーティストの歌を唄うしかない。
より耳で聞いている音楽こそ、一番音程がとれるはずでござる。
その中で、特にゆっくりで音程のとりやすい歌が高得点につながるはず。

iPhoneのiPodアプリを開き、一番再生会数が多いアーティストを調べてみる。
上位25位までの曲が出てくるのでござるが。。。
その中で24曲がなんと
「少女時代」
の歌でござった。。

いや、ヒかないでいただきたい!
決してアイドルオタクではないぞ!
美脚は好きだけど!
綺麗なおねーさんタイプはスキだけど!!

ってか最近はそうでもないが、一時期相当ハマってしまっておりもうしたw
そう、少女時代だけは格別なのでござる。

だが、、、
1人でカラオケ来ているだけでも恥ずかしいのに、隣の部屋にK-POPの伴奏が聞こえてしまったりしたら耐えきれぬ。
同じフロアの人や店員が、ドアのガラスから中を覗かれた時を想像するともう、目も充てられん。

しかし、こうなったらなりふり構っていられない。

この邪悪な気が蔓延した日本を、カンゾーとともに救わなくてはならぬのだから!

拙者は壮大な使命感をもって、少女時代の「Let It Rain」という曲を転送した。
もはやシングル曲でもない、誰も知らないような曲をエントリーしておりますw

【さぁ、どうか】



【気持ち悪い裏声で、次々と攻略!!】




まさかの、全ステージ攻略w
やはり「好きこそモノの上手あれ」とは良く言ったものでござるなw

だが、総合評価かもしれんので、エンディングも気が抜けぬ。

【出たな、鎧武者】


【まさに死闘!】


【ハァァァ・・・】


【斬!】


【確かな手応え】


倒した!
倒したでござるよ!!

【これが…】


【邪気玉っ!】


【まばゆい光が!!】


【どうやら・・・】


【拙者とカンゾーの戦いは終ったようだ】


ふう。。。
喉がつぶれるほど唄ってやったでござる。

だが辛いときほど、それを乗り越えたときの喜びもひとしお。
拙者とカンゾー、そして少女時代がこの世界を救ったのでござる。

皆の衆、今宵は安心して寝られたし。

P.S. Club DAMの「YOUR STORY」、他にもいろいろあるので、ぜひ皆もやってみるでござる!

詳細はこちら

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